「白い綿毛のような被毛が涙やけで茶色く染まってきた…」「小さな口で食べづらそう」。そんなお悩みを抱えるボロニーズの飼い主さんは少なくありません。
ふわふわの白い被毛と穏やかな性格で、欧州の貴婦人にも愛されてきたボロニーズ。イタリア・ボローニャ原産の歴史ある愛玩犬で、ビションファミリーの一員です。一方で、超小型犬ゆえの食事量の少なさと、白毛ならではの涙やけ・被毛ケアには、フード選びでの配慮が欠かせません。
「涙やけはフードで変わる?」「小さい体でもしっかり栄養を摂らせたい」。こうしたお悩みは、毎日の食事を見直すことで変化が見られるケースがあります。
この記事では、7,000回以上のアンケートと200種類以上の情報をもとに、ボロニーズに合うドッグフードの選び方と具体的な7選を整理しました。涙やけ・被毛・体重管理まで、ボロニーズならではのポイントを押さえていきましょう。
ボロニーズに必要な栄養と体質の特徴
ボロニーズは体重2.5〜4kgの超小型犬で、全身を覆う白い綿毛・胃の小さな超小型犬体質・涙やけが目立ちやすい体質という3つの特徴を持ちます。被毛と涙やけのケア、超小型犬ならではの食事量への配慮が選びのカギになります。
ボロニーズはイタリア・ボローニャ原産の歴史ある愛玩犬で、JKC・FCIの基準では理想体重2.5〜4kg、肩高25〜30cm程度とされています[2]。穏やかでフレンドリーな性格と、雲のような白い綿毛が特徴です。フード選びの観点では、次の体質を押さえておくと判断がしやすくなります。
- 超小型犬(2.5〜4kg):胃が小さく一度に食べられる量が限られるため、少量でも栄養が摂れるカロリー密度の高いフードが扱いやすくなります。
- 全身を覆う白い綿毛:頭から足先まで長い毛が房になって覆う被毛で、被毛の主成分ケラチンの材料になる良質な動物性タンパク質と、オメガ3脂肪酸が大切です。
- 涙やけが目立ちやすい:白毛ゆえに目元の涙の跡が目立ちやすく、添加物の少ない原材料に配慮する飼い主さんが多い犬種です。
- 運動量はやや控えめ:愛玩犬として室内中心の暮らしになりやすく、与えすぎを避けた量の調整が大切です。
ボロニーズの標準サイズ
JKC・FCIの基準では理想体重2.5〜4kg、肩高25〜30cm程度。豊かな綿毛で実際の体型がわかりにくいため、体重測定とBCS(ボディコンディションスコア)での体型確認が大切です。肋骨が触れて軽くくびれが見える状態(BCS 3/5)が理想とされます。
犬全体の平均寿命は14.1歳と報告されています[6]。毎日の食事は、超小型犬の体型と被毛・皮膚のコンディションを長く支える土台になります。
こうした体質から、ボロニーズには特有の健康課題があります。アンケートとあわせて見ていきましょう。
ボロニーズによくある悩み、食事で対応できる?
