小型犬のアレルギー対策フードは?低アレルゲン5選比較

小型犬のアレルギー対策におすすめのドッグフード5選

💡 この記事の結論

食物アレルギーが疑われる小型犬には単一タンパク源低アレルゲンフードを選びましょう。

  • 単一タンパク源(LID) - アレルゲンを特定しやすく、反応を最小限に
  • 新奇タンパク質 - ラム・鹿肉・ターキー・魚など食べ慣れていない肉
  • グレインフリー - 小麦・とうもろこしなど穀物アレルギーにも対応

📌 アレルギー対策成分で厳選した5商品を比較表付きで紹介します

「うちの子、いつも体をかいてる…」「耳の中が赤くなりやすいんです」「下痢を繰り返してて心配」——そんなお悩み、ありませんか?

季節に関係なくこうした症状が続くと、本当に心配になるものです。愛犬が辛そうにしている姿を見ると、何とかしてあげたいと思うのは当然のことです。

実は、これらの症状は食物アレルギーが原因かもしれません。そして嬉しいことに、犬の食物アレルギーはフードを変えることで改善できるケースが少なくありません。

この記事では、アレルギー対策に特化した「単一タンパク源」「低アレルゲン」のフードを厳選してご紹介します。愛犬に合ったフード選びの参考にしてください。

犬の食物アレルギーとは

食物アレルギーの主な症状

  • 皮膚症状: かゆみ(顔、耳、足先、お腹)、皮膚の赤み、発疹、脱毛[2]
  • 耳の症状: 慢性的な外耳炎、耳をかく、頭を振る
  • 消化器症状: 下痢、嘔吐、軟便、おならが多い
  • 目の症状: 涙やけ、目やにが多い

これらの症状が季節に関係なく続く場合は、食物アレルギーの可能性が高いといわれています[4]。環境アレルギー(花粉など)は季節性がありますが、食物アレルギーは年中症状が出ます。

📊 アレルギーで悩む飼い主さんが同時に抱える悩み

当サイト診断データ 2025年9月〜2026年1月(n=532)

アレルギーを選択した飼い主さんの61.5%が皮膚・被毛の悩みも抱えています。アレルギー反応が皮膚症状として現れやすいことが反映されています。

アレルギーを起こしやすい食材

🔬 犬のアレルゲンTOP7

  1. 牛肉 - 最も多いアレルゲン
  2. 乳製品 - チーズ、ミルクなど
  3. 小麦 - グルテンが原因
  4. 鶏肉 - 使用頻度が高いため
  5. - 特に卵白
  6. 大豆 - 植物性タンパク質
  7. とうもろこし - 穀物アレルギー

特に牛肉と乳製品で犬の食物アレルギーの約70%を占めると言われています[1]

アレルギー対策フードは何を基準に選べばいい?

①単一タンパク源(LID)を選ぶ

LID(Limited Ingredient Diet)とは、原材料を限定したフードのこと[5]。特に動物性タンパク質が1種類のみのフードを「単一タンパク源」と呼びます。

複数のタンパク源が含まれていると、どれがアレルゲンか特定できません。まずは単一タンパク源のフードで様子を見ることが、アレルギー対策の第一歩として大切です。

②新奇タンパク質を選ぶ

今まで食べたことのない「新奇タンパク質」は、アレルギー反応を起こしにくいとされています。

  • ラム(羊): 低アレルゲンの代表格
  • ターキー(七面鳥): 鶏肉アレルギーでも食べられることが多い
  • 鹿肉: 国内ではあまり使われない珍しいタンパク源
  • 魚(サーモン、ニシンなど): 肉類全般にアレルギーがある場合に

③グレインフリー(穀物不使用)

小麦やとうもろこしにアレルギーがある場合は、グレインフリーが有効です。ただし、穀物アレルギーは比較的少なく、主な原因はタンパク質であることが多いため、グレインフリーだけでは不十分な場合もあります。

⚠️ 自己判断は禁物です

食物アレルギーの確定診断には、獣医師による「除去食試験」が大切です[3]。症状が重い場合や改善しない場合は、必ず獣医師に相談してください。

うちの子にはどれが合う?アレルギー対策ドッグフード5選

単一タンパク源・低アレルゲン・グレインフリーの条件を満たすフードを厳選しました。

アレルギー対策ドッグフード比較表
商品名 タンパク源 特徴 タイプ 価格目安
ZIWI エアドライ ラム ラム 低アレルゲン・超高品質 エアドライ ¥1,023/100g
GO! LID サーモン サーモン 魚のみ・グレインフリー ドライ ¥210/100g
アランズナチュラル ラム 原材料9種のみ・シンプル ドライ ¥336/100g
ペロリコ アレカット ターキー 鶏アレルギー対応設計 ドライ ¥336/100g
メディコートアレルゲンカット 魚+えんどう豆 肉不使用・高コスパ ドライ ¥115/100g

