マルチーズのドッグフード選び|涙やけ・白い被毛に配慮した栄養とおすすめ3選

マルチーズのフード選び|白い被毛と涙やけケアのポイント

マルチーズのドッグフード選び|結論

マルチーズのフード選びは、涙やけ・白い被毛・デリケートな体質への配慮が要です。低アレルゲンで添加物の少ない総合栄養食を選びましょう。

  • 低アレルゲン設計 - 合わない原材料を避け、目元・皮膚に配慮
  • 添加物が少ない - 人工着色料・香料・保存料を避けた設計
  • 良質なタンパク質 - 白い被毛の材料となる栄養を確保
  • オメガ脂肪酸配合 - 被毛のツヤと皮膚のコンディションに
  • 消化に優しい原材料 - デリケートなお腹に配慮
  • 小粒サイズ - 口が小さいマルチーズに6〜10mm目安

3選はHEKA グレインフリー サーモン(サーモン主体・小粒)/モグワン(オメガ3強化・口コミ多数)/おさかな(国産魚・低アレルゲン)。選び方の詳細は本文で。

「マルチーズの涙やけがなかなか取れない…」「白い被毛が茶色く変色してきた」——そんな悩みを抱えていませんか?

マルチーズは、真っ白で絹のような被毛が魅力の愛玩犬。でも、その白さゆえに涙やけや口周りの変色が目立ちやすいのも事実です。

涙やけをフードだけで解決できるとは限りませんが、毎日のごはんは目元や被毛のコンディションを支える土台になります。

この記事では、マルチーズの体質に合ったフードの選び方と、おすすめのドッグフード3選をわかりやすくご紹介します。

マルチーズに必要な栄養と体質の特徴

マルチーズは体重2〜4kgで純白のシングルコートが特徴。涙やけ・皮膚トラブル・歯周病を抱えやすいデリケートな体質のため、消化に優しく添加物の少ないフード選びが重要です。

マルチーズは体重2〜4kg程度の小型犬で、地中海のマルタ島原産の古い歴史を持つ愛玩犬です[1]。「白い宝石」とも呼ばれる真っ白な被毛が最大の特徴です。

アニコムの「家庭どうぶつ白書」でも、マルチーズは皮膚の疾患や外耳炎が好発疾患の上位に挙げられています[4]。病気をフードで直接防ぐことはできませんが、目元・皮膚・お腹に配慮した栄養は、毎日の食事で積み重ねられるケアです。

純白の被毛

マルチーズ最大の魅力は、雪のように真っ白な被毛です。シングルコートで抜け毛は少ないものの、毎日のブラッシングと定期的なトリミングが必要です。白い被毛は汚れや変色が目立ちやすいため、日々のケアが重要なポイントです。

穏やかで甘えん坊

マルチーズは穏やかで人懐っこい性格が特徴です。飼い主に甘えることが大好きで、膝の上でくつろぐことを好みます。運動量はそれほど多くありませんが、遊ぶことは大好きです。

デリケートな体質

マルチーズはデリケートな体質を持っています。涙やけ、皮膚トラブル、消化器系の問題を抱えやすい傾向があります。そのため、フード選びには特別な配慮が必要です。

💡 マルチーズの被毛の特徴

マルチーズの被毛は「シングルコート」で、人間の髪の毛に似た構造を持っています。毛が伸び続けるため、定期的なトリミングが必要です。適切なケアをすれば、床まで届く長さに伸ばすこともできます。

マルチーズと暮らす飼い主さんにとって、一番の悩みは涙やけ。フードとの関係を詳しく見ていきましょう。

マルチーズの健康課題|フードでできる対策

マルチーズの飼い主の90.8%が涙やけに悩んでいます。涙やけ・皮膚・歯周病が代表的な課題で、涙管の細さなど構造的な要因に加え、フード選びと日常ケアで配慮できる部分もあります。

