ドッグフード診断の仕組み|7つの評価軸とおすすめ理由

WANPAKUの診断の仕組み - 7つの評価軸でドッグフードを採点

この記事の結論

WANPAKUの診断はデータ駆動のパーソナライズ診断で、7つの評価軸で各フードを100点満点で採点し、愛犬に最適なフードを導き出しています

  • 最も重視するのは「お悩みとの相性」 -- 涙やけ・皮膚ケア・関節ケアなど、選択した悩みに対するフードの対応力を専用ロジックで評価
  • 予算との相性で現実的なフード選びを実現 -- 犬種・年齢・活動量から1日の給餌量を計算し、予算に収まるかを判定。高い=高得点ではない
  • 残りの軸で栄養面・安全面・食べやすさを総合チェック -- 年齢・たんぱく質・品質・カロリー・粒サイズの5軸
  • 200種類以上すべてに同一のロジックを適用 -- ASP報酬やスポンサーの有無がスコアに影響することはない

各評価軸の詳しい仕組みと、星評価(★1〜3)の意味は以下をご覧ください

目次
  1. WANPAKUの診断が「ランキングサイト」と違う理由
  2. 7つの評価軸とその重み
  3. ① お悩みとの相性(最重視)
  4. ② 予算との相性
  5. ③ 年齢との相性
  6. ④ たんぱく質の適正度
  7. ⑤ 品質
  8. ⑥ カロリーの適正度・⑦ 粒サイズの適正度
  9. 実例:同じフードでもスコアが変わる
  10. 星評価(★1〜3)の意味
  11. よくある質問
  12. まとめ

「なぜWANPAKUはこのドッグフード(犬用フード)をおすすめするの?」——診断結果を見たとき、そう思った方もいるかもしれません。この記事では、WANPAKUの診断システムがどのような基準でフードを評価しているのか、その仕組みを公開します。

WANPAKUの診断が「ランキングサイト」と違う理由

ドッグフードの比較サイトやランキングサイトでは、すべてのユーザーに同じ順位が表示されます。しかし、トイプードルのパピーと柴犬のシニアでは、必要な栄養も悩みもまったく違います。

WANPAKUの診断では、愛犬の犬種・年齢・活動量・悩み・予算を入力していただくことで、その子だけに合わせた結果をお届けしています。同じフードでも、入力する情報が変われば評価が変わります。

ランキングサイトとの主な違い

比較項目一般的なランキングWANPAKUの診断
結果全員同じパーソナライズ
根拠編集部の主観7つの評価軸で採点
データ推測(興味関心)ユーザー入力の確定データ
対応商品数商品〜十数商品200種類以上

7つの評価軸とその重み

WANPAKUでは、各フードを以下の7つの観点から100点満点で採点し、それぞれに「重要度」を付けて総合スコアを算出しています。

評価軸重要度何を見ているか
① お悩みとの相性最重視選択した悩みに対するフードの成分・特徴の適合度
② 予算との相性重視1日あたりのコストが予算に収まっているか
③ 年齢との相性重視ライフステージに合った栄養バランスか
④ たんぱく質の適正度標準活動量に見合ったたんぱく質量か
⑤ 品質標準原材料の安全性・品質
⑥ カロリーの適正度補助活動量に合ったカロリー設計か
⑦ 粒サイズの適正度補助犬種の体格に合った粒の大きさか

最も重視しているのが「お悩みとの相性」です。これは、WANPAKUが「愛犬のお悩みを解決するフード選び」をサービスの根幹に置いているためです。単に栄養バランスが良いだけでなく、飼い主さんが気になっているポイントに応えられるかを見ています。

WANPAKUのアンケートから見る傾向

2025年8月〜2026年8月のアンケートより:

  • 1回の診断で複数の悩みを選ぶ回答が多く、選ばれた割合が最も高い悩みは「皮膚・被毛」

同じ犬種でも、悩みや予算が違えば上位に並ぶフードは変わります。パーソナライズされた診断だからこそ、一律のランキングでは見つけられないフードに出会えます。

① お悩みとの相性(最重視)— 7つの悩み別に専用ロジック

お悩みとの相性は、選択した悩みごとに専用の評価ロジックを用意しています。一律の基準ではなく、悩みの性質に合わせた評価を行っています。以下の表は、この診断システムが各悩みで何を重視しているかの全体像です。

悩み最重視する要素評価のポイント
涙やけたんぱく源の種類魚・カンガルー・馬肉など低アレルゲン源を高評価
皮膚・被毛ケアケアレベル(4段階)オメガ3/6比率、スーパーフード配合を評価
関節ケア成分配合レベルグルコサミン・コンドロイチン・緑イ貝などの対策成分の数と配合量の公表で評価
アレルギー対応隠れアレルゲン除外単一たんぱく質、限定原材料、新奇タンパク使用を高評価
体重管理低カロリー設計体重管理特化フード、L-カルニチン配合を評価
食欲改善嗜好性・消化性ウェットフード・グリーントライプ配合+口コミの食いつき実測(5件以上の商品)を評価
消化サポート消化性原材料プロバイオティクス・消化酵素配合を評価

涙やけ対策

涙やけの評価で最も重視するのはたんぱく源の種類です。魚やカンガルー・馬肉など、アレルゲンリスクの低いたんぱく源を使用したフードほど高評価になります。さらに、人工添加物が少ないこと、消化サポート成分の配合、オメガ3脂肪酸の含有量も加味します。

