鶏肉以外のお肉で、できれば国産のものを。そう考えて鹿肉のフードを探している方もいるのではないでしょうか。
ドッグスタンス 鹿肉ベーシックは、国産の野生鹿肉を第一原料にしたドライフードです。原材料は鹿肉(生)・全粒大麦・牛肉・玄米の順で、メーカーは熱によるタンパク質の変性や油脂の酸化を抑えるために低温調理にこだわっていると説明しています[1]。着色料・香料・保存料は使っていません。脂質は8%以上で200種類以上中32位の少ない側ですが、カロリーは400kcal/100gで20位の高い側です。
⚠️ 総合栄養食の表示はありません
メーカーのよくある質問では、鹿肉ベーシックは「AAFCOの栄養基準には則っておりません」と説明されています[2]。商品ページにも「総合栄養食」の表示はありません。同じよくある質問で総合栄養食とされているドライフードは、鹿肉プロミックス・鹿肉ライト・鹿肉シニア・皮膚ケアフィッシュです。
💡 200種類以上のフードと並べて見た、このフードの位置づけ
- 国産の野生鹿肉が第一原料 - 第3原料に牛肉。鶏肉は使っていない
- 脂質8%以上・400kcal/100g - 脂質は200種類以上中32位で少ない側、カロリーは20位で高い側
- 全粒大麦・玄米・大豆を使う - グレインフリーではない。粒は長さ約8〜30mm・直径約5mmの円柱状
- 総合栄養食の表示なし - メーカーはAAFCOの栄養基準に則っていないと説明
- 1kg 楽天4,180円 - 100gあたり約418円で200種類以上中131位。Amazonの1kgは
📌 推奨対象:鶏肉を使わない国産のフードを探している家庭、着色料・香料・保存料を使わないフードを選びたい方、脂質を控えめにしたい子。
⚠️ 避けたほうがいい子:牛肉・大豆・大麦に反応が出る子、総合栄養食の表示があるフードを主食にしたい家庭、少ない量でも太りやすい子、硬い粒を飲み込みにくいシニア犬。
原材料と添加物をチェック
原材料一覧
主原料:鹿肉(生)、全粒大麦、牛肉
原材料の読み方
鹿肉だけでなく、牛肉も使う
表示の先頭3項目
- 1鹿肉(生)
- 2全粒大麦
- 3牛肉
全原材料を見る
鹿肉(生)/全粒大麦/牛肉/玄米/ココナッツ果皮/大豆/オリーブ油/海藻/牛骨カルシウム/卵殻カルシウム/DL-メチオニン/酸化亜鉛/V.C/V.E/ナイアシン/パントテン酸Ca/V.B1/V.B2/V.B6/V.A/葉酸/V.D/V.B12
主要タンパク源は鹿肉と牛肉。穀物は全粒大麦と玄米で、大豆・ココナッツ果皮・海藻も入ります。着色料・香料・保存料は使っていません。
原材料で見ておきたい3つのポイント
野生鹿肉が先頭、3番目に牛肉
メーカーは、国産の野生鹿肉を中心に栄養をバランスよく配合したと説明しています[1]。3番目の原料は牛肉なので、動物性たんぱく源は鹿と牛の2種類です。鶏肉は使っていませんが、卵殻カルシウム(卵の殻)が入ります。鹿肉そのものの栄養や選び方は「鹿肉ドッグフードの栄養と選び方」にまとめています。
全粒大麦・玄米・大豆
2番目が全粒大麦、4番目が玄米、6番目が大豆です。グレインフリーではなく、穀物と豆でエネルギーを補う配分で、炭水化物は推定47%あります。穀物を避けたい子には向きません。
牛骨カルシウム・卵殻カルシウムとビタミン類
カルシウムは牛骨と卵殻から、ほかにDL-メチオニン、酸化亜鉛、ビタミン類が原材料の後半に加えられています。
添加物の使い方
| 項目 | 状況 | 詳細 |
|---|---|---|
| 着色料 | 不使用 | メーカーが無添加と表示 |
| 香料 | 不使用 | メーカーが無添加と表示 |
| 保存料 | 不使用 | メーカーが無添加と表示 |
| 酸化防止剤 | 記載なし | 原材料表示に「酸化防止剤」の項目はありません |
| 穀物 | 使用 | 全粒大麦・玄米 |
アレルゲン情報
含まれるアレルゲン候補:
アレルゲンリスク: 鹿肉が主原料だが、牛肉・大豆・穀物も含む
アレルギーが心配な方は「食物アレルギー対応の選び方」や「隠れアレルゲン検出ガイド」もご参照ください。
脂質8%以上・400kcal — 脂質は少なく、カロリーは200種類以上中20位の高い側
タンパク質26%以上・脂質8%以上・400kcal/100g。脂質は少なめでも、カロリーは多めという組み合わせです[1]。
数値で見るドッグスタンス 鹿肉ベーシック
| 成分 | 値 | 評価 | 200種類以上中 |
|---|---|---|---|
| タンパク質 | 26%以上 | 標準 | 93位 |