当サイトのアンケートでは、ボロニーズの回答の82.5%が涙やけ、65%が皮膚・被毛、62.5%がアレルギーを選んでいます(n=40の参考値)。白毛の涙やけ、綿毛のコンディション、皮膚のかゆみや赤み、体重管理は、いずれも毎日の食事が関わります。
📊 ボロニーズの飼い主さんが気になること
ボロニーズの40回のアンケート(2025年8月〜2026年10月)。サンプル数が少ないため参考値としてご覧ください。
ボロニーズの回答で最も多いのは涙やけ(82.5%)で、皮膚・被毛(65%)、消化(65%)、体重管理(62.5%)、アレルギー(62.5%)と続きます。白毛と綿毛に関わる悩みが上位に並びます。
上のグラフで上位に並ぶ悩みから、涙やけ、皮膚・被毛、アレルギー、体重管理の4つについて、食事面からの対策をまとめました。
悩み1: 涙やけが目立ちやすい
アンケートでも涙やけを選んだ回答は82.5%と、ボロニーズの回答でいちばん多い悩みです(n=40の参考値)。涙やけは医学用語ではなく、目の周りの被毛が涙で変色する状態の日常表現で、原因はさまざまです。フードだけで解決できるとは限らないため、まずは獣医師に相談したうえで、食事面でできる工夫を組み合わせる姿勢が大切です。
食事面でできる工夫としては、次のポイントが挙げられます。
- 人工着色料・人工保存料の少ない原材料を選ぶ
- アレルギーが疑われるときの確かめ方は皮膚の悩みと共通のため、下の「悩み3」の手順を使う
- フードを切り替えたときは、数日〜数週間で判断せず、同じフードを続けて目元の変化を見る
涙やけは「フードで治る」ではなく「配慮できることの一つ」
涙やけの原因には、アレルギーや結膜炎などの目の炎症、まつ毛の生え方、鼻涙管の詰まり、顔の形や目の周りの被毛など、さまざまな要因が関わります[4]。「このフードに切り替えれば治る」というわかりやすい話ではなく、まずは原因を獣医師と確認したうえで、フードでできる配慮を一つずつ重ねていく姿勢が現実的です。
悩み2: 綿毛のパサつき・もつれやすさ
皮膚・被毛の悩みはアンケートで65%。ボロニーズの綿毛は栄養状態が反映されやすい部分です。被毛がパサついてきた、ふんわり感がなくなってきたと感じたら、以下のポイントを意識してみてください。
- オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)が豊富なフードを選ぶ。サーモンオイルや魚油配合のものが代表的[3]
- 良質な動物性タンパク質を主原料にした設計のフード:被毛の主成分ケラチンの材料になる
- 亜鉛・ビオチンを含むフード:皮膚と被毛の健康に関わる微量栄養素
- 毎日のブラッシングと組み合わせると、被毛のお手入れの土台が整いやすくなる
悩み3: 皮膚が赤くなる・かゆそう
アレルギーはアンケートで62.5%。犬の皮膚のかゆみや赤みを起こすアレルギーには、花粉など空気中のアレルゲンによるもの(アトピー性皮膚炎)と食物アレルギーがあり、症状が似ているため見た目だけでは区別しにくいものです[5]。食事での対応は次のとおりです。
- かゆみや赤みが続く場合は、フードを替える前にまず獣医師に相談して原因を確かめる
- 食物アレルギーが疑われるときは、獣医師の指導のもとで除去食試験を行います。これまで食べたことのない原材料だけのフードか加水分解タンパクの療法食を、おやつも含めてそれだけにして続け、元の食べ物に戻して症状がぶり返すかで確かめます[5]
- ふだんのフードは原材料表示で上位のタンパク源を控えておき、合わなかったときに何を外すか判断できるようにする
- 人工添加物の少ないシンプルな原材料リストを選ぶ
悩み4: 体重管理がむずかしい
体重管理はアンケートで62.5%と、涙やけ・皮膚・被毛・消化に次いでアレルギーと並ぶ悩みです。ボロニーズは室内中心の暮らしで運動量が控えめになりやすく、豊かな綿毛のせいで体型の変化にも気づきにくい犬種です。食事のポイントは次のとおりです。
- 1回に食べられる量が少ないぶん、同じグラム数でエネルギーを確保できる設計が扱いやすい(カロリー密度の目安は「選び方の条件3」)
- 1日2〜3回に分けて与える。少量頻回給餌で食事のリズムを整える
