イタグレのご飯の量は1日何g?体重別早見表と体型・活動量に合わせたフードの選び方

イタリアングレーハウンドのフード選びガイド

イタグレのご飯の量とフード選び|結論

イタグレのご飯の量は、体重・活動量・フードのカロリーで変わります。まず下の早見表で目安を確認し、体重と体つきを見て調整しましょう。必要な量を食べきれない場合は、少ない量でカロリーをとれるフードも選択肢になります。

  • 骨の健康に配慮したカルシウム・リン・ビタミンDのバランス - 年齢に合う総合栄養食で、骨の発達と維持に必要なミネラルの比率をそろえる
  • 体型と活動量に合ったカロリー密度 - 今のフードのカロリーと、実際に食べられる量を比べて選ぶ
  • 消化と被毛に配慮した良質なタンパク源と脂肪酸 - シングルコートで皮膚がデリケートな体質に合った食事の土台

安心犬活・モグワン チキン&サーモン・自然派わんこの厳選ごはんの3選と、選び方の詳しい根拠を本文で解説します。

イタグレの平均体重・適正体重は?

JKCの犬種標準は体高32〜38cm、体重は最高5kgです。[1]一頭ごとの適正体重は、この数字だけでは決まりません。BCS(ボディコンディションスコア・5段階)で理想の3を目安に、肋骨の触れ方、腰のくびれ、筋肉の状態を合わせて確認します。

目次
  1. イタグレの1日のご飯の量は?
  2. イタグレは痩せすぎ?あばら骨が見えるとき
  3. イタリアングレーハウンドに必要な栄養と体質の特徴
  4. イタリアングレーハウンドによくある悩み、食事で対応できる?
  5. イタリアングレーハウンドのドッグフードの選び方|3つの基準
  6. イタリアングレーハウンドにおすすめのドッグフード3選|比較表付き
  7. イタリアングレーハウンドのドッグフードに関するよくある質問
  8. まとめ

イタグレのご飯の量は、今の体重・体つき・活動量と、フードのカロリーを合わせて考えます。体重の目安を確認し、続く給餌量の表から愛犬に近い条件を選びましょう。

イタリアングレーハウンド(通称イタグレ)は、優美な曲線美と俊足が魅力のサイトハウンド系小型犬です。一方で、細い四肢と薄い被毛が特徴で、毎日のフード選びが健康の土台を左右する犬種でもあります。

「骨を支える栄養って何?」「痩せすぎ・寒さ対策はフードで変わるの?」——この記事では、食事でできることと、住まいの工夫や保温で備えることを分けて整理します。

この記事では、7,000回以上のアンケートと200種類以上の情報をもとに、イタリアングレーハウンドに合うドッグフードの選び方と具体的な3選を整理しました。

イタグレの1日のご飯の量は?

成犬のイタグレは体重4kgで1日約73〜83g、5kgで約86〜99gがこの記事の計算目安です(380kcal/100gのフードの場合)。冬も季節だけで増量せず、活動量、室内環境、体重の変化から調整します。給餌量の計算ツールも使えます。

イタグレは成長ステージによって必要な栄養量が大きく変わります。特に成長期の栄養管理は骨の発達に直結するため、年齢に合わせた給餌量の調整が大切です。

時期別の量:成犬期|子犬期|シニア期

成犬期(1〜7歳)

イタグレ成犬の1日の給餌量目安(380kcal/100gのフードの場合)
体重 標準活動量 活発な子 量を調整するとき
3.5kg 約66〜75g 約75〜85g体重と体つきで調整
4kg 約73〜83g 約83〜94g体重と体つきで調整
5kg 約86〜99g 約99〜111g体重と体つきで調整

この表は、体重と活動量から1日に必要なエネルギーを見積もり(標準的な避妊・去勢済みの成犬・よく動く子の2段階)、380kcal/100gのフードに換算した目安です[2]。フードのカロリー表示(100gあたりのkcal)や、運動量・年齢・体型の個体差に応じて調整してください。

