柔らかい食感を好む愛犬のために開発されたセミモイストタイプのグランデリ。ドライフードが苦手な子や、シニア[5]で硬い粒が食べにくくなった子の飼い主さんから選ばれています。乳酸菌配合で腸内環境[4]にも配慮した国産フードですが、セミモイスト特有の注意点もあります。成分値と原材料の特徴を客観的に分析します。
グランデリは「食いつきを重視したい」という飼い主さんにおすすめのフードです。ただし、合成着色料・保存料などを含むため、添加物が気になる場合であれば、違うタイプのフードが合う可能性があります。
グランデリのプロフィール
| 商品名 | グランデリ |
|---|---|
| 価格 | 4,160円(税込)〜 |
| 内容量 | 5,400g |
| 原産国 | 日本 |
| 対象年齢 | 成犬向け |
| タイプ | セミモイスト |
| カロリー | 355kcal/100g |
| 主原料 | 穀類(トウモロコシ、パン粉、小麦粉) |
グランデリは、ユニ・チャームが製造するセミモイストタイプのドッグフードです。乳酸菌を配合し、しっとりとした食感が特徴です。
製造元のユニ・チャームは、日本を代表するペット用品メーカーで、多くのペットフードブランドを展開しています。
グランデリに何が入っている?原材料を分析
主原料の穀類を確認
グランデリの原材料リストを確認すると、第一原料は穀類(トウモロコシ、パン粉、小麦粉)です。このフードは穀類をメインとした設計になっています。
動物性タンパク源としては、肉類(チキン、ビーフ等)などが使用されていますが、主原料ではありません。
炭水化物源としては、トウモロコシ、パン粉、小麦粉などの穀類が主に使用されています。
原材料一覧
穀類(トウモロコシ、パン粉、小麦粉)、肉類(チキンミール、チキンエキス、チキン、ビーフ、ポークミール、ビーフミール、ササミパウダー)、豆類(大豆、大豆タンパク、脱脂大豆、大豆エキス、大豆パウダー)、動物性油脂、野菜類(ビートパルプ、ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)、ブドウ糖果糖液糖、乾燥小魚、チーズパウダー、セルロースパウダー、ビール酵母、グリセリン、プロピレングリコール、ミネラル類(カルシウム、塩素、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、ナトリウム、リン、セレン、亜鉛)、ソルビトール、保存料(ソルビン酸K)、調味料、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、コリン、パントテン酸、葉酸)、乳化剤、着色料(二酸化チタン、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、pH調整剤、増粘安定剤(アルギン酸エステル)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス、エリソルビン酸Na)
見逃せない原材料ポイント
グランデリに使われている原材料を確認していきましょう。
乳酸菌
腸内環境の健康維持をサポートするプロバイオティクスとして配合されています。
セミモイスト製法
しっとりとした食感のセミモイストタイプで、ドライフードが苦手なわんこにも食べやすい設計です。
グランデリの添加物方針
添加物については、以下の通りです。
| 項目 | 状況 | 詳細 |
|---|---|---|
| 着色料 | 使用(合成) | 赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号、二酸化チタン |
| 保存料 | 使用(合成) | ソルビン酸K |
| 甘味料 | 使用 | ソルビトール、ブドウ糖果糖液糖 |
| 保湿剤 | 使用 | プロピレングリコール、グリセリン |
| 酸化防止剤 | 天然+合成 | ミックストコフェロール、エリソルビン酸Na |
注意が必要な添加物について
グランデリには、以下の懸念される添加物が含まれています。
- 合成着色料(赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号、二酸化チタン):犬にとって着色料は必要なく、見た目を良くするための添加物です
- 保存料(ソルビン酸K):合成の保存料が使用されています
- 甘味料(ソルビトール、ブドウ糖果糖液糖):嗜好性を高めるための甘味料が使用されています
- 保湿剤(プロピレングリコール、グリセリン):セミモイストの食感を維持するために使用されています
- 合成酸化防止剤(エリソルビン酸Na):天然酸化防止剤と併用されています
これらの添加物が気になる場合は、無添加・天然添加物のみのフードを検討するとよいでしょう。
数値で見るグランデリの栄養設計
成分データ一覧
タンパク質について
タンパク質は21%で、標準的な設計です。ただし、主原料が穀類であるため、動物性タンパク質[6]の割合は限られています。
脂質・カロリーについて
脂質は10%とやや低め、カロリーは100gあたり355kcalです。標準的なカロリー設計です。
炭水化物について
炭水化物は43%でやや高めの設計です。主原料が穀類のため、炭水化物の割合が高くなっています。
成分から見た総合判定
タンパク質21%と標準的で、脂質が控えめなのでお腹の弱い子にも配慮しています。
