市販のトッピングを選ぶ前に確認することは?
「一般食」は主食の代わりにならないフードです。総合栄養食の主食に足して使い、量は追加食品全体で1日カロリーの10〜20%以内(理想は10%以内)に収めます。
ドッグフードの「総合栄養食」は、そのフードと水だけで必要な栄養をとれるように設計された主食です[2]。この記事で紹介する商品は、メーカーが「一般食」やおかず・ふりかけとして販売しているもので、主食と組み合わせて使う前提です。一般食だけを主食にすると、栄養が偏るおそれがあります。
量の考え方は、手作りのトッピングと同じです。トッピング・おやつ・サプリ・歯みがきガムを合計して、1日の摂取カロリーの10〜20%以内、理想は10%以内を目安にします[1][3]。加えたカロリーの分だけ主食を減らしてください。手作りのトッピングの量の決め方や、避けたい食材は「トッピングの量の決め方と、与えない食品の一覧」でまとめています。
🧮 1日に使える量の目安(1日280kcalを食べる犬の場合)
理想の10%=1日カロリー×0.1(この例では28kcal)。これを商品の100gあたりカロリーで割ると、使える量の目安が出ます(20%まで使う日は、この2倍が上限)。ほかのおやつやサプリを使った日は、その分だけ減らします。
| 商品 | タイプ | 100gあたり | 28kcalまでの量 |
|---|---|---|---|
| 犬日和 エゾ鹿肉と野菜 | ウェット(おかず) | 50kcal | 約56g |
| me&MOMMY 鯛キャベツとかぼちゃ | 手作りごはん | 66kcal | 約42g |
| me&MOMMY 毎日食べたい参鶏湯 | 手作りごはん | 108kcal | 約26g |
| 馬肉自然づくりプレミアム | ドライ | 345kcal | 約8g |
※ 1日280kcalは体重5kg前後の成犬の一例です。実際の1日カロリーは、いま与えているフードの量と体型から確かめてください(計算は「犬の1日の必要カロリー計算」で自動でできます)。
かけるだけで使える一般食3選
水分の多いおかずタイプなら量を多めに、ドライのタイプならひとつまみ程度で使えます。どれも総合栄養食の主食に足して使う一般食です。
| 商品 | 主な原材料 | 特徴 | 向く使い方 |
|---|---|---|---|
| 犬日和 エゾ鹿肉と野菜 | 鹿肉・野菜 | 60gの小パック。100gあたり50kcalと軽め | 量をしっかりのせたい、体重が気になる子 |
| me&MOMMY(5レシピ) | 鶏肉・魚・豚肉ほか(レシピ別) | 人も食べられる手作りごはんタイプ。1袋130g | 香りと食感の変化で食べ始めを助けたい子 |
| 馬肉自然づくりプレミアム | 馬肉・鹿肉・猪肉 | 馬刺し専門店の国産ドライ。人工添加物不使用(メーカー表記) | 鶏肉以外のたんぱく源を少し足したい子 |
me&MOMMYはレシピによってカロリーが違います。100gあたりで、参鶏湯とぶりと牡蠣のクラムチャウダーが108kcal、レバーと小豆のラグーが100kcal、豚肉小松菜と人参が90kcal、鯛キャベツとかぼちゃが66kcalです(メーカー表示)。1袋130gを1日で使い切る量ではないため、小分けにして冷蔵・冷凍し、早めに使い切ります。
それぞれの原材料・成分や、実際に使った飼い主さんの口コミは、商品名のリンク先で確認できます。
手間をかけずに足せる、ふりかけ型のサプリは?
食材を刻む時間がない日は、いつものごはんにかける「ふりかけ型」のサプリも選べます。1粒・1包のカロリーはわずかでも、10%の枠に含めて数えます。
お肌のふりかけは1粒0.49kcal、犬猫生活 デンタルふりかけは1包5.88kcalです。おやつ・ほかのサプリと合算して追加食品の枠に含め、使用量に応じた追加カロリーを確認します。
お肌のふりかけ(topet)
専用ミルで削っていつものごはんにかける、乳酸菌主体の、皮膚・被毛のケアに配慮したふりかけ型サプリ。
| 内容量・1日量 | 60粒(1袋)。体重5kg以下 1〜2粒/5〜10kg 2〜3粒/10〜15kg 3〜4粒。専用ミルで削ってごはんにかける |
|---|---|
| 主な配合 | 乳酸菌末(1袋9兆個・メーカー表記)、チキンエキスパウダー、オリゴ糖と食物繊維、パイナップル果実抽出物、コラーゲンペプチド(メーカー表示の主な原料) |
| 栄養成分 | 0.49kcal/粒。粗タンパク質20.0%以上・粗脂肪0.4%以上・粗繊維19.5%以下(メーカー表示) |
| アレルギー表示 | 鶏肉・ゼラチン |
| 対象 | 犬・猫用(メーカー表記) |
こんな飼い主さんに
- トッピングは続けたいが、毎日刻む・茹でる手間を減らしたい
- 皮膚・被毛が気になるが、いまのフードは変えずに足したい
- 削る回数で量を細かく調整したい(体重2〜3kgの超小型犬)
気になる点
- チキンエキスを配合しているため、鶏肉アレルギーの子には向かない