子犬期(〜12ヶ月)|今の体重×月齢の早見表

子犬の1日の量は、今の体重と月齢で変わります。生後4ヶ月ごろまでは成長にたくさんのエネルギーを使うため、同じ体重でもそれ以降より多めになります。

イタグレ 子犬の1日の給餌量目安(今の体重×月齢・380kcal/100gのフードの場合)
今の体重 生後4ヶ月ごろまで 生後4ヶ月〜1歳ごろ
1kg約55g約37g
1.5kg約75g約50g
2kg約93g約62g
2.5kg約110g約73g
3kg約126g約84g
4kg—約104g
5kg—約123g

今の体重と月齢から1日に必要なエネルギーを見積もり、380kcal/100gのフードに換算した目安です[2]。使っているフードのカロリーが違うときは、「380÷使用フードのkcal/100g」を表の値に掛けて補正します。

子犬は同じ月齢でも体の大きさに差があるため、月齢ではなく、量り直した今の体重の行を使ってください。成長のスピードや体質でも必要な量は変わるので、体重の増え方と体つき(BCS)を見ながら少しずつ調整し、子犬用または全年齢対応の総合栄養食のパッケージの給与量とも見比べましょう。食べない・体重が増えない・下痢が続くときは、早めにかかりつけの獣医師に相談してください。

「—」は表の範囲外です。生後4ヶ月前にこの体重になっている子や表にない体重の子、いま使っているフードで直接計算したいときは、給餌量の自動計算ツールでライフステージの「子犬期」を選ぶと計算できます。1食分は、1日の量を食事の回数で割って決めます(回数は下の目安)。体重の増え方が落ち着いてきたら、成犬の表に切り替えます。

食事の回数は、次の目安で1日の量を分けます。

  • 生後2〜4ヶ月ごろ:1日3〜4回
  • 生後4〜8ヶ月ごろ:1日3回
  • 生後8〜12ヶ月ごろ:1日2〜3回

シニア期(7歳以降)

イタグレ シニア犬の1日の給餌量目安(380kcal/100gのフードの場合)
体重 シニア(7〜10歳)
3.5kg 約57〜66g
4kg 約63〜73g
5kg 約74〜86g

この表は年齢で一律に減らす量ではなく、活動量が落ちてきた子の出発点です。「シニア(7〜10歳)」の列は、活動量が少ない子の1日に必要なエネルギーを見積もり、380kcal/100gのフードに換算した目安です[2][3]。散歩の量や体重、筋肉のつき方が変わらない子は成犬期の表の量のまま、体重と体つき(BCS)で調整してください。10歳を過ぎても年齢だけで量を減らさず、同じように体重と体つきを見て決めます。

イタグレの給餌で注意すること

  • 1日の量を分けて給餌:健康な成犬は朝夕を基本に、食べきれない場合は小分けにする
  • 冬場も体重の変化で調整:保温を整え、同じ量でも体重が減る場合は食事量と健康状態を確認
  • 体重を定期的に測定:BCS(ボディコンディションスコア)で体型を確認し、2週間ごとに量を調整(見分け方はイタグレは痩せすぎ?あばら骨が見えるとき、体重管理は体重管理フードの選び方ガイド)
  • 食後すぐの激しい運動は避ける:消化不良の原因になることがあります

食器の高さが合っていないと首や関節に負担がかかることがあります。詳しくは犬の食器台・餌台の高さは何cm?犬種別の早見表をご覧ください。

フードの切り替え方

新しいフードに切り替える際は、イタグレのデリケートな消化器系に配慮して、10〜14日かけてゆっくり移行するとよいでしょう。

  • 1〜3日目:新フード20% + 旧フード80%
  • 4〜6日目:新フード40% + 旧フード60%
  • 7〜10日目:新フード60% + 旧フード40%
  • 11〜14日目:新フード80% + 旧フード20%
  • 15日目以降:新フード100%

イタグレは痩せすぎ?あばら骨が見えるとき

あばら骨(肋骨)が見えるときは、見え方だけで決めず、手で触って確かめます。
薄い脂肪ごしに1本ずつ数えられれば理想、脂肪を感じず骨がごつごつ当たるなら、痩せすぎのサインです。

イタグレの体型を5段階で比較。上から見た腰のくびれと、横から見たあばら骨とおなかのライン。1が痩せすぎ、3が理想、5が太りすぎ。
腰にくびれがあり、おなかが後ろへ引き上がる3が理想です。

あばら骨と腰は、どう確かめる?