ZIWI エアドライ ラム

ZIWI エアドライ ラム
主原料ラム肉のみ(96%)
成分タンパク質38% / 脂質30% / 繊維3% / 495kcal
タイプ・対象エアドライ・成犬
特徴完全単一タンパク源、炭水化物わずか3%で穀物・芋類にも反応しやすい子に最適

こんな子におすすめ

  • 複数の食材にアレルギー反応が出やすい子
  • 穀物や芋類にも敏感な子
  • 品質にとことんこだわりたい飼い主さん

アレルギー対策フードの最高峰。ラム96%という圧倒的な単一タンパク源で、アレルゲンとなりうる成分を徹底排除。炭水化物わずか3%は、穀物や芋類にも反応しやすい子に最適。価格は高いですが、重度のアレルギーに悩む方には検討の価値があります。

商品の詳細を見る →

GO! LID サーモン グレインフリー

GO! LID サーモン グレインフリー
主原料サーモンのみ
成分タンパク質24% / 脂質12% / 繊維4.5% / 408kcal
タイプ・対象ドライ(13-15mm)・全年齢
特徴魚のみのLID設計、肉類全般アレルギーに対応、オメガ3で皮膚ケアも

こんな子におすすめ

  • 鶏肉・牛肉など肉類全般にアレルギーがある子
  • 皮膚トラブルで被毛のケアもしたい子
  • 子犬からシニアまで長く使いたい飼い主さん

肉類(鶏肉・牛肉など)全般にアレルギーがある子におすすめ。サーモンのみを動物性タンパク源として使用し、LID設計でアレルゲンを最小限に。オメガ3脂肪酸が豊富なサーモンは、アレルギーで荒れた皮膚のケアにも効果的です。

商品の詳細を見る →

アランズナチュラルドッグフード

アランズナチュラルドッグフード
主原料ラム40%のみ
成分タンパク質19% / 脂質11% / 繊維8% / 341kcal
タイプ・対象ドライ(8-10mm)・全年齢
特徴原材料わずか9種類のシンプル設計、アレルゲン特定がしやすい

こんな子におすすめ

  • 何が原因か分からずアレルゲンを特定したい子
  • シンプルな原材料で安心感がほしい飼い主さん
  • 体重管理もしながらアレルギー対策したい子

「シンプルが一番」という方におすすめ。原材料わずか9種類という徹底した少数原材料設計で、何が入っているか分かりやすく、アレルゲンを特定しやすいのがメリット。ラム単一タンパクで低アレルゲン、価格もZIWIより手頃です。

商品の詳細を見る →

ペロリコ アレカット

ペロリコ アレカット
主原料ターキー47%のみ
成分タンパク質25% / 脂質9.5% / 繊維6% / 354kcal
タイプ・対象ドライ(10mm)・全年齢
特徴鶏肉アレルギーでも食べられるターキー使用、緑イ貝で関節サポートも

こんな子におすすめ

  • 鶏肉アレルギーだけど鳥類は食べさせたい子
  • 関節ケアも一緒にしたいシニアの子
  • 低脂質で体重管理もしたい飼い主さん

鶏肉にアレルギーがあるけど、家禽類は食べさせたいという方に。ターキー(七面鳥)は鶏肉と異なるタンパク構造のため、鶏肉アレルギーでも反応しないことが多いです。「アレカット」という商品名通り、アレルギー対策に特化した設計。

商品の詳細を見る →

メディコートアレルゲンカット 魚&えんどう豆たんぱく

メディコートアレルゲンカット
主原料魚+えんどう豆(肉類不使用)
成分タンパク質21% / 脂質9.5% / 繊維10% / 340kcal
タイプ・対象ドライ(8mm)・成犬
特徴肉類完全不使用、100gあたり約115円の高コスパで長期ケアに最適

こんな子におすすめ

  • どの肉類にも反応してしまう子
  • 長期間のアレルギー対策でコストを抑えたい飼い主さん
  • 消化がデリケートでお腹の調子が気になる子

肉類全般にアレルギーがある子に。鶏肉・牛肉・ラム・ターキーなど、どの肉にも反応してしまう場合は、魚+植物性タンパクという選択肢も。100gあたり約115円と今回紹介する中で最も手頃な価格で、長期使用でもコスト負担が少ないのがメリットです。