- 専用ミルが付くのは定期コースの初回のみ(壊れたときの無料保証あり・メーカー表記)
- 定期は2回目以降に送料400円が加わる。1か月あたりの負担は2回目以降の価格で見る
乳酸菌をオリゴ糖・食物繊維と組み合わせた、腸内環境に配慮する設計のふりかけ型サプリです。粉末を計量する代わりに専用ミルで削るので、超小型犬でも1回量を細かく調整できます。公式サイトの定期コースは、初回が3,180円(税込3,498円・送料無料・専用ミル付き)、2回目以降は3,180円+送料400円(税込3,938円)で30日ごとに1袋。回数の縛りはなく初回から解約でき、解約は次回発送予定日の7日前までの連絡が条件です。単品購入は4,180円(税込4,598円)+送料(いずれも2026年9月14日時点の公式サイト表示。最新の条件は申込前に公式サイトで確認してください)。皮膚・被毛に配慮したフードそのものの比較は「小型犬の皮膚・被毛ケアフード5選」にまとめています。
\ 初回価格は公式定期コースの新規申込が対象。条件は公式ページで確認を /
犬猫生活 デンタルふりかけ
1回分ずつ小袋に分けた粉末を、いつものごはんにかけるタイプ。歯みがきの練習と並べて使う日課のひとつに。
| 内容量・1日量 | 45g(1.5g×30包)。体重8kg未満 1包/8〜16kg 1〜2包/16kg以上 2包(メーカーの表示) |
|---|---|
| エネルギー | 1包 5.88kcal(鶏肉&レバー味は6.2kcal) |
| 卵・大豆を含む原材料 | 卵黄粉末・ポリグルタミン酸(鶏肉&レバー味は鶏肉・大豆も) |
| 与えられる月齢 | 生後3か月以上(メーカーの表示) |
こんな飼い主さんに
- トッピングの日課と一緒に、歯みがきの練習と並べる手入れをひとつ足したい
- 計量せず、1回分ずつの小袋のままごはんにかけたい
気になる点
- 歯みがきの代わりにはならず、歯みがきの練習と並べて使う前提
- 定期便は2回目から2袋ずつ届き、1回の支払いは9,856円(税込)
犬猫生活の申込ページの定期便は、初回1,980円、その30日後から60日ごとに2袋で9,856円(いずれも税込・送料無料)。1回受け取っただけでも解約でき、変更は次回お届け日の1週間前までに連絡します(2026年9月17日時点の申込ページの表示。最新の条件は申込前に確認してください)。原材料と成分の特徴、全額返金保証の条件は「犬猫生活のデンタルふりかけ、どんな子に合う?」にまとめています。
\ 初回の価格は「商品を初めてご購入の方限定」。最新の条件は申込ページで確認を /
市販のトッピングを使うときの注意点は?
初めての商品は少量から始め、アレルゲン表示を確認します。持病がある犬や療法食中の犬は、使う前に獣医師へ相談してください。
- 主食は変えない:一般食やふりかけは主食の代わりにしません。加えたカロリーの分だけ主食を減らします。
- 初めての商品は少量から:1種類ずつ少量で始め、24〜48時間は便・嘔吐・かゆみを見てから量を増やします。
- アレルゲンを確認:お肌のふりかけは鶏肉・ゼラチン、犬猫生活 デンタルふりかけは卵(味によって鶏肉・大豆)を含みます。一般食も主な原材料を確かめてください。
- 持病・療法食の犬:腎臓病・心臓病・膵炎などの持病がある犬や、療法食を与えている犬は、自己判断で足さず、商品名と予定量を獣医師に伝えて相談します。
- 開封後は早めに:ウェットや手作りごはんタイプは傷みやすいため、開封後は冷蔵し、パッケージの目安どおりに使い切ります。
トッピングがないと食べない、急に食べる量が減ったという場合は、商品を足す前に原因の確認を。「小型犬がご飯を食べない3つの原因と7つの対策」で整理しています。
よくある質問
一般食だけで食事にしてもいい?
いいえ。一般食は総合栄養食と組み合わせて使うフードで、それだけでは必要な栄養をまかなえない設計です。主食は総合栄養食にし、一般食は追加食品として1日カロリーの10〜20%以内(理想は10%以内)で使います。
ふりかけ型のサプリも10%に数える?
はい。1粒・1包のカロリーはわずかでも、おやつ・トッピング・ほかのサプリと合算して追加食品の枠に含めます。使う量に応じた追加カロリーを確認してください。
手作りのトッピングと市販品、どちらがいい?
どちらでも、追加食品全体を1日カロリーの10〜20%以内(理想は10%以内)に収めれば使えます。時間がある日は手作り、ない日は市販品と使い分けても構いません。手作りの食材選びと量は「犬のトッピングおすすめと量」を参考にしてください。
まとめ
覚えておきたい4点
- 量:市販品もおやつ・サプリを含む追加食品全体で1日カロリーの10〜20%以内(理想は10%以内)
- 主食:一般食は主食にしない。加えたカロリーの分だけ主食を減らす
- 選び方:100gあたりカロリーから使える量を計算し、アレルゲン表示を確認する
- 持病・療法食:使う前に獣医師に相談する
忙しい日のために、愛犬に合いそうな市販品をひとつ決めておくと、トッピングを無理なく続けられます。