- おやつを含めた1日の総量をグラムで把握し、増やした分は主食から差し引く
- 体重別の目安量は「ボロニーズの1日の食事量は?」の早見表で確認する
なお食欲の悩みは10%と多くはありませんが、食が細い子では、香りが立ちやすいぬるま湯でふやかす、食事の間隔を空けすぎないといった工夫が助けになります。急にぐったりする、震えるなどの様子が見られたら、低血糖の可能性があるため動物病院に相談してください。
ボロニーズのドッグフードの選び方|3つの基準
原材料表示を読んで候補を絞る、粒を実測で確かめる、高めのカロリー密度(340kcal/100g以上)という3つの視点でパッケージを見ると、ボロニーズに合うフードを絞り込みやすくなります。
条件1: 原材料表示を読んで候補を絞る
悩み3で挙げたように、皮膚の赤みやかゆみで獣医師に相談するときも、食事を見直すときも、出発点はいま何を与えているかを原材料欄で特定できていることです。棚の前でまず見るのは、上位のタンパク源に「鶏」「サーモン」のように動物種が書かれているかです。「ミートミール」「肉副産物」「動物性油脂」のように動物種が伏せられた表記が並ぶ製品は、合わなかったときに次へ何を外すかの手がかりが残りません。
原材料の並び順、酸化防止剤の用途名と括弧内の物質名の見分け方、「無添加」表示が何を指すのかなど、表示そのものの読み方はドッグフードの原材料表示の読み方ガイドにまとめています。悩み1で挙げた人工着色料・人工保存料への配慮も、確かめる場所は同じ裏面の原材料欄です。
条件2: 粒は実測で確かめ、大きめならふやかす前提で選ぶ
ボロニーズは体重2.5〜4kgで口が小さいため、実測7〜8mm前後の小粒はそのままでも取り込みやすく、10mmを超える粒はぬるま湯でふやかす・平皿に薄く広げるといった調整を前提にすると安心です。「超小型犬用」「トイブリード用」はメーカーごとの呼び方で実物の大きさがそろわないので、いま与えている粒を数粒つまんで定規で測り、そのときの食べ方(残さず食べるか、丸呑みしていないか)とあわせて控えておくと、次の候補を「今より小さいか、平たいか」で比べられます。表記の数値が直径だけで厚みを含まないことや、「約7〜15mm」のように幅で書かれた製品の扱いは表記でなく実測で粒を比べる手順にまとめています。
丸呑みを避けるための粒形状
口の小さいボロニーズでは、大きな粒ほど噛まずに丸呑みしやすくなります。丸呑みは消化への負担や、まれに窒息のリスクにつながるため、サイズだけでなく平たくて噛み砕きやすい形状かどうかもあわせて見てください。食べこぼしが多い場合は、浅めの平皿に変えるだけでも様子が変わることがあります。
条件3: 高めのカロリー密度(340kcal/100g以上)
ボロニーズは胃が小さく、一度に食べられる量が限られます。少量で必要な栄養を摂りやすくするため、カロリー密度340kcal/100g以上のフードが扱いやすい設計です。パッケージでは「代謝エネルギー」「エネルギー」の名前で書かれ、100gあたりの製品と1kgあたりの製品が混在するので、1kg表記は10で割って100gあたりにそろえてから比べます。パッケージに見当たらないときは、メーカーの商品ページの成分表に載っていることが多いです。
ボロニーズは1日に食べる量そのものが少ないため、数gのずれでも1日に占める割合は小さくありません。計量カップではなくキッチンスケールでグラム計量に切り替えると、カロリーの違うフードへ替えたときも量を合わせやすくなります。体重別の目安量は「ボロニーズの1日の食事量は?」の早見表で確認できます。
フード選びの条件がわかったところで、ボロニーズ向けに、サーモンオイルや魚油を含む具体的なフードを見ていきましょう。
ボロニーズにおすすめのドッグフード7選|比較表付き
「小さな口でも食べやすく、白い綿毛もきれいに保ちたい」。そんなボロニーズの飼い主さんの声をもとに、原材料表示・粒設計・カロリー密度の3つを見比べて7品を選びました。