マルチーズは犬種特有の体質から、いくつかの健康上の課題を抱えやすい傾向があります。実際に飼い主さんが何に悩んでいるのか、診断データから見ていきましょう。

📊 マルチーズの飼い主さんが気になること

マルチーズの109回の診断利用データ(2025年9月〜2026年5月

マルチーズの飼い主さん、「涙やけが気になる…」と感じたことはありませんか? 約9割(90.8%)の方が涙やけを気にかけており、皮膚・被毛(約2人に1人・45.9%)やアレルギー(約3人に1人・34.9%)も上位に。白い被毛だからこそ、フード選びでのケアが大切です。

1. 涙やけ

マルチーズで最も多い悩みが涙やけです[2]。涙に含まれるポルフィリンという色素が酸化し、被毛を赤茶色に変色させる現象で、白い被毛のマルチーズでは特に目立ちます。マルチーズは涙管(鼻涙管)が細く、涙が排出されにくい構造的な特徴もあります[3]

涙やけの原因はさまざまで、フードだけで解決できるとは限りません。ただし、消化に負担のかかる原材料や添加物を避けることが目元のケアにつながると考える飼い主さんは多く、フード選びは配慮の一つになります。

フードと日常でできる対策:

  • アレルゲンになりやすい原材料(小麦・トウモロコシ・牛肉など)や人工添加物を避けたフードを選ぶ
  • 良質な動物性タンパク質とオメガ3脂肪酸を含むフードで、消化と被毛に配慮する
  • 毎日ぬるま湯で目元をやさしく拭き、変色や目やにが続く場合は獣医師に相談する

涙やけが気になるマルチーズには、次の栄養素を意識したフード選びが一つの目安になります。

涙やけ・被毛のケアに役立つ栄養素
栄養素 働き 含まれる食材
良質な動物性タンパク質 消化吸収に優れ、被毛の主成分ケラチンの材料になる サーモン、鶏肉、ラム肉、白身魚
オメガ3脂肪酸(EPA・DHA) 皮膚と被毛のコンディションに配慮する栄養素 サーモンオイル、亜麻仁油、フィッシュオイル
抗酸化成分 体の酸化ストレスに配慮する栄養素 ビタミンE、ビタミンC、セレン、ブルーベリー
乳酸菌(プロバイオティクス) 腸内環境を整え、消化吸収をサポートする 乳酸菌、ビフィズス菌

⚠️ 涙やけがひどい場合は獣医師に相談を

涙やけの原因は、フードだけでなく涙管の詰まりや目の構造的な問題などさまざまです。フードを見直しても気になる状態が続く場合や、涙やけがひどくなる一方の場合は、獣医師に相談しましょう。

2. 皮膚トラブル

マルチーズは皮膚トラブルを抱えやすい犬種です。アレルギー性皮膚炎、乾燥肌、フケなどが見られることがあります。白い被毛は皮膚の状態が見えにくいため、日々のチェックが大切です。

フードと日常でできる対策:

  • オメガ3・オメガ6脂肪酸をバランスよく含むフードで、皮膚と被毛のコンディションに配慮する
  • アレルゲンになりやすい原材料を避け、体に合わない食材を少しずつ見極める
  • ブラッシングで被毛の通気を保ち、赤みや乾燥が続く場合は獣医師に相談する

3. 歯周病

マルチーズは口が小さく歯が密集しているため、歯周病になりやすい犬種です。歯垢や歯石が溜まりやすく、放置すると口臭や歯の喪失につながります。

フードと日常でできる対策:

  • ドライフードを主食にし、ある程度噛む必要がある粒サイズを選ぶ
  • 早食いを避け、よく噛んで食べられるよう工夫する
  • フードだけで歯垢は防ぎきれないため、毎日の歯みがきを習慣にする

課題が見えたところで、マルチーズのフード選びで押さえたい6つの基準を整理しました。

マルチーズのドッグフードの選び方|6つの基準

低アレルゲン設計・添加物控えめ・良質なタンパク質・オメガ脂肪酸配合・消化にやさしい原材料・小粒サイズの6条件が基本。特に涙やけのケアには人工着色料・人工保存料フリーのフードが配慮の一つになります。

マルチーズの体質を踏まえて、体質に合うドッグフードを選ぶための6つのポイントをお伝えします。

ポイント1: 低アレルゲン設計を選ぶ

目元や皮膚の健康を保つため、アレルゲンになりやすい原材料を避けたフードを選びましょう。小麦、トウモロコシ、大豆、牛肉などはアレルギーの原因になりやすいとされています。ラム、魚、鹿肉などの限定タンパク源を使ったフードがおすすめです。