イタグレは被毛が薄く体脂肪も少ないので、見た目だけでは体型を判断しにくい犬種です。

  1. 背中から脇腹へ、手のひらをゆっくりすべらせます。
  2. 指の腹であばら骨に触れ、脂肪の厚みを確かめます。
  3. 上から腰のくびれを、横からおなかの引き上がりを見ます。

5段階の評価(ボディコンディションスコア・BCS)では、あばら骨を触った感じが手の甲に近ければ、理想の3です。にぎったこぶしの関節に近ければ、痩せすぎのサインです[4]。
判定に迷うときは、BCSセルフ判定ツールも使えます。

体型 触ったとき・見たとき 次にすること
1〜2
痩せすぎ
脂肪を感じず、骨がごつごつ当たる。あばら骨が1本ずつくっきり見え、背骨や腰の骨も鋭く出ている 「動物病院へ行くのはどんなとき?」を見て、当てはまらなければ量を増やす
3
理想
触ると、薄い脂肪ごしにあばら骨を1本ずつ数えられる。上から見て腰がくびれる 今の量のまま
4〜5
太り気味
以上
あばら骨が触りにくい。腰のくびれが無く、おなかが垂れる 体重管理フードの選び方ガイドを見て、量を見直す

動物病院へ行くのはどんなとき?

痩せる原因は、体質だけではありません。
寄生虫や、食べ物をうまく吸収できない消化器の病気が隠れていることもあります[5]。

次の様子を確かめます。

  • 食べているのに、体重が続けて減っている
  • 食欲が急に落ちた
  • ゆるい便や、吐くことが続く
  • 元気がなく、遊びたがらない

このようなときは、動物病院を受診してください。

痩せすぎのとき、ご飯はどう増やす?

  • 増やし方:病院へ行く目安に当てはまらなければ、1日のご飯の量にある表で今の体重の行を確かめ、少しずつ増やします。
  • 食べ切れないとき:少ないグラム数でカロリーをとれるフードも選べます。筋肉を保つために、動物性タンパク質が主原料のものにします。選び分けは選び方の条件2に、3選のカロリーの違いは痩せ気味でもっと食べさせたい子には3選のどれから試す?にあります。
  • おやつ・人の食べ物:おやつや人の食べ物で補わず、いつものフードで増やします。
  • 冬に体重が落ちたとき:寒さに弱い体質の節で、保温を整えます。
  • 見直し:2週間ごとに体重と骨の触れ方を確かめ、増やしても体重が増えないときは動物病院へ行きましょう。

イタリアングレーハウンドに必要な栄養と体質の特徴

イタリアングレーハウンドは細身の小型犬です。年齢に合う総合栄養食を選び、食べられる量と活動量に合わせて調整しましょう。

イタリアングレーハウンドは、視覚で獲物を追うサイトハウンドの系統に属する小型犬です[6]。スリムな見た目とは裏腹に筋肉質で、短時間の全力疾走を得意とします。フード選びの観点では、次の体質を押さえておくと判断がしやすくなります。

  • 細い四肢:骨折は落下などの事故で起こるため、滑りやすい床や高い場所からの飛び降りを避けます[7]。食事は年齢に合う栄養バランスを保ちます[8]。
  • 細身の体型:食事量は犬種名だけで決めず、体重の変化と体つき、活動量から調整します。
  • シングルコート・短毛:被毛の保温力が弱く、皮膚もデリケート。被毛と皮膚バリアの維持に必要な脂肪酸の質が問われます。
  • 寒さに弱い:被毛の保温力が弱いため、冬は室温や服で保温を整えます。食事量は季節だけで増やさず、体重の変化を見て調整します。

イタリアングレーハウンドの基本データ

  • 犬種標準の体重:JKCでは最高5kg。個々の犬の適正体重は体つきも合わせて判断します。[1]
  • 体高:32〜38cm
  • 被毛タイプ:シングルコート(短毛)
  • 運動量:中程度〜活発(短時間の全力疾走を好む)

アニコム損害保険『家庭どうぶつ白書2025』によると、犬全体の平均寿命は14.1歳[9]。イタグレはこの平均と同等以上の寿命を期待できる犬種とされ、長く暮らすために骨と体重の管理を続けやすいフード選びが大切になります。

こうした体質から、イタグレには特有の健康課題があります。アンケートとあわせて見ていきましょう。

イタリアングレーハウンドによくある悩み、食事で対応できる?