200種類以上から、3つの基準で絞り込んだ7品です。4〜7品目は、粒の大きさが公表されている国産のフードから、主原料が鹿肉・鶏肉・魚と分かれるように選んでいます。カロリー密度は7品とも条件3の340kcal/100g以上を満たします。粒の大きさは、このこのごはんが約7〜8mm、yum yum yum! チキンが約6〜7mm、OBREMO 鶏肉(オールステージ用)が約7〜8mmで条件2の小粒帯に入り、犬猫生活 国産の天然鹿肉は約4.8mmとさらに小さく、おさかなも約7〜9mmと10mmを超えません。金の旨味は粒の大きさ(mm)が公式に記載されていません。プラペ!チキン&ターキーは穀物を使わない設計と口コミを重視したい場合の選択肢で、公式は「小粒」と表記していますが、粒の大きさ(mm)は公式に記載がありません。この2品は実物の粒を見て、食べにくそうならふやかすなどの調整を前提にご覧ください。7品とも総合栄養食です。総合栄養食は、AAFCO(米国の栄養基準)などが定める栄養基準を満たすよう作られたフードを指します[1]。本記事は健康な成犬向けの参考情報で、持病がある場合は必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。
このこのごはん
低脂肪設計
ボロニーズに合う理由
- 国産・鶏ささみ主原料で脂質8%以上の低脂肪寄りの構成
- 小粒で口の小さなボロニーズでも食べやすい設計
- 着色料・香料・保存料不使用のシンプルな原材料リスト
国産の鶏ささみ(ささみ・胸肉・レバー)を主原料にしたフードです。小粒で、口の小さなボロニーズでも食べやすい設計になっています。脂質8%以上と低脂肪寄りの構成で、着色料・香料・保存料を使わないシンプルな原材料リストにまとまっています。原材料には青パパイヤ末・モリンガ・鹿肉なども配合。白い被毛の涙やけが気になり、添加物の少ないフードを試したいボロニーズの飼い主さんに向く構成です。
| 主原料 | 鶏ささみ(国産) |
|---|---|
| タンパク質/脂質 | 20.9%以上 / 8%以上 |
| カロリー | 343kcal/100g |
| 粒サイズ | 約7〜8mm |
| 価格目安 | 約3,850円/kg |
プラペ!チキン&ターキー
グレインフリー
ボロニーズに合う理由
- 実際に小型犬と暮らす飼い主さんの口コミが寄せられている1品
- チキン&ターキー60%・穀物を使わない設計で、動物性原料の比率が高い構成
- サーモンオイル配合・364kcal/100gで少量給餌の構成
チキンとターキーを合わせて60%(新鮮チキン26%・ターキー10%・乾燥チキン9%・乾燥ターキー8%ほか)使い、穀物を使わない設計のフードです。サツマイモ・ヒヨコ豆・レンズ豆を炭水化物源にした原材料構成で、サーモンオイルやかぼちゃ・にんじん・クランベリーなどの食材も加えられています。タンパク質30%以上としっかりめ、カロリーは364kcal/100gと高めで、胃の小さなボロニーズでも少量で食べやすい設計です。口コミも寄せられており、ほかの飼い主さんの声を参考にしたい方に向きます。
| 主原料 | チキン・ターキー |
|---|---|
| タンパク質/脂質 | 30%以上 / 15.5%以上 |
| カロリー | 364kcal/100g |
| 粒サイズ | 公式に記載なし |
| 穀物 | 穀物を使わない設計 |
| 価格目安 | 販売サイトで確認 |
ボロニーズの飼い主さんの声
「食い付きが良い。うんちの臭いが改善。食い付きが良いのと、毛艶が良い。よだれやけの改善。」
「食い付きが、良い」
金の旨味 チキン
国産
ボロニーズに合う理由
- 国産・鶏肉主原料で着色料/香料/保存料不使用の構成
- 鰹節の風味と緑黄色野菜・海藻を加えた原材料リスト
- 357kcal/100gで胃の小さなボロニーズの少量給餌に
国産の鶏肉を主原料にしたフードです。着色料・香料・保存料を使わない構成で、鰹節やイヌリン(水溶性食物繊維)、緑黄色野菜・海藻、DHA含有精製魚油粉末なども原材料に加えられています。タンパク質20.6%以上・脂質10.7%以上とバランスのとれた数値で、カロリーは357kcal/100g。少量でも食べやすく、白い被毛の涙やけが気になり添加物を抑えたい飼い主さんに向く構成です。
| 主原料 | 鶏肉(国産) |