商品の詳細を見る →

タンパク源別おすすめの選び方

鶏肉・牛肉アレルギー

ZIWI エアドライ ラムまたはアランズナチュラルがおすすめ。ラムは低アレルゲンの代表格で、多くの犬が問題なく食べられます。

鶏肉アレルギー(牛肉はOK)

ペロリコ アレカットがおすすめ。ターキーは鶏肉とは異なるタンパク構造のため、鶏肉アレルギーでも反応しないことが多いです。

肉類全般アレルギー

GO! LID サーモンまたはメディコートアレルゲンカットがおすすめ。魚を主なタンパク源とすることで、肉類アレルギーを回避できます。

コスパ重視

メディコートアレルゲンカットがおすすめ。100gあたり約115円で、長期間のアレルギー対策でも続けやすい価格です。

アレルギー対策フードの与え方

除去食試験の方法

アレルギー対策フードに切り替える際は、8〜12週間は他の食べ物を一切与えずに様子を見ましょう。おやつも同じタンパク源のものに限定するか、与えないことが重要です。

切り替えは徐々に

急なフード変更は消化不良の原因に。7〜10日かけて徐々に新しいフードの割合を増やしていきましょう。

  • 1〜3日目: 新フード25% + 旧フード75%
  • 4〜6日目: 新フード50% + 旧フード50%
  • 7〜9日目: 新フード75% + 旧フード25%
  • 10日目〜: 新フード100%

💡 改善までの目安

食物アレルギーによる症状は、原因食材を除去してから4〜8週間で改善することが多いです。すぐに効果が出なくても、最低8週間は続けて様子を見ましょう。

よくある質問

Q. 犬の食物アレルギーの症状は?

主な症状は皮膚のかゆみ(特に顔、耳、足先、お腹)、皮膚の赤み・発疹、慢性的な耳炎、下痢・嘔吐、目やに・涙やけなどです。季節に関係なく症状が続く場合は、食物アレルギーの可能性があります。

Q. 犬がアレルギーを起こしやすい食材は?

犬のアレルギー原因として多いのは、牛肉、乳製品、小麦、鶏肉、卵、大豆、とうもろこしなどです。特に牛肉と乳製品は犬の食物アレルギーの約70%を占めるとも言われています。

Q. 単一タンパク源フードとは?

動物性タンパク質が1種類のみのフードです。例えば「ラムのみ」「サーモンのみ」など。複数のタンパク源が含まれていると、どれがアレルゲンか特定しにくいため、アレルギー対策には単一タンパク源が推奨されます。

Q. グレインフリーはアレルギー対策になる?

小麦やとうもろこしなどの穀物にアレルギーがある場合は効果的です。ただし、犬の食物アレルギーの主な原因はタンパク質(肉類)であることが多いため、グレインフリーだけでは不十分な場合があります。タンパク源の見直しも重要です。

Q. アレルギー検査は必要?

食物アレルギーの確定診断には「除去食試験」が最も確実です。血液検査もありますが、偽陽性(実際にはアレルギーがないのに陽性と出る)が多いと言われています。獣医師と相談の上、適切な検査方法を選びましょう。

まとめ

食物アレルギーが疑われる小型犬には、単一タンパク源低アレルゲンフードを選びましょう。

  • 最高品質のラムなら: ZIWI エアドライ ラム
  • シンプル設計なら: アランズナチュラルドッグフード
  • 魚のみなら: GO! LID サーモン
  • 鶏アレルギーなら: ペロリコ アレカット(ターキー)
  • コスパ重視なら: メディコートアレルゲンカット

除去食試験は8〜12週間かけて行い、改善が見られない場合は獣医師に相談しましょう。

参考文献を表示(全5件)
  1. BMC Veterinary Research (2016). "Critically appraised topic on adverse food reactions of companion animals (2): common food allergen sources in dogs and cats."
  2. Merck Veterinary Manual. "Cutaneous Food Allergy in Animals."
  3. Today's Veterinary Practice. "Elimination Diet Trials: Steps for Success and Common Mistakes."
  4. Journal of the American Veterinary Medical Association (2023). "Food allergy in dogs and cats; current perspectives on etiology, diagnosis, and management."
  5. American Kennel Club. "What Is Limited Ingredient Dog Food?"

愛犬にぴったりのフードを見つけよう

簡単な質問に答えるだけで、あなたの愛犬に最適なドッグフードをご提案します。

無料診断を始める →

こちらもおすすめ