| 脂質 | 8%以上 | 低め | 32位 |
| カロリー | 400kcal | 高め | 20位 |
| 粗繊維 | 4%以下 | 標準 | 77位 |
| 灰分 | 5%以下 | — | — |
| 水分 | 10%以下 | — | — |
| 原産国 | 日本 | — | — |
| 100gあたり | 約418円 | 高め | 131位 |
脂質とカロリーについて
脂質8%以上は200種類以上中32位で、少ない側に入ります。一方でカロリーは400kcal/100gで20位と高めです。脂っこいものを控えたい子には合わせやすいものの、同じ量で摂るエネルギーは多いので、体重が増えやすい子は量を控えめにして体重を見ながら合わせます。
タンパク質について
タンパク質26%以上は200種類以上中93位で、真ん中あたりの水準です。活動量とタンパク質の目安は「犬に高タンパクは必要?活動量別の目安」で比べています。
ドッグスタンス 鹿肉ベーシックの栄養設計まとめ
脂質を抑え、全粒大麦・玄米などの穀物でエネルギーを補った、国産の鹿肉のドライフードです。総合栄養食の表示はないので、主食にするかどうかは「購入前に知っておきたいポイント」も合わせて考えてください。
1日あたり何円?コストシミュレーション
メーカーの給与量計算フォームで、成犬(1〜9歳)・肥満傾向なし・避妊去勢手術ありとして出した量で計算しました[4]。
| 体重 | 1日の給与量 | 1日コスト | 1ヶ月コスト |
|---|---|---|---|
| 2kg(チワワ等) | 約47g | 約196円 | 約5,894円 |
| 4kg(トイプードル等) | 約79g | 約330円 | 約9,907円 |
| 7kg(ミニチュアシュナウザー等) | 約120g | 約502円 | 約15,048円 |
| 10kg(柴犬等) | 約157g | 約656円 | 約19,688円 |
※避妊・去勢手術をしていない成犬は量が多くなり、同じフォームで4kgなら1日89gです。価格は楽天の1kg(4,180円)基準です(2026年9月時点)。Amazonの1kgはです。
体重4kgの成犬なら、1kgはおよそ2週間分です。まず1袋で食いつきと便の状態を確かめてから、続けるかを決めても遅くありません。
鹿肉ベーシックが選ばれる3つの理由
① 鶏肉以外のお肉を探している家庭へ ── 国産の野生鹿肉が第一原料
鶏肉は使わず、国産の野生鹿肉を第一原料にしています。ふだん鶏肉中心のフードを食べてきた子の、次の候補になるお肉です。ただし第3原料に牛肉が入るので、「鹿肉だけ」のフードではありません。
② 余計なものを入れたくない家庭へ ── 着色料・香料・保存料を使わず低温調理
着色料・香料・保存料を使わず、メーカーは低温で作ることでタンパク質の変性や油脂の酸化を抑えていると説明しています[1]。粒の形が長さ約8〜30mmとそろっていないのも、形を整えるための増粘性の添加物を使っていないためだそうです[3]。
③ 脂質を控えめにしたい子へ ── 脂質8%以上は200種類以上中32位
脂質は8%以上で、少ない側に入ります。脂っこいものを控えたい子のフード選びで候補になります。カロリーは400kcal/100gと高めなので、量はメーカーの計算フォームの目安から始めて、体重を見ながら合わせてください。
鶏肉を使わない国産のドライフードを探しているなら、まず1袋で食いつきと便の状態を確かめてみる価値があります。
気になる悩みとの相性
当サイトが原材料と栄養成分から判定した目安です(メーカーの効能表示ではありません)。
| 悩み | 評価 | 根拠 |
|---|---|---|
| 体重管理 | ★★☆ | 脂質8%以上は200種類以上中32位で少ない側。ただしカロリーは400kcal/100gと高めなので、量の管理が前提(体重管理の進め方) |
| 低アレルゲン | ★☆☆ | 主原料は鹿肉。ただし牛肉・大豆・全粒大麦・玄米も使用(食物アレルギーの選び方) |
| 涙やけ対策 | ★★☆ | 主なタンパク源が鹿肉で、着色料・香料・保存料は不使用。ただし牛肉も入り、涙やけは食事だけで決まるものではありません(涙やけとフードの関係) |
| 消化サポート | ★☆☆ | 粗繊維4%以下で標準的。乳酸菌などの生きた菌は入っていません(お腹にやさしいフードの比較) |
| 皮膚・被毛ケア | ☆☆☆ | オメガ3・オメガ6の量は公表されておらず、魚油や亜麻仁も原材料にありません(油脂はオリーブ油)(皮膚・被毛ケアフードの選び方) |