|---|---|
| タンパク質/脂質 | 20.6%以上 / 10.7%以上 |
| カロリー | 357kcal/100g |
| 粒サイズ | 公式に記載なし |
| 特徴 | 国産・着色料/香料/保存料不使用 |
| 価格目安 | 約5,586円/kg |
犬猫生活 国産の天然鹿肉 オールステージ
国産の鹿肉が主原料の小粒
ボロニーズに合う理由
- 粒の大きさが約4.8mmと公表されていて、口の小さいボロニーズでも取り込みやすい小ささの候補です
- 主な肉は国産の鹿肉と魚(いわし・あじなど)で、鶏肉を使っていません(牛脂は入っています)。
- 子犬からシニアまで食べられる全年齢用で、穀物を使っていません。
国産の天然鹿肉と、金沢港の魚・豚レバーを使ったドライフードです。3種類の乳酸菌とオリゴ糖、緑イ貝エキスが入っています。
| 主原料 | 鹿肉・魚・豚レバー(国産) |
|---|---|
| タンパク質/脂質 | 28%以上 / 9%以上 |
| カロリー | 340kcal/100g |
| 粒サイズ | 約4.8mm |
| 価格目安 | 約4,322円/kg |
yum yum yum! チキン
国産の鶏肉が主原料
ボロニーズに合う理由
- 粒の大きさが約6〜7mmと公表されていて、条件2の小粒帯から選びたいボロニーズの候補です
- 国産の鶏肉に、大麦・玄米・カツオ節を合わせたドライフードです。
- 脂質8.5%以上・348kcal/100g。着色料・香料・保存料を使わず、酸化防止剤は天然由来(ローズマリー抽出物など)です。
子犬からシニアまで食べられるドライフードで、フラクトオリゴ糖が入っています。
| 主原料 | 鶏肉(国産) |
|---|---|
| タンパク質/脂質 | 23.9%以上 / 8.5%以上 |
| カロリー | 348kcal/100g |
| 粒サイズ | 約6〜7mm |
| 価格目安 | 約3,246円/kg |
OBREMO 鶏肉(オールステージ用)
国産・オールステージ用
ボロニーズに合う理由
- 360kcal/100gと条件3のカロリー密度に入り、粒の大きさも約7〜8mmと公表されている候補です
- 子犬からシニアまで食べられるオールステージ用で、乳酸菌が入っています。
- 鶏肉に大麦・玄米・雑穀を合わせ、粒に油を吹き付けない仕上げです。着色料・香料・保存料は使っていません。
鶏肉・馬肉・魚など5種類から選べるOBREMOの鶏肉レシピです。360kcal/100g・脂質11.8%以上。小麦・乳製品・とうもろこしは使っていません。
| 主原料 | 鶏肉(国産) |
|---|---|
| タンパク質/脂質 | 21.9%以上 / 11.8%以上 |
| カロリー | 360kcal/100g |
| 粒サイズ | 約7〜8mm |
| 価格目安 | 約6,763円/kg |
おさかな
動物性タンパクは魚だけ・穀物不使用
ボロニーズに合う理由
- 原材料欄に動物性の原料が「まぐろ、かつお」と魚種まで書かれていて、条件1の見方で確かめやすい候補です
- 動物性タンパクは魚(まぐろ・かつお)だけで、鶏肉・牛肉を使っていません。
- 穀物を使わず、着色料・香料・保存料・酸化防止剤も使っていません。
国産の魚を主原料にしたドライフードで、脂質9%以上・346kcal/100g。脱脂大豆が入っているので、大豆が合わない子には向きません。
| 主原料 | 魚(まぐろ・かつお) |
|---|---|
| タンパク質/脂質 | 25%以上 / 9%以上 |
| カロリー | 346kcal/100g |
| 粒サイズ | 約7〜9mm |
| 価格目安 | 約3,300円/kg |
おすすめフード比較表
横にスクロールして比較できます
| 商品名 | タンパク質 | カロリー | 主原料 | 特徴 | 価格/kg |
|---|---|---|---|---|---|
| このこのごはん | 20.9% | 343kcal | 鶏ささみ(国産) | 国産・低脂肪・着色料/香料/保存料不使用 | 約3,850円 |
| プラペ!チキン&ターキー | 30% | 364kcal | チキン・ターキー | 穀物を使わない設計・チキン&ターキー60% | 販売サイトで確認 |