腸内の善玉菌の栄養源となる成分を配合しています。
グランデリが評価される理由
グランデリが他のフードと異なる3点を整理しました。
| セミモイストタイプで食べやすい | しっとりとした食感のセミモイストタイプで、ドライフードが苦手なわんこや、噛む力が弱いわんこにも食べやすい設計です。 |
|---|---|
| お腹の健康が気になる子に | 腸内環境の健康維持をサポートする乳酸菌を配合しています。 |
| 大容量でコストパフォーマンスが良い | 5,400gの大容量パッケージで4,160円〜という価格帯。コストパフォーマンスに優れています。 |
グランデリと相性のいい犬
グランデリは、次のような愛犬に特に向いています。
| ドライフードが苦手なわんこ | セミモイストタイプのしっとりとした食感で、ドライフードが苦手なわんこに食べやすい設計です。 |
|---|---|
| コストパフォーマンスを重視するご家庭 | 大容量5,400gで手頃な価格帯。コストを重視する場合に適しています。 |
| 噛む力が弱いわんこ | セミモイストの柔らかい食感は、噛む力が弱くなったわんこにも食べやすい設計です。 |
グランデリを避けたほうがいい場合
注意しておきたいポイントも確認しておきましょう。
| 穀物にアレルギーがあるわんこ | 主原料がトウモロコシ、パン粉、小麦粉などの穀類であるため、穀物アレルギーがあるわんこには向いていません。グレインフリーフードを検討してください。 |
|---|---|
| 小麦アレルギーがあるわんこ | 小麦粉が含まれているため、小麦アレルギーがあるわんこには向いていません。 |
| しっかりタンパク質を摂らせたい方に | タンパク質21%と標準的で、主原料が穀類のため、高タンパク・肉メインのフードを求める場合であれば、違うタイプのフードが合う可能性があります。 |
| 低炭水化物フードを求めるわんこ | 炭水化物43%とやや高めの設計のため、低炭水化物フードを求める場合であれば、違うタイプのフードが合う可能性があります。 |
グランデリを使った人の声
グランデリの使用者レビューをピックアップしました。
飼い主さんの声
食いつきが良い
グランデリと似たフードを比較
グランデリと特徴が近いフードを並べて比較します。
| 商品名 | タンパク質 | 脂質 | カロリー | 価格/100g | 特徴 |
|---|
類似商品: 和の究み 小粒 1歳から, メディコートアレルゲンカット 魚&えんどう豆たんぱく, プロフェッショナル・バランス 1歳から
2商品を選んで詳細比較
比較ページで見る →グランデリのよくある疑問
グランデリについて気になるポイントをQ&A形式で解説します。
Q1. セミモイストタイプの保存方法は?
開封後は密閉して涼しい場所で保管し、なるべく早めに使い切ることをおすすめします。セミモイストタイプは水分を含むため、ドライフードより傷みやすいです。
Q2. 添加物は安全ですか?
日本のペットフード安全法の基準に従って製造されていますが、合成着色料・保存料・甘味料・保湿剤が含まれているため、気になる場合は無添加フードを検討することをおすすめします。
グランデリのまとめ
グランデリは、セミモイストタイプを重視した設計のフードです。
- 「ドライフードが苦手な子に」という方
- 「コストパフォーマンスを重視したい」という方
ただし、合成着色料(赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号、二酸化チタン)、保存料(ソルビン酸K)、甘味料(ソルビトール、ブドウ糖果糖液糖)、保湿剤(プロピレングリコール、グリセリン)が含まれているため、添加物が気になる場合は他のフードを検討することをおすすめします。
穀物・小麦アレルギーがあるわんこ、高タンパク・低炭水化物フードを求めるわんこであれば、違うタイプのフードが合う可能性があります。
グランデリは、ドライフードを食べたがらない子やシニア犬の食事として、セミモイスト特有の柔らかい食感が大きな利点になるフードです。嗜好性が高いため食いつき改善が期待できますが、セミモイストタイプは開封後の劣化が早いため、保存管理には十分注意してください。個包装を活用し、開封したら早めに使い切ることで鮮度を保てます。
参考文献を表示(全6件)
- ユニ・チャーム公式サイト
- 農林水産省「ペットフード安全法」
- ペットフード公正取引協議会「公正競争規約」
- Lem KY, et al. “Associations between dietary factors and pancreatitis in dogs.” J Am Vet Med Assoc. 2008;233(9):1425-1431. PubMed
- Freeman LM. “Cachexia and sarcopenia.” J Vet Intern Med. 2012;26(1):3-17. PubMed
- Faber TA, et al. “Protein digestibility evaluations of meat and fish substrates using laboratory, avian, and ileally cannulated dog assays.” J Anim Sci. 2010;88(4):1421-1432. PubMed