当サイトのアンケートでは、イタグレについての回答の48.8%で皮膚・被毛、38.1%で消化、38.1%で関節・骨が気になる悩みに挙がっています。年齢に合う栄養バランス、食べきれる量に合うカロリー、皮膚被毛へのオメガ3、消化への配慮など、食事面でできることを整理します。骨折や寒さは、住まいの工夫や保温とあわせて備えます。

イタグレの皮膚、食欲、体重と歩き方、寒さと寝床を確認する場面。
細い骨格・シングルコート・低体脂肪というイタグレの体質に沿った4つの悩みです。(編集部作成)

📊 イタグレの飼い主さんが気になること

イタグレの84回のアンケート(2025年8月〜2026年10月)

イタグレについての回答で最も多いのは皮膚・被毛(48.8%)と消化トラブル(38.1%)。関節・骨(38.1%)も上位に入ります。シングルコートで皮膚がデリケート、骨が細いというイタグレの体質を踏まえると、これらの悩みに食事面からアプローチする価値は十分にあります。

※ サンプル数が少ないため、参考値としてご覧ください

1. 皮膚・被毛のコンディション

アンケートでも皮膚・被毛は最も多い悩みです(48.8%)。イタグレはシングルコートで被毛のクッションが薄く、皮膚バリアもデリケート。皮膚と被毛のコンディション維持には、オメガ3・6脂肪酸の役割が大きいことが知られています。

フードでできる配慮:

  • 皮膚バリアと被毛のコンディションは、タンパク源と脂肪酸の質に左右されます。原材料欄での見分け方は「選び方の条件3」にまとめています
  • 亜鉛・ビタミンEを含む栄養設計で皮膚のターンオーバーをサポートする

日常の対策:

  • こまめなブラッシングで皮脂を被毛に行き渡らせる
  • シャンプーは皮膚刺激の少ない低刺激タイプを選ぶ
  • かゆみ・赤み・フケが続く場合は動物病院で原因を確認する

2. 消化のトラブル

消化を気にする回答も約4割(38.1%)にのぼります。イタグレは胃腸がそれほど大きくないため、一度にたくさん食べると消化が追いつかないことがあります。

フードでできる配慮:

  • 消化吸収の良い動物性タンパク質を主原料に選ぶ
  • 乳酸菌やオリゴ糖など腸内環境に配慮した成分を含むフードを試す
  • 切り替えをゆっくり進めるほど胃腸の負担は小さくなります。日数と混ぜる割合は「フードの切り替え方」にまとめています

日常の対策:

  • 少量頻回にして食後は安静に過ごすと、消化の負担が軽くなります。回数と食後の注意点は「イタグレの1日のご飯の量」にまとめています
  • 下痢や嘔吐が続く場合は早めに動物病院に相談する

3. 骨折リスク

サイトのアンケートでは、関節・骨の悩みも選択されています(38.1%)。これは骨折の発生率ではありません。食事は年齢に合う総合栄養食を基本にし、床の滑りや高い場所からの飛び降りへの対策も行いましょう。[8]

フードでできる配慮:

  • 骨の発達と維持には、カルシウム・リン・ビタミンDのバランスがとれた食事が土台になります。見るべきバランスとサプリメントの注意点は「選び方の条件1」にまとめています

日常の対策:

  • ソファ・ベッドにはスロープやステップを置く
  • フローリングには滑り止めマットを敷く

痩せすぎの見分け方は、イタグレは痩せすぎ?あばら骨が見えるときで確かめられます。

4. 寒さに弱い体質

シングルコートで体脂肪が少ないイタグレは、冬場の体温維持にエネルギーを多く使います。「冬になると震えている」「ご飯の食いつきが落ちた」と感じたら、食事面と環境面の両方を見直すとよいでしょう。