| 金の旨味 チキン | 20.6% | 357kcal | 鶏肉(国産) | 国産・着色料/香料/保存料不使用 | 約5,586円 |
| 犬猫生活 国産の天然鹿肉 オールステージ | 28% | 340kcal | 鹿肉・魚・豚レバー(国産) | 国産・小粒・穀物を使わない設計 | 約4,322円 |
| yum yum yum! チキン | 23.9% | 348kcal | 鶏肉(国産) | 国産・小粒・着色料/香料/保存料不使用 | 約3,246円 |
| OBREMO 鶏肉(オールステージ用) | 21.9% | 360kcal | 鶏肉(国産) | 国産・オールステージ用・着色料/香料/保存料不使用 | 約6,763円 |
| おさかな | 25% | 346kcal | 魚(まぐろ・かつお) | 国産・魚だけ・穀物を使わない設計 | 約3,300円 |
うちの子にはどれ?タイプ別の選び方
- 国産・低脂肪で添加物に配慮したい → 国産鶏ささみ主原料・脂質8%以上・着色料/香料/保存料不使用のこのこのごはん
- 口コミも参考に、穀物を使わない設計で選びたい → チキン&ターキー60%のプラペ!チキン&ターキー(粒の大きさ(mm)は公式に記載がありません。実物を見て、食べにくそうならふやかして調整してください)
- 国産・着色料/香料/保存料不使用で選びたい → 国産鶏肉・鰹節風味の金の旨味
- 粒の小さいフードで、鶏肉以外を試したい → 国産の鹿肉と魚が主原料で、粒が約4.8mmの犬猫生活 国産の天然鹿肉。牛脂と乳製品(乳清・脱脂粉乳)は入っています
- 国産の鶏肉で、小粒のフードを選びたい → 粒が約6〜7mmで、着色料・香料・保存料を使わないyum yum yum! チキン
- 子犬からシニアまで同じフードを続けたい → 粒が約7〜8mmで、粒に油を吹き付けない仕上げのOBREMO 鶏肉(オールステージ用)
- 鶏肉・牛肉を使わないフードを選びたい → 動物性タンパクはまぐろ・かつおだけで、穀物を使わないおさかな。脱脂大豆が入っているので、大豆が合わない子には向きません
気になるフードが見つかったら、実際にそのフードを選んだ飼い主さんの口コミも参考にしてみましょう。
ここからは、実際にボロニーズと暮らす飼い主さんから寄せられた口コミです。同じ犬種だからこそ参考になる、リアルな声をご覧ください。
ボロニーズの飼い主さんの口コミ
上のおすすめフードは、成分と犬種の体質から編集部が選んだものです。こちらはボロニーズの飼い主さん11人が実際に使って評価した声です。
ボロニーズの1日の食事量は?
ボロニーズ(2.5〜4kg)の1日の給餌量は成犬で約54〜88g(活発な子は約62〜99g)が目安で、年齢・運動量・BCSに応じた調整が必要です。1日2〜3回に分けて少量頻回給餌を意識してください。
成犬期(1歳ごろ〜)のご飯の量
ボロニーズは個体差はあるものの、体重2.5〜4kgの範囲が標準的です。下表は360kcal/100gのドライフードを基準にした体重別の目安です。
| 体重 | 成犬(1〜7歳) | 活発な成犬 | シニア犬(7歳〜) |
|---|---|---|---|
| 2.0kg | 約46〜52g | 約52〜59g | 約39〜46g |
| 2.5kg | 約54〜62g | 約62〜70g | 約46〜54g |
| 3.0kg | 約62〜71g | 約71〜80g | 約53〜62g |
| 3.5kg | 約70〜80g | 約80〜90g | 約60〜70g |
| 4.0kg | 約77〜88g | 約88〜99g | 約66〜77g |
この表は、体重と活動量から1日に必要なエネルギーを見積もり(活動量が少ない子・標準的な避妊・去勢済みの成犬・よく動く子の3段階)、360kcal/100gのフードに換算した目安です[7][8]。フードのカロリー表示(100gあたりのkcal)や、運動量・年齢・体型の個体差に応じて調整してください。
子犬期(〜1歳ごろ)のご飯の量|今の体重×月齢の早見表
