犬の心臓病と食事管理|ナトリウム制限とタウリンの役割

犬の心臓病と食事管理ガイド

この記事の結論

心臓病と診断された犬の食事管理は、3つの柱を中心に組み立てます

  • ナトリウム制限が基本 - 過剰なナトリウムは体液貯留を悪化させ心臓への負担を増大させる。ACVIMステージに応じた段階的制限が重要[2]
  • タウリン・L-カルニチンの補給 - 特に拡張型心筋症(DCM)ではタウリン欠乏との関連が指摘されており、補給による改善例が報告されている[5]
  • 適切なカロリー管理 - 心不全に伴う悪液質(カヘキシア)を予防するため、十分なカロリーと良質なタンパク質の確保が不可欠[1]
  • EPA・DHAの補給 - オメガ3脂肪酸は心不全の犬における炎症抑制と悪液質予防に有益であることが研究で示されている[1]
  • ステージに応じた段階的アプローチ - 早期から過度な制限をかけることは逆効果。獣医師と連携し、病期に応じた食事調整を行う

研究データに基づくステージ別の食事管理と療法食の選び方は下記をご覧ください

「心臓に雑音がありますね」──動物病院でそう言われたとき、飼い主さんの多くが「食事で何かできることはないか」と不安に感じるのではないでしょうか。

犬の心臓病は、特にシニア期の小型犬に多い僧帽弁閉鎖不全症(MVD)を中心に、犬の死因の上位を占める疾患です。適切な食事管理は、心臓病の進行を遅らせ、症状を緩和し、生活の質(QOL)を維持するために重要な役割を果たします[1]

この記事では、ACVIM(米国獣医内科学会)のガイドラインや査読付き論文の研究データに基づいて、心臓病の犬に適した食事管理のポイントをわかりやすくまとめました。

重要なお知らせ

心臓病の食事管理は必ず獣医師の指導のもとで行ってください。この記事は研究データに基づく情報提供を目的としており、個々の犬への医療的アドバイスではありません。愛犬の心臓の状態やステージに応じた最適な食事プランは、かかりつけの獣医師にご相談ください。

犬の心臓病の基礎知識

僧帽弁閉鎖不全症(MVD):小型犬に最も多い心臓病

僧帽弁閉鎖不全症(MVD: Myxomatous Mitral Valve Disease)は、犬の心臓病の中で最も頻度が高く、心臓病全体の約75%を占めます。心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁が加齢とともに変性・肥厚し、弁がきちんと閉じなくなることで血液が逆流する疾患です。

MVDは小型犬に多く発症し、特にキャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、マルチーズ、チワワ、トイプードル、ポメラニアン、ミニチュア・ダックスフンドなどが好発犬種です。Keeneら(2019)のACVIMコンセンサスガイドラインでは、MVDをステージA〜Dの4段階に分類しています[2]

ACVIM分類(ステージA〜D)

  • ステージA:心臓病の素因がある犬種だが、まだ構造的異常なし(例:キャバリアの若齢犬)
  • ステージB1:心雑音あり、心拡大なし。無症状
  • ステージB2:心雑音あり、心拡大あり。無症状だが心臓リモデリングが進行中
  • ステージC:うっ血性心不全の症状あり(咳、呼吸困難、運動不耐性)。現在または過去に心不全の症状
  • ステージD:標準的な治療に反応しない末期の心不全

拡張型心筋症(DCM):大型犬に多い心臓病

拡張型心筋症(DCM: Dilated Cardiomyopathy)は、心筋が薄くなり心室が拡張することで、心臓のポンプ機能が低下する疾患です。ドーベルマン、グレート・デーン、ボクサー、アイリッシュ・ウルフハウンド、コッカー・スパニエルなどの大型犬〜超大型犬に多いことが知られています。

DCMでは、タウリンやL-カルニチンの欠乏が一部の犬種で関与している可能性が報告されており、食事管理において特に注目されるポイントです[5]。また、2018年以降、FDAによるグレインフリーフードとDCMの関連調査が大きな議論を呼んでいます[3]