フードでできる配慮:

  • 冬も季節だけで増量せず、保温を整えたうえで体重の変化を見て量を調整します。量の目安と調整の考え方は「イタグレの1日のご飯の量」にまとめています
  • ドライフードにぬるま湯を少量かけて香りと温度を立たせる
  • オメガ3を含むフードで皮膚の栄養を補う

日常の対策:

  • 室温は20〜25度を目安に管理する
  • 散歩時や室内でも犬用ウェアを活用する
  • 冬場の健康管理について詳しくは小型犬の冬の健康管理ガイドもあわせてどうぞ

イタリアングレーハウンドのドッグフードの選び方|3つの基準

年齢に合う栄養バランス、必要量を食べきれるカロリー、使われている原材料を確認します。イタグレという理由だけで高カロリー食や特定のタンパク質量に限定する必要はありません。

イタグレの体質を踏まえると、フード選びで重視すべきポイントは大きく3つに絞られます。パッケージの「どこを見るか」という観点で整理します。

条件1: 骨格を支えるカルシウム・リン・ビタミンDのバランス

イタグレの骨のケアでは、カルシウムとリンのバランスと、その吸収を助けるビタミンDが重要です。AAFCO(米国の栄養基準)はCa/P比をおおむね1:1〜2:1の範囲で規定しており[10]、総合栄養食はこの範囲に収まっています。極端な値のフードを避け、AAFCO基準を満たした総合栄養食を選ぶことが基本になります。

落とし穴は、カルシウムとリンの値そのものが成分表示に載っていない製品があることです。袋を見ても読み取れないことがあるため、値を知りたいときはメーカーサイトの成分一覧や問い合わせ窓口で確認してください。

確認の手順としては、まず袋に「総合栄養食」の表示と、AAFCO(またはFEDIAF)の基準を満たす旨の記載があるかを見ます。そのうえで、おやつやトッピングが1日の食事に占める割合を振り返ってください。日々の食事の大半を総合栄養食が占めていれば、ミネラルのバランスは崩れにくくなります。

カルシウムサプリメントの自己流追加に注意

骨折が心配でカルシウムサプリメントを追加する飼い主さんもいますが、総合栄養食にサプリメントを上乗せするとCa/P比が崩れるおそれがあります。特に成長期の過剰なカルシウム摂取は骨の発達に影響することがあるため、サプリメントを加える前に必ず動物病院や獣医師に相談してください。

条件2: 食べられる量と活動量に合うカロリー

パッケージの「代謝エネルギー(ME)」を100g当たりにそろえ、今のフードと比べます。必要な量を食べきれない場合は、同じカロリーを少ないグラム数でとれる製品も選択肢です。体型が安定している犬に、一律に高カロリー食へ替える必要はありません。

例えば100g当たりのカロリーが高いフードに替えると、同じグラム数でも摂取カロリーが増えます。切り替え時は量も計算し直しましょう。痩せ続ける、食欲が急に落ちる場合は、銘柄変更だけで対処せず原因を確認します。

条件3: 皮膚と消化に配慮した良質なタンパク源

原材料欄では使われている食材を確認します。魚油などの脂肪酸源も比較の材料になりますが、原材料の並び順だけで消化のしやすさや栄養バランスは分かりません。年齢に合う総合栄養食を基本に、食べ方、便、体重と体つきを見て選びましょう。

落とし穴は、オメガ3の配合率まで書いてある製品が多くないことです。「サーモンオイル2%」のように示されていれば量の見当がつきますが、原材料欄の後ろのほうに魚粉とだけ書かれている場合は読み取れません。配合率の明記は判断しやすくなる加点材料であって、無いから不適格というわけではありません。本記事の3選でも、配合率まであるのはモグワン チキン&サーモン(サーモンオイル2%)で、安心犬活と自然派わんこの厳選ごはんは魚肉・魚粉という形で入っています。