子犬の1日の量は、今の体重と月齢で変わります。生後4ヶ月ごろまでは成長にたくさんのエネルギーを使うため、同じ体重でもそれ以降より多めになります。
| 今の体重 | 生後4ヶ月ごろまで | 生後4ヶ月〜1歳ごろ |
|---|---|---|
| 0.5kg | 約35g | 約23g |
| 1.0kg | 約58g | 約39g |
| 1.5kg | 約79g | 約53g |
| 2.0kg | 約98g | 約65g |
| 2.5kg | 約116g | 約77g |
| 3.0kg | — | 約89g |
| 4.0kg | — | 約110g |
今の体重と月齢から1日に必要なエネルギーを見積もり、360kcal/100gのフードに換算した目安です[7]。使っているフードのカロリーが違うときは、「360÷使用フードのkcal/100g」を表の値に掛けて補正します。
子犬は同じ月齢でも体の大きさに差があるため、月齢ではなく、量り直した今の体重の行を使ってください。成長のスピードや体質でも必要な量は変わるので、体重の増え方と体つき(BCS)を見ながら少しずつ調整し、子犬用または全年齢対応の総合栄養食のパッケージの給与量とも見比べましょう。食べない・体重が増えない・下痢が続くときは、早めにかかりつけの獣医師に相談してください。
「—」は表の範囲外です。生後4ヶ月前にこの体重になっている子や表にない体重の子、いま使っているフードで直接計算したいときは、給餌量の自動計算ツールでライフステージの「子犬期」を選ぶと計算できます。1食分は、1日の量を食事の回数で割って決めます(回数は下の「ボロニーズの給餌で注意すること」)。体重の増え方が落ち着いてきたら、成犬の表に切り替えます。
シニア期のご飯の量|年齢だけで減らさない
上の成犬期の表の「シニア犬(7歳〜)」の列は、年齢で一律に減らした量ではなく、活動量が落ちてきた子の目安です。年齢を重ねても散歩の量や体重が変わらない子は「成犬(1〜7歳)」の列のまま、体重と体つき(BCS)で調整してください。
ボロニーズの給餌で注意すること
- 成犬は1日2〜3回:1回に食べられる量が少ないため、1日の量を分けて与えると食べ切りやすくなる
- 子犬期は成犬より回数を多めに:体の小さい子犬は食事の間隔が空くと低血糖を起こしやすいため、少量ずつ回数を分けて食事を抜かないようにする
- 低血糖のサインに注意:ぐったり・震え・ふらつきが出たら獣医師に相談
- BCSは2週間ごとに確認:豊かな綿毛で体型が見えにくいため、触れて確認する習慣を
フードの切り替え方
新しいフードに切り替える際は、ボロニーズのデリケートな消化器系に配慮して、10〜14日かけてゆっくり移行するほうが安心です。
- 1〜3日目:新フード20% + 旧フード80%
- 4〜6日目:新フード40% + 旧フード60%
- 7〜10日目:新フード60% + 旧フード40%
- 11〜14日目:新フード80% + 旧フード20%
- 15日目以降:新フード100%
ボロニーズのドッグフードに関するよくある質問
7選のうち、涙やけと添加物がいちばん気になる子はどれから試す?
まず着色料・香料・保存料を使っていない国産のこのこのごはん(脂質8%以上・粒約7〜8mm)と金の旨味(脂質10.7%以上・粒は公式に記載なし)から検討すると、原材料を絞り込めます。脂質をより抑えたいなら前者、鰹節の風味で食いつきの反応を見たいなら後者が選びやすくなります。同じく着色料・香料・保存料を使っていない国産のフードには、穀物を使わない犬猫生活 国産の天然鹿肉(粒約4.8mm)とおさかな、鶏肉が主原料のyum yum yum! チキンとOBREMO 鶏肉(オールステージ用)もあります。プラペ!チキン&ターキー(脂質15.5%以上・粒は公式に記載なし)は穀物を使わない設計を選びたいときの選択肢です。金の旨味とプラペ!チキン&ターキーは粒の大きさ(mm)が公式に記載がないため、実物を見て、食べにくそうならぬるま湯でふやかして試してください。どれを選ぶ場合も切り替えは10〜14日かけて進め、目元の変化は新しいフードだけになってから見ていきます。
涙やけ対策でフードを替えたら、何週間で判断する?