ポイント2: 添加物が少ないフード

人工着色料、人工香料、人工保存料などの添加物は、涙やけや皮膚トラブルに関係している可能性があります。無添加または天然由来の原材料を使ったフードを選びましょう。

💡 避けたい添加物の例

  • 人工着色料:赤色○号、黄色○号など
  • 人工保存料:BHA、BHT、エトキシキンなど
  • 人工香料:合成香料など

天然由来の酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物など)は問題ありません。

ポイント3: 良質なタンパク質

白い被毛のケアのために、タンパク質22%以上で、良質な動物性タンパク質がメインのフードを選びましょう。被毛の主成分であるケラチンはタンパク質からできています。

ポイント4: オメガ脂肪酸配合

被毛のツヤと皮膚のケアのために、オメガ3・オメガ6脂肪酸が配合されたフードを選びましょう。サーモンオイル、亜麻仁油などが含まれているとベターです。

ポイント5: 消化に優しい原材料

マルチーズはお腹がデリケートな子が多いです。消化吸収の良い原材料を使ったフード、プロバイオティクス(乳酸菌など)が配合されたフードを選ぶと、腸内環境のケアに役立ちます。

ポイント6: 小粒サイズ

マルチーズは口が小さいため、大きすぎる粒は噛みにくく消化にも負担がかかります。粒サイズ6〜10mm程度を目安に、口の小さい子には小粒寄りを選びましょう。小型犬用・超小型犬用と表記されたフードが参考になります。

フード選びの基準がわかったところで、マルチーズの涙やけ・被毛ケアに配慮した具体的なフードを見ていきましょう。

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マルチーズのフード別口コミランキング

上のおすすめフードは栄養バランスと犬種適性で選んだ「プロ目線の3選」。こちらはマルチーズの飼い主さん29人が実際に使って評価した「リアルな声」です。どちらも参考に、愛犬に合う1品を見つけてください。

マルチーズの29件の口コミ
3.4 / 5.0
★5
6件
★4
5件
★3
15件
★2
2件
★1
1件
食いつき平均 3.8 / 5.0(18件の回答)

※ マルチーズの飼い主さんの口コミのみを集計し、犬種別の平均評価が高い上位3商品をピックアップしています

1ナウフレッシュ スモールブリード アダルト3.5(2件)ターキー主原料 / グレインフリー / 添加物不使用 / 371.1kcal/100g

マルチーズの1日の食事量は?

体重3kgのマルチーズで1日約48〜55g(標準体型・360kcal/100gフードの場合)が目安です。運動量が少ない子は太りやすいため、おやつを含めた総カロリーを把握して適正体重を維持しましょう。

マルチーズは小型犬のため、給餌量の管理がとても重要です。体重に合わせて適切な給餌量を調整しましょう。

マルチーズ 1日の給餌量目安(360kcal/100gのフードの場合)
体重 成犬(標準) 成犬(活発) シニア犬
2kg 35〜40g 45〜50g 30〜35g
2.5kg 42〜48g 52〜58g 35〜42g
3kg 48〜55g 60〜68g 42〜48g
4kg 60〜70g 75〜85g 52〜60g

上記は体重と活動量をもとにした1日量の目安です。フードのカロリー表示(100gあたりのkcal)や、運動量・年齢・体型の個体差に応じて調整してください。

⚠️ マルチーズの給餌で注意すること

  • 1日2〜3回に分けて給餌:消化への負担を減らすため
  • 食後は口周りを拭く:涙やけ同様、口周りの清潔を保つ
  • 新鮮な水を常に用意:水分補給は健康管理の基本
  • おやつは控えめに:小さな体なので、おやつのカロリーも大きい