| 食いつきサポート | ☆☆☆ | ドライフードのため嗜好性は標準的 |
| 関節ケア | ☆☆☆ | グルコサミン・コンドロイチンなど関節向けの成分は配合なし |
ドッグスタンス 鹿肉ベーシックは、鶏肉を使わず脂質を抑えた、国産の鹿肉のドライフードです。
こんな犬・飼い主さんに合う
| 鶏肉を使わないフードを探している | 第一原料は国産の野生鹿肉。鶏肉は不使用(牛肉は入る) |
|---|---|
| 着色料・香料・保存料を避けたい | 3つとも使っていません |
| 脂質を控えめにしたい子 | 脂質8%以上で200種類以上中32位の少ない側 |
| 国産のフードを選びたい | 原産国は日本です |
購入前に知っておきたいポイント
次の条件にあてはまる場合は、ほかのフードとも比べてから決めてください。
| 総合栄養食の表示があるフードを主食にしたい | 表示はありません。同じブランドなら鹿肉プロミックスなどに総合栄養食の表示があります |
|---|---|
| 成長期の子犬の主食にしたい | メーカーは全年齢対応としていますが、総合栄養食の表示はありません |
| 牛肉・大豆・大麦に反応が出る子 | 牛肉が第3原料。大豆・全粒大麦・玄米も使っています |
| 体重が増えやすい子 | 脂質は少なめでも、カロリーは400kcal/100gと高め |
| 硬い粒を飲み込みにくいシニア犬 | 円柱状で長さ約8〜30mm。ふやかして与えてもよいとメーカーは案内しています |
| 毎日の費用を抑えたい家庭 | 100gあたり約418円で200種類以上中131位 |
実際に使った飼い主さんの声
ドッグスタンス 鹿肉ベーシックには6件の口コミが寄せられています(平均4.2点)。良い評価も気になる声も隠さず掲載しています。メリット・デメリットの両面から、愛犬に合うかをご判断ください。
★5が3件、★4が1件、★3が2件です。★5の3件は、どれも日本スピッツ・9歳の犬についてのコメントのない評価でした。コメントのある2件は、どちらも★3です。
コメントでは「中々食べてくれない子で、当初は麹熟成を食べていたのですが、カロリーが少し気になってベーシックへ移行しましたが、麹熟成の方が食いつきは良かったです。」「パサパサしてるみたいで 時々のどに引っかかってむせてしまう。」という声がありました。食いつきの設問への3件の回答は、「よく食べる」「普通」「あまり食べない」が1件ずつです。
のどに引っかかってむせる子には、ぬるま湯でふやかす方法もあります。メーカーも、硬くて食べにくい場合はふやかして与えてよいと案内しています[3]。進め方は「ドッグフードのふやかし方」を参考にしてください。
※個人の感想です。効果を保証するものではありません。口コミは、無料のドッグフード診断を利用する際などに、いま与えているフードについて投稿いただいたものです。
6件の口コミの平均評価は4.2点。
パサパサしてるみたいで 時々のどに引っかかってむせてしまう。
中々食べてくれない子で、当初は麹熟成を食べていたのですが、カロリーが少し気になってベーシックへ移行しましたが、麹熟成の方が食いつきは良かったです。
鹿肉ベーシックとほかの鹿肉・国産フードを比較
鹿肉や馬肉が主原料で、総合栄養食の表示があるフードを並べました。
| 商品名 | タンパク質 | 脂質 | カロリー | 100gあたり |
|---|---|---|---|---|
| ドッグスタンス 鹿肉ベーシック(この記事) | 26%以上 | 8%以上 | 400kcal | 約418円 |
| 犬猫生活 国産の天然鹿肉 オールステージ | 28%以上 | 9%以上 | 340kcal | 約599円 |
| きょうもごちそう 鹿肉 | 24.1%以上 | 9.4%以上 | 349kcal | 約505円 |
| エンパイア アダルトデイリー 小粒 | 25%以上 | 16%以上 | 359kcal | 約367円 |
| ドッグフード工房 馬肉 小粒 | 21%以上 | 7%以上 | 365kcal | 約383円 |
- 国産の鹿肉で、総合栄養食の表示があるものを選びたい — 犬猫生活 国産の天然鹿肉 オールステージ(比較した5商品でタンパク質がいちばん多い)、きょうもごちそう 鹿肉
- 毎日の費用を抑えたい — エンパイア アダルトデイリー 小粒(比較した5商品で100gあたりがいちばん手ごろ。鹿肉が主原料の輸入フード)
- 国産で脂質をさらに控えたい — ドッグフード工房 馬肉 小粒(比較した5商品で脂質がいちばん少ない)