切り替え自体に10〜14日かけるので、新しいフードだけになってから2〜3か月ほどは同じフードを続けて見てください。食物アレルギーを確かめる除去食試験でも、フードを最長3か月ほど続けてから判断します[5]。数日〜数週間で結論を出すと、たまたまの体調の波を効果と取り違えやすくなります。見るときは、涙のにじむ量そのものと、すでに茶色く染まった被毛を分けて考えてください。染まった毛は伸びて切られるまで色が残るため、変化はまず新しく伸びてきた毛の根元に出ます。毎週同じ場所・同じ明るさで目元を撮っておくと、前と比べやすくなります。目やにが増える、まぶたを気にする、急に涙が増えたといった様子があれば、期間を待たずに獣医師に相談してください[4]。
ボロニーズの子犬・シニアでフードは変えたほうがいい?
ボロニーズは子犬期・成犬期・シニア期で必要なエネルギー量が変わります。成長期の子犬には子犬用(または全年齢対応)フードを与え、シニア期は体重とBCSを見ながら量を調整するのが基本です。年齢で銘柄を変えるかどうかより、BCS(体型)に合わせて量を調整することのほうが重要です。フードを切り替える際は10〜14日かけて少しずつ移行してください。
1袋を使い切るのに時間がかかるとき、フードの保存はどうする?
ボロニーズは1日に食べる量が少ないため、1kgの袋でも使い切るまで2〜3週間ほどかかります。開封後は空気に触れるほど脂が酸化しやすくなるので、袋の口をしっかり閉じ、密閉できる容器に袋ごと入れて、直射日光と高温多湿を避けた場所で保存してください。中身だけを別の容器に移し替えると、賞味期限やロット番号がわからなくなるうえ、容器に残った古い脂が新しいフードに混ざります。開封から1か月以内に使い切れる袋のサイズを選ぶと管理が楽になります。匂いが変わった、油っぽくベタつくと感じたときは、期限内でも与えるのはやめてください。
ボロニーズに与えてはいけない食材は?
犬全般で避けたほうがよい食材は、玉ねぎ・ネギ類・チョコレート・ぶどう(レーズン)・キシリトール・カフェインなどが代表的です。また、人間用の高脂肪・高塩分のもの(ハム・ソーセージ・スナック菓子など)も日常的に与えないほうが安心です。トッピングを足すときも、人間用の味付け(塩・砂糖・油)は加えず、犬用に調整したものを少量にとどめてください。
まとめ
ボロニーズのフード選びは、原材料表示を読んで候補を絞る、粒を実測で確かめる、高めのカロリー密度を選ぶという3つが軸になります。白毛のため目立ちやすい涙やけと、超小型犬ならではの食事量への配慮を、毎日の食事から重ねていけます。
「真っ白な綿毛を保ちたい」「小さな体でもしっかり栄養を摂らせたい」。そんな願いに、フードでできることは確かにあります。今回の7選は、このこのごはん(国産・鶏ささみ・低脂肪)、プラペ!チキン&ターキー(穀物を使わない設計・チキン&ターキー60%)、金の旨味(国産・鶏肉・着色料/香料/保存料不使用)、犬猫生活 国産の天然鹿肉(国産・鹿肉・小粒)、yum yum yum! チキン(国産・鶏肉・小粒)、OBREMO 鶏肉(オールステージ用)、おさかな(国産・魚だけ・穀物を使わない設計)。それぞれ役割が違うので、愛犬の体質と暮らしに合うものを選んでみてください。
ボロニーズの穏やかな表情を毎日支えるのは、飼い主さんが選ぶ食事の積み重ねです。まずは一つ、気になるポイントから見直してみてください。
参考文献を表示(全8件)
- AAFCO (2024). Official Publication. Association of American Feed Control Officials.
- FCI. Bolognese Breed Standard.
- Bauer JE (2011). "Therapeutic use of fish oils in companion animals." JAVMA. 239(11):1441-1451. DOI: 10.2460/javma.239.11.1441
- VCA Animal Hospitals. Epiphora (Tear Staining) in Dogs.
- Merck Veterinary Manual. Allergies in Dogs.
- アニコム損害保険株式会社『家庭どうぶつ白書2025』
- Merck Veterinary Manual. Nutritional Requirements of Small Animals.
- Pet Nutrition Alliance. Calculating Calories Based on Pet Needs.