犬の心臓病は犬種・年齢と関連

犬の心臓病は、犬種と年齢に強く関連しています。MVDは10歳以上の小型犬の約30%に認められるとされ、加齢が最大のリスク因子です。一方、DCMは比較的若い年齢(3〜7歳)から発症することもあり、犬種による遺伝的素因が大きく影響します。

シニア犬の栄養管理全般についてはシニア犬の食事ガイドも参考になります。心臓病のリスクが高まるシニア期だからこそ、定期的な健康診断と食事の見直しが重要です。

心臓病の食事管理の3つの柱

心臓病の犬の食事管理において、研究データに基づく3つの重要な柱があります。それぞれの根拠と適切な管理方法を解説します。

柱1: ナトリウム制限 -- 体液貯留を防ぐ基本

ナトリウム(Na)の制限は、心臓病の食事管理で最も広く認知されている要素です。過剰なナトリウム摂取は体内の水分貯留を促進し、心臓への前負荷(血液量の増加による負担)を増大させます。うっ血性心不全の犬では、肺や腹腔に体液が溜まり、呼吸困難や腹水の原因となります。

ステージ別のナトリウム制限目安

ACVIMガイドライン[2]を参考に、ステージに応じたナトリウム制限の考え方を示します。

  • ステージA・B1:過度なナトリウム制限は不要。高ナトリウムの食品(人間用の加工食品、味付き肉、塩分を含むおやつ)を避ける程度で十分
  • ステージB2:軽度〜中等度のナトリウム制限を開始。乾物ベースで0.3%以下を目安とするフードを検討
  • ステージC:中等度のナトリウム制限。乾物ベースで0.15〜0.25%程度。心臓病用療法食の使用を推奨
  • ステージD:獣医師の指導のもと、個体の状態に応じた厳密なナトリウム管理

急激なナトリウム制限に注意

心臓病と診断されたからといって、急にナトリウムを極端に制限することは推奨されません。特にステージB1の段階では、RAASの活性化(レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系)が過度に促進され、かえって心臓に悪影響を及ぼす可能性があります。段階的なアプローチが重要です。

柱2: タウリン・L-カルニチンの補給

タウリンは含硫アミノ酸の一種で、心筋の収縮力維持、抗酸化作用、カルシウムイオンの調節など心臓機能に重要な役割を果たします。L-カルニチンは脂肪酸のミトコンドリア内輸送に関与し、心筋のエネルギー産生に不可欠です。

Sanderson(2006)は、DCMの犬の一部にタウリンおよびL-カルニチンの欠乏が認められ、これらの補給によって心機能が改善した症例があることを報告しています[5]。特にアメリカン・コッカー・スパニエル、ゴールデン・レトリバー、ニューファンドランドなどの犬種では、タウリン欠乏性DCMの報告が複数あります。

タウリン・L-カルニチン補給の目安

  • タウリン:500〜1,000mg を1日2回(体重に応じて調整)。血中タウリン濃度の測定が理想的
  • L-カルニチン:50〜100mg/kg体重/日(獣医師の指示に従う)
  • 補給の判断:DCMと診断された場合は血中タウリン・カルニチン濃度を測定し、欠乏が確認されれば補給を開始。結果を待たずに開始する場合もある

重要:MVD(僧帽弁閉鎖不全症)では、タウリン・L-カルニチン欠乏が原因となることは稀ですが、心筋保護の観点から補給が検討されることもあります。

柱3: 適切なカロリー管理 -- 悪液質の予防

心不全が進行すると、心臓性悪液質(Cardiac Cachexia)と呼ばれる筋肉量の著しい減少が起こることがあります。Freemanら(2006)の研究では、心不全の犬の約50%に何らかの悪液質の兆候が認められたと報告しています[1]

悪液質は炎症性サイトカイン(TNF-α、IL-1など)の増加、神経内分泌系の活性化、食欲低下による栄養不足が複合的に作用して起こります。一度発症すると予後に大きく影響するため、予防が極めて重要です。