原材料が配合量の多い順に並ぶ決まりや、「肉類」「動物性油脂」といった曖昧な表記の見分け方は犬種を問わず共通なので、ドッグフードの原材料表示のルールと読み解き方にまとめています。

フード選びの基準が整理できたところで、イタグレの体質に合った具体的なフードを見ていきましょう。

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ここからは、実際にイタリアングレーハウンドと暮らす飼い主さんから寄せられた口コミです。同じ犬種だからこそ参考になる、リアルな声をご覧ください。

イタリアングレーハウンドの飼い主さんの口コミ

上のおすすめフードは、成分と犬種の体質から編集部が選んだものです。こちらはイタリアングレーハウンドの飼い主さん56人が実際に使って評価した声です。

イタリアングレーハウンドの56件の口コミ
3.6 / 5.0
★5
12件
★4
16件
★3
24件
★2
3件
★1
1件
食いつき平均 4.2 / 5.0(45件の回答)

飼い主さんの声(抜粋)

オリジン スモールブリード

シリーズ宛て※この口コミは、味や種類(成犬用・子犬用など)が分からない投稿か、当サイトに記事のない商品への投稿のため、オリジンシリーズ全体の参考として表示しています
イタリアングレーハウンド・1歳6ヶ月以上使用
フードの評価★★★★☆4.0

あんまり食いつきはしないけど毛並み等は随分良くなります(^^)

食いつきあまり食べないコスパ妥当
2026/10/16 投稿

ロイヤルカナン 療法食 犬用 消化器サポート 低脂肪+低分子プロテイン ドライ

掲載外のフード
イタリアングレーハウンド・7歳1〜3ヶ月使用
フードの評価★★★☆☆3.0

慢性腸症の疑いで食べ始めました。 元々ご飯大好きな子なのもありますが、食いつきも良いです。 今の所大きな問題はないです。 療法食なので少しお値段が高めです。

食いつき大喜びコスパ妥当
2026/07/29 投稿

イタリアングレーハウンドのドッグフードに関するよくある質問

体重は範囲内なのに肋骨が浮いて見えるのは痩せすぎ?

イタグレはもともと体脂肪が少なく被毛も薄いため、適正体型でも肋骨や腰骨のラインがうっすら見えることがあります。判断は見た目ではなく手で触って確かめます。確かめ方と痩せすぎの見分け方は「イタグレは痩せすぎ?あばら骨が見えるとき」を、体重と体型の目安値は「イタグレの平均体重・適正体重は?」を見てください。

痩せ気味でもっと食べさせたい子には3選のどれから試す?

少量で摂れるエネルギーを増やしたいときは、カロリー密度の差で絞り込むと選びやすくなります。3選でカロリー密度が高いのは自然派わんこの厳選ごはん(400kcal/100g)で、同じグラム数でも1日のカロリーを増やしやすい位置づけです。安心犬活(360kcal/100g)とモグワン チキン&サーモン(354.5kcal/100g)はそれぞれのカロリーで給餌量を計算して比較します。対象年齢や原材料、食べやすさも確認しましょう。どれを選ぶ場合も一度に増やさず、いまのフードに少しずつ混ぜて移行し、2週間ごとに体重とBCS(ボディコンディションスコア)を確認してください。

子犬から成犬用フードへの切り替え時期は?

イタリアングレーハウンドは小型犬のため、生後10〜12ヶ月頃が成犬用フードへの切り替え目安です。体重の増え方が落ち着き、成長カーブが緩やかになった時期が一つの目安になります。骨格形成が続く成長期は、カルシウム・リン・ビタミンDをバランスよく含む子犬用または全年齢対応のフードを使い、急に低カロリーフードへ切り替えないようにしてください。切り替え時は10〜14日かけて旧フードと混ぜながらゆっくり移行します。

シニア期(7歳以降)にフードは見直したほうがいい?