愛犬の体重から1日の必要カロリーを正確に知りたい場合は、カロリー自動計算ツールもご活用ください。

BCS(ボディコンディションスコア)で体型チェック

犬のBCS(ボディコンディションスコア)9段階の判定ポイント
BCS 9段階の体型目安。触って肋骨が分かり、上から見てくびれがあるBCS 5前後が理想です。

マルチーズは長い被毛で体型が分かりにくいため、体重の数値だけでなく実際に触って判断することが大切です。肋骨が薄い脂肪の上から触れ、上から見て腰に軽いくびれがあるBCS 5前後が理想です。

フードの切り替え方

新しいフードに切り替える際は、マルチーズのデリケートな消化器系に配慮して、10〜14日かけてゆっくり移行することをおすすめします。

  • 1〜3日目:新フード20% + 旧フード80%
  • 4〜6日目:新フード40% + 旧フード60%
  • 7〜10日目:新フード60% + 旧フード40%
  • 11〜14日目:新フード80% + 旧フード20%
  • 15日目以降:新フード100%

マルチーズのドッグフードに関するよくある質問

マルチーズに合うドッグフードのおすすめは?

WANPAKU が130種類以上から選定した3選は、HEKA グレインフリー サーモン(サーモン主体・小粒のグレインフリー)、モグワン チキン&サーモン(オメガ3強化・口コミ多数)、おさかな(国産魚・鶏や牛を使わない設計)です。いずれもAAFCO栄養基準を満たします。

マルチーズに与えてはいけない食べ物は?

玉ねぎ・ねぎ類、チョコレート、ぶどう・レーズン、キシリトール入りの食品は中毒を起こすため絶対に与えないでください。また、マルチーズはアレルギーを起こしやすいため、小麦・トウモロコシ・牛肉など、これまで体に合わなかった食材は避けます。おやつは1日の給餌量の10%以内にとどめ、主食の総合栄養食を中心にしましょう。

マルチーズの子犬には、どんなフードを選べばいい?

子犬期は成長のために十分な栄養とエネルギーが必要なため、子犬用または全年齢対応の総合栄養食を選びます。マルチーズは口が小さく消化器もデリケートなため、小粒で消化のよいフードを選び、1日の量を3〜4回に分けて与えると安心です。生後12ヶ月ごろまでは月齢に応じて必要量が変わるので、パッケージの表示と体型を見ながら調整しましょう。

マルチーズの1日の給餌量の目安は?

成犬のマルチーズの1日の給餌量は、標準体型で体重2kgで約35〜40g、3kgで約48〜55g、4kgで約60〜70gが目安です(360kcal/100gのフードの場合)。運動量が少なく太りやすい犬種のため、おやつを含めた総カロリーを把握し、体型を見ながら調整しましょう。

マルチーズのシニア犬のフード選びで気をつけることは?

シニア期(7歳ごろから)は運動量と基礎代謝が落ち、太りやすくなります。カロリーをやや抑えたフードに切り替え、関節や被毛に配慮した成分を含むものを選ぶとよいでしょう。一方で食が細くなる子もいるため、体重と体型を見ながら量を調整します。硬いフードが食べづらそうなら、ぬるま湯でふやかす工夫も有効です。

まとめ

マルチーズのフード選びは、低アレルゲン設計、添加物の少なさ、良質なタンパク質、オメガ脂肪酸配合、消化にやさしい原材料、小粒サイズの6つがポイントです。

「涙やけがなかなか取れない」「白い被毛が茶色くなってきた」——そんなサインに気づいたら、まずは今のフードの原材料やタンパク源を見直してみてください。涙やけをフードだけで解決できるとは限りませんが、フードに向き合うことはマルチーズの体質を知る一歩になります。気になる状態が続くときは獣医師にも相談しましょう。

真っ白な被毛を守るために、飼い主さんができる一番身近なケアが毎日の食事です。一つずつ、できることから試してみてください。

参考文献を表示(全4件)
  1. American Kennel Club. "Maltese Dog Breed Information."
  2. VCA Animal Hospitals. "Eye Discharge (Epiphora) in Dogs."
  3. Merck Veterinary Manual. "Nasolacrimal and Lacrimal Apparatus."
  4. アニコム損害保険株式会社「アニコム家庭どうぶつ白書2025」(マルチーズの好発疾患の傾向)
涙やけで白い被毛が変色…マルチーズに合うフードは?

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