カロリー管理のポイント

  • 十分なカロリーを確保:心不全の犬は安静時でもエネルギー消費が増大するため、カロリー不足に注意
  • 良質なタンパク質を維持:筋肉量を保つために、腎臓病がない限りタンパク質を過度に制限しない
  • 定期的な体重・体型モニタリング:BCS(ボディコンディションスコア)を定期的にチェックし、筋肉量の減少を早期に発見する
  • 肥満の犬は適切な減量を:肥満は心臓への負担を増大させる。ただし心不全の犬の減量は慎重に行う必要がある
[4]

体重管理の基礎知識については犬の体重管理ガイドで詳しく解説しています。心臓病がある場合は獣医師と相談しながら進めることが大切です。

その他の重要な栄養素

オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)

Freemanら(2006)の研究では、魚油由来のEPA・DHAを補給された心不全の犬は、プラセボ群と比較して悪液質の発生率が低く、生存期間が延長する傾向が示されました[1]。オメガ3脂肪酸は抗炎症作用を持ち、心筋の酸化ストレスを軽減することが示唆されています。心臓病用の療法食にはEPA・DHAが強化配合されている製品が多くあります。

マグネシウムとカリウム

心不全に対して利尿薬が処方されている場合、マグネシウムやカリウムが尿中に排泄され、欠乏することがあります。これらの電解質は心筋の正常な電気的活動に不可欠であり、不整脈の原因にもなるため、定期的な血液検査でモニタリングが必要です。

心臓病ステージ別の食事アプローチ

以下の表は、ACVIMガイドライン[2]を参考に、ステージ別の食事管理の要点をまとめたものです。具体的な食事変更は必ず獣医師の判断に基づいて行ってください。

ACVIMステージ 臨床的特徴 食事管理のポイント ナトリウム目安(乾物ベース)
ステージB1 心雑音あり、心拡大なし。無症状 通常の良質なフードでOK。高ナトリウム食品を避ける。タウリンが十分含まれたフードを選択 通常〜0.3%程度
ステージB2 心雑音あり、心拡大あり。無症状 ナトリウム制限の強化を開始。タウリン・L-カルニチン補給を検討。適切な体重維持 0.2〜0.3%
ステージC うっ血性心不全の症状あり(咳、呼吸困難など) 心臓病用療法食への切り替えを推奨。EPA・DHAの補給。悪液質の予防。十分なカロリー確保 0.15〜0.25%
ステージD 標準治療に不応性の末期心不全 動物病院と密接に連携。食欲維持を最優先。少量頻回の給餌。QOLを重視した食事選択 獣医師の指示に従う

心臓病と腎臓病の併発について

心臓病が進行した犬では、腎臓の血流低下に伴い腎機能も低下する(心腎症候群)ことが少なくありません。この場合、ナトリウム制限に加えてリンやタンパク質の管理も必要となり、食事設計がさらに複雑になります。心臓と腎臓の両方に配慮した療法食(後述のスペシフィックCKDなど)が選択肢となります。腎臓病の食事管理については犬の腎臓病と食事管理ガイドも合わせてご確認ください。

心臓病対応のおすすめ療法食

心臓病用の療法食は、低ナトリウム・タウリン強化・EPA/DHA配合など、心臓への負担を軽減するように設計された特別なフードです。療法食の選択・開始は必ず獣医師の指示に基づいて行ってください。

以下は、日本で入手しやすい代表的な心臓病対応療法食です。

ヒルズ プリスクリプション・ダイエット h/d エイチディー 犬用

ヒルズ h/d 犬用 心臓病療法食
対象心臓病の犬
主原料米、鶏肉(チキン)、全卵
成分タンパク質18.5% / 脂質19.3% / ナトリウム0.08% / タウリン強化
特徴超低ナトリウムタウリン強化L-カルニチン配合EPA・DHA配合

研究データに基づくポイント

  • ナトリウム含有量0.08%(乾物ベース)と極めて低く、心不全による体液貯留の管理に適している
  • タウリンとL-カルニチンが強化配合されており、心筋のエネルギー代謝をサポート
  • 心臓病用療法食として長い歴史を持ち、臨床現場で広く使用されている