イタリアングレーハウンドは7歳前後からシニア期に入りますが、活動量や体型は個体差が大きい犬種です。一律にシニア用へ切り替えるよりも、BCS(ボディコンディションスコア)と体重の推移を見ながら、量とフードを調整するのが基本になります。活動量が落ちて体重が増える傾向が見えたら、カロリー密度をやや控えめにしたフードへ変える選択肢があります。逆に痩せてくる場合は、消化吸収のよい高カロリーフードを少量ずつ複数回に分けて与えると無理なく続けられます。

早見表とパッケージ表示の量が違うときはどちらに合わせる?

どちらが正しいかを決める前に、まずカロリーを揃えて比べます。本文の早見表は380kcal/100gのフードを基準にしているため、使用中のフードのkcalが違う場合は「380÷使用フードのkcal/100g」で表の値を補正してください。たとえば360kcal/100gのフードなら表の値に約1.06を掛けた量が、400kcal/100gのフードなら0.95を掛けた量が同じカロリーになります。そのうえでメーカー表示との差が残る場合は、年齢・活動量などの計算条件を確認します。今の量で体型が安定しているなら、その摂取カロリーも参考にして調整してください。体重別の目安量は「イタグレの1日のご飯の量」にまとめています。

イタリアングレーハウンドに与えてはいけない食材は?

チョコレート・ぶどう(レーズン含む)・玉ねぎやニラなどのネギ類・キシリトール入り食品は、犬全般で中毒のおそれがあるため避けてください。ほかに、加熱した鶏や魚の骨は割れて尖り、消化管を傷つけるおそれがあるため与えないこと、痩せ気味だからといって人間の脂っこい食事や生のささみを習慣的に与えないことにも気をつけましょう。トッピングを足す場合は、茹でた鶏ささみや少量のサーモンオイルなど、シンプルで素材のわかるものに留めると安心です。

まとめ

イタリアングレーハウンドのフード選びは、骨の発達と維持に必要なカルシウム・リン・ビタミンDのバランス、体型と活動量・食べきれる量に合ったカロリー、皮膚と消化に配慮した良質なタンパク源の3つが特に大切です。

イタグレのご飯の量は1日何g?体重別早見表と体型・活動量に合わせたフードの選び方の本文を説明するイラスト
まとめ:本文の内容を絵で示しています。

「骨折が心配」「いくら食べても太らない」「冬は震えてばかり」という悩みに対して、骨折には床の滑り止めや飛び降りの対策、寒さには保温で備え、食事は年齢に合う総合栄養食を体重と体つきに合わせて与えることが土台になります。

体質や悩みは一頭ずつ違います。気になるフードが見つかったら、まずは一つ、愛犬に合うか試してみてください。細くて華奢な脚で軽やかに駆ける姿を、毎日のごはんから支えていけますように。

参考文献を表示(全10件)
  1. ジャパンケネルクラブ「イタリアン・グレーハウンド」犬種標準。
  2. Merck Veterinary Manual. "Nutritional Requirements of Small Animals."
  3. Pet Nutrition Alliance. "Calculating Calories Based on Pet Needs."
  4. VCA Animal Hospitals. "Obesity in Dogs."
  5. VCA Animal Hospitals. "Abnormal Weight Loss in Dogs."
  6. American Kennel Club. "Italian Greyhound Dog Breed Information."
  7. Merck Veterinary Manual. "Bone Fractures in Dogs and Cats."
  8. Italian Greyhound Breed Active Health Project. Tips to Reduce the Risk of Leg Breaks in Italian Greyhound Puppies.
  9. アニコム損害保険株式会社『家庭どうぶつ白書2025』
  10. AAFCO. Official Publication. Association of American Feed Control Officials.
WANPAKU編集部プロフィール

WANPAKU編集部

ミニチュアピンシャーと暮らす小型犬オーナー / 元ヘルスケアテック領域プロダクトマネージャー・マーケティング担当

愛犬ノア(ミニチュアピンシャー)と暮らす小型犬オーナーが運営しています。合うフードが見つからず20種類以上を試したフードジプシー経験から、WANPAKU を立ち上げました。ヘルスケアテック領域でプロダクトマネージャー・マーケティングを担当した経験を活かし、200種類以上をメーカー公式の栄養成分値(保証分析値)・価格などのデータで独自比較。ランキング順位ではなく、愛犬一頭一頭に合うフード選びを提案します。

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