類似商品: 犬猫生活 国産の天然鹿肉 オールステージ, きょうもごちそう 鹿肉, エンパイア アダルトデイリー 小粒, ドッグフード工房 馬肉 小粒
2商品を選んで詳細比較
比較ページで見る →ドッグスタンス 鹿肉ベーシックのQ&A
購入前によく迷うポイントをまとめました。
Q. 総合栄養食ではないのですか?
メーカーのよくある質問では、鹿肉ベーシックは「AAFCOの栄養基準には則っておりません」とされ、総合栄養食の表示はありません。そのうえでメーカーは、専門家の監修のもとでビタミン・ミネラルなども必要な量を配合しており、10年以上の販売実績から、総合栄養食の基準の1つである給与試験に準じていると考えている、と説明しています[2]。通販サイトの商品説明には総合栄養食と書かれているものもありますが、メーカーの説明とは異なります。総合栄養食の表示があるフードを主食にしたい場合は、同じドッグスタンスの鹿肉プロミックスなどを選ぶと迷いません。基準の考え方は「AAFCOとは?」にまとめています。
Q. 粒の大きさと硬さは?
円柱状で、長さ約8〜30mm・直径約5mmと形にばらつきがあります。形を整えるための増粘性の添加物を使っていないため、とメーカーは説明しています。硬さは同じブランドの鹿肉麹熟成より少し硬めで、硬くて食べにくい場合は水やお湯でふやかしてもよいとされています[3]。
Q. 1日にどれくらい与えればいいですか?
メーカーの給与量計算フォームは、体重・年齢・肥満傾向・避妊去勢手術の有無から量を出します。成犬(1〜9歳)で肥満傾向がなく避妊・去勢済みなら、体重4kgで1日79g、7kgで120gです。10歳以上で肥満傾向がなければ、4kgで1日69gと少なくなります[4]。体型を見ながら量を微調整してください。
Q. 鶏肉が合わない子に与えられますか?
鶏肉は原材料にありません。ただし牛肉・大豆・全粒大麦・玄米と卵殻カルシウムが入ります。食物アレルギーが疑われる場合は、何に反応するかを獣医師と確かめてから選ぶと安心です。考え方は「食物アレルギー対応の選び方」にまとめています。
Q. 1kgは何日くらいもちますか?
体重4kgの成犬(計算フォームで1日79g)なら約12日、2kgの成犬(1日47g)なら約21日分です。公式ショップには300gの袋もあります。開封後は袋の口をしっかり閉じ、直射日光と高温多湿を避けて保管してください。
ドッグスタンス 鹿肉ベーシックの総合評価と結論
この商品の選びどころ
鹿肉と牛肉を使うドライを選ぶ
- タイプ
- ドライフード
- 対象
- 全年齢
ドッグスタンス 鹿肉ベーシックは、鶏肉を使わず、国産の野生鹿肉を第一原料に着色料・香料・保存料なしで作られた、脂質の少ないドライフードです。判断のポイントは3つです。
- お肉と原料 — 第一原料は国産の野生鹿肉で、鶏肉は不使用。牛肉・大豆・全粒大麦・玄米は入る
- 脂質とカロリー — 脂質8%以上は200種類以上中32位の少ない側、カロリーは400kcal/100gで20位の高い側
- 気になる点 — 総合栄養食の表示がない。100gあたりの価格は131位で、真ん中より高い側
状況別の次のステップ
| このフードを試す | 1〜2週間かけて少しずつ切り替え、食いつきと便の状態を見る(フードの切り替え方) |
|---|---|
| 総合栄養食の表示がある鹿肉フードから選びたい | 犬猫生活 国産の天然鹿肉 オールステージやきょうもごちそう 鹿肉と比べる |
| 鹿肉フード全体の特徴を知りたい | 鹿肉ドッグフードの栄養と選び方で確認 |
| 愛犬との相性を確かめたい | 無料相性診断で犬種・年齢・体質から確認できます |
牛肉と穀物が問題ない子で、鶏肉以外の国産のお肉を試したいなら、楽天とAmazonで価格を確かめてみてください。
参考情報(全4件)
メーカー公式情報
- ペットスタンス公式ショップ「鹿肉ベーシック」(原材料・栄養成分・製法) (2026年9月確認)
- ペットスタンス よくあるご質問(総合栄養食について) (2026年9月確認)
- ペットスタンス よくあるご質問「粒の大きさ・硬さを知りたい」 (2026年9月確認)
- ペットスタンス「ワンちゃんの給与量の目安」(給与量計算フォーム) (2026年9月確認)