ロイヤルカナン 心臓サポート 犬用

ロイヤルカナン 心臓サポート 犬用
対象心臓病の犬
主原料米、動物性油脂、肉類(鶏・七面鳥)
成分タンパク質22.0% / 脂質16.0% / ナトリウム0.14% / タウリン配合
特徴低ナトリウムタウリン配合高嗜好性EPA・DHA配合

研究データに基づくポイント

  • タンパク質22.0%と心臓療法食としては比較的高めで、悪液質の予防に配慮した設計
  • 嗜好性に配慮した設計で、食欲が低下しがちな心不全の犬でも食べやすい
  • ドライ・ウェットの両タイプがあり、犬の好みや状態に合わせて選べる

スペシフィック CKD 心臓・腎臓サポート 犬用

スペシフィック CKD 心臓・腎臓サポート 犬用
対象心臓病・腎臓病の犬(心腎症候群にも対応)
主原料米、卵、魚油
成分タンパク質15.7% / 脂質19.8% / リン0.24% / ナトリウム0.13%
特徴超低ナトリウム低リンEPA・DHA高配合心腎併発対応

研究データに基づくポイント

  • ナトリウム0.13%・リン0.24%と、心臓と腎臓の両方に配慮した設計で、心腎症候群の犬にも対応
  • 魚油由来のEPA・DHAが高配合で、炎症抑制と悪液質予防をサポート
  • 心臓病の進行に伴い腎機能も低下した犬に特に適した療法食

療法食の切り替えは7〜10日かけて徐々に行います。急な変更は消化器トラブルを引き起こすことがあります。フードの種類や切り替え方法についてはドッグフードの種類ガイドも参考にしてください。

タウリンとグレインフリー問題

FDAによるDCM調査(2018年〜)

2018年、米国食品医薬品局(FDA)は、グレインフリー(穀物不使用)フードを主食としている犬にDCMの報告が増加しているという調査結果を発表し、大きな注目を集めました[3]。特に、従来DCMの好発犬種とされていなかったゴールデン・レトリバーなどでの報告が目立ちました。

グレインフリーフードとタウリン欠乏の関連

Freemanら(2018)は、グレインフリーフードに多用されるエンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、じゃがいもなどのマメ科植物やイモ類が、タウリンの生合成や吸収に影響を与えている可能性を指摘しています[3]。ただし、因果関係は完全には証明されておらず、現在も研究が続いています。

現時点でわかっていること

  • グレインフリーフードとDCMの間には統計的な関連が観察されているが、直接的な因果関係は未確定
  • 一部の犬では、グレインフリーフードから穀物含有フードへ切り替え、タウリンを補給することで心機能の改善が報告されている
  • すべてのグレインフリーフードが危険というわけではなく、マメ科植物の使用割合や全体的な栄養バランスが重要
  • FDAは2019年に調査の中間報告を発表し、さらなる研究の必要性を強調している

グレインフリーフードを与えている飼い主さんへ

現在グレインフリーフードを与えていて心配な場合は、まず獣医師に相談してください。無症状でもDCMのリスクが気になる場合は、心エコー検査と血中タウリン濃度の測定を依頼できます。パニックになってフードを急に変更する必要はありませんが、定期的な健康チェックは重要です。フード選びのアレルギーの観点については犬のアレルギー対応フードガイドも参考にしてください。

なお、膵炎などの消化器系疾患がある犬の食事管理については犬の膵炎と食事管理ガイドで詳しく解説しています。心臓病と併発する場合は、獣医師と相談して総合的な食事プランを立てることが重要です。

よくある質問

心臓病の犬でもおやつはあげていいですか?

心臓病の犬にもおやつを与えることは可能ですが、ナトリウム含有量に注意が必要です。市販の犬用ジャーキーやチーズ系おやつは塩分が高いため避けてください。おすすめは、茹でたかぼちゃ、さつまいも、ブルーベリーなど塩分がほとんどない自然食材です。おやつの量は1日の総カロリーの10%以内に抑え、療法食の栄養バランスを崩さないようにしましょう。ステージCやDでは獣医師に相談のうえ、おやつの内容と量を決めてください。

心臓病の犬に手作り食はOKですか?

心臓病の犬への手作り食は原則として推奨されません。心臓病の食事管理ではナトリウム、タウリン、L-カルニチン、EPA/DHAなど複数の栄養素を精密にコントロールする必要があり、家庭での調理では正確な管理が困難です。特にナトリウムは調味料だけでなく食材自体にも含まれるため、意図せず過剰摂取になるリスクがあります。どうしても手作り食を希望する場合は、獣医栄養学の専門家に個別のレシピを処方してもらうことが必須です。

心臓病の犬にサプリメントは必要ですか?

心臓病の種類とステージによって異なります。拡張型心筋症(DCM)ではタウリンとL-カルニチンの補給が有益とする研究報告があり[5]、特にタウリン欠乏が確認された場合は補給が推奨されます。また、EPA・DHAなどのオメガ3脂肪酸は心不全の犬の悪液質(カヘキシア)予防に役立つことが示されています[1]。ただし、サプリメントの種類と用量は必ず獣医師に相談してから決めてください。市販のサプリメントを自己判断で与えることは避けましょう。

キャバリアは心臓病になりやすいですか?

はい、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは僧帽弁閉鎖不全症(MVD)の好発犬種として広く知られています。研究によると、キャバリアの約50%が5歳までに、ほぼ100%が10歳までにMVDを発症するとされています[2]。このため、キャバリアの飼い主さんには若い頃からの定期的な心臓検診(聴診・心エコー検査)と、ナトリウムを過剰に含まない食事を心がけることが推奨されます。早期発見・早期介入が予後の改善につながります。タンパク質の質にこだわったフード選びについては犬のタンパク質比較ガイドも参考にしてください。

まとめ

犬の心臓病の食事管理は、「ナトリウム制限」「タウリン・L-カルニチンの補給」「適切なカロリー管理」の3つの柱を中心に、ACVIMのステージ分類に応じた段階的なアプローチが重要です[2]

Freemanら(2006)の研究が示すように、EPA・DHAの補給は心不全の犬における悪液質の予防と生存期間の延長に寄与する可能性があります[1]。また、DCMではタウリン欠乏の可能性を考慮した栄養管理が求められます[5]

グレインフリーフードとDCMの関連については、現在も研究が進行中であり、確定的な結論は出ていません[3]。不安がある場合は獣医師に相談し、心臓の健康チェックを受けることをおすすめします。

WANPAKUでは、研究データに基づくエビデンスベースの情報提供を心がけています。愛犬の心臓の健康が気になる方は、まずかかりつけの獣医師にご相談いただき、この記事の情報を参考に最適な食事管理を見つけてください。

参考文献を表示(全5件)
  1. Freeman LM, Rush JE, Kehayias JJ, et al. "Nutritional alterations and the effect of fish oil supplementation in dogs with heart failure." J Vet Intern Med. 2006;20(5):1116-1126.
  2. Keene BW, Atkins CE, Bonagura JD, et al. "ACVIM consensus guidelines for the diagnosis and treatment of myxomatous mitral valve disease in dogs." J Vet Intern Med. 2019;33(3):1127-1140. doi:10.1111/jvim.15488
  3. Freeman LM, Stern JA, Fries R, Adin DB, Rush JE. "Diet-associated dilated cardiomyopathy in dogs: what do we know?" J Am Vet Med Assoc. 2018;253(11):1390-1394. doi:10.2460/javma.253.11.1390
  4. National Research Council (NRC). "Nutrient Requirements of Dogs and Cats." Washington, DC: National Academies Press; 2006.
  5. Sanderson SL. "Taurine and carnitine in canine cardiomyopathy." Vet Clin North Am Small Anim Pract. 2006;36(6):1325-1343. doi:10.1016/j.cvsm.2006.08.010

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