皮膚・被毛ケア

フードの「皮膚ケアレベル」を4段階で評価します。皮膚ケアに特化した処方のフードが最高評価、一般的な配合のフードは標準評価です。たんぱく源のアレルゲン性や、モリンガ・ターメリックなどのスーパーフード配合もプラス評価の対象です。

関節ケア

グルコサミン・コンドロイチン・緑イ貝などの対策成分が複数あり、かつ配合量が公表されているフードほど高く評価します。オメガ3脂肪酸(健康維持を助けると言われる成分)の含有量も考慮されます。

アレルギー対応

最も複雑な評価ロジックを持つ項目です。メインのたんぱく源のアレルゲンリスク(魚や新奇たんぱくが高評価)に加え、原材料リストから「隠れアレルゲン」を自動検出する仕組みがあります。たとえば、ラム肉フードでも「鶏脂」が含まれていれば、鶏アレルギーのリスクとして評価に反映されます。単一たんぱく質のフードや限定原材料処方のフードには加点があります。

隠れアレルゲンの詳しい見分け方は「ドッグフードの隠れアレルゲンを見抜く8つのチェックポイント」で解説しています。

体重管理

フードの「体重管理レベル」をランク分けして評価します。体重管理に特化した低カロリー設計のフードが最高評価です。高たんぱくのフードは筋肉量維持に役立つため追加の評価があります。体重管理の悩みがある場合は、カロリーの評価軸もより厳しい基準が適用されます。

食欲改善・消化サポート

食欲改善では、ウェットフードや半生フードなど嗜好性の高い形態のフードを高く評価します。消化サポートでは、消化酵素やプロバイオティクスの配合、食物繊維のバランス、脂質の適正量を評価します。特にグリーントライプ(牛の胃袋)を含むフードは、天然の消化酵素の宝庫として特別に高い評価を得ます。2026年7月からは、飼い主さんから寄せられた口コミの食いつき実測(5件以上集まった商品)も評価に反映しています。実測の重みは「件数÷(件数+10)」で、件数が多い商品ほど実測を重視します。なお、フレッシュフードやフリーズドライなど嗜好性の高い形態のフードは、実測による加点のみを行います。

② 予算との相性

予算の評価は、「高いフード=高得点」ではありません。予算内に収まっているかどうかを判定するものです。

1日コストの計算方法

愛犬の犬種(体重)・年齢・活動量から1日に必要な給餌量を計算し、フードの価格から1日あたりのコストを算出します。

  • 基本量 = 体重 × 20g
  • 活動量による調整:室内中心(×0.8)〜 非常に活発(×1.4)
  • 年齢による調整:パピー期は多め(最大×2.0)、シニア期は少なめ(×0.85)

スコアの仕組み

1日コストがユーザーの予算内に収まっていれば高く評価します。少しオーバーすると段階的に下がり、大きく超えると評価対象から外れます。つまり、予算を大幅に超えるフードは、たとえ栄養面で優れていても推薦されにくい設計です。

「安い=高得点」ではない理由

予算の評価は「予算内かどうか」であり、安いフードが有利になることはありません。予算内であれば十分なスコアが出ます。品質の低い安価なフードが予算評価だけで上位に来ることは、この設計で防いでいます。予算内で質の高いフードを選ぶコツは「予算別ドッグフードの選び方ガイド」で詳しく解説しています。

③ 年齢との相性

フードがAAFCO基準のライフステージに適合しているかを評価します。

  • パピー用フード × パピーの犬 → 高得点
  • 全年齢対応フード → どのライフステージでも及第点
  • 成犬用フード × パピーの犬 → 低得点(成長期に必要なたんぱく質が不足するリスク)

さらに、AAFCO基準のたんぱく質最低量(パピーは22.5%以上、成犬は18%以上)を下回るフードは減点されます[1]。詳しくは「AAFCO基準とは?」をご覧ください。

④ たんぱく質の適正度

愛犬の活動量に応じた理想的なたんぱく質含有量と、フードの実際のたんぱく質量を比較します。

活動量理想たんぱく質
ほぼ室内約20%
やや少なめ(散歩15分)約25%
普通(散歩30分)約26%
活発(散歩1時間)約30%
非常に活発約35%

理想値に近いほど高く、離れるほど下がります。「高タンパク=良い」ではなく、活動量に見合ったたんぱく質量かどうかを見ています。活動量とたんぱく質の関係について詳しくは「愛犬の活動量で変わる!たんぱく質とカロリーの最適バランス」をご覧ください。

⑤ 品質

原材料の安全性・品質を、加点・減点方式で評価します。

これらの評価は、すべて原材料表示と成分表に記載された客観的な事実にもとづいています。メーカーの宣伝文句やキャッチコピーは判断材料にしていません。成分が配合されていれば評価し、配合量まで公表されていればより高く評価する——この一貫した基準で採点しています。

減点される要素

  • BHA・BHTなどの危険な添加物 → 大幅減点
  • ミートミール使用 → 減点(原材料の透明性が低い)
  • 副産物使用 → 減点
  • 不明確な油脂・あいまいな表記 → 減点

加点される要素

  • ヒューマングレード → 加点(人が食べられる品質の原材料を使っているとメーカーが表示しているもの)
  • 天然由来の酸化防止剤 → 加点(ローズマリー抽出物、ビタミンEなど)
  • 単一たんぱく源 → 加点(原材料の透明性が高い)

添加物や原材料表示の詳しい読み方は「ドッグフードの原材料ラベルの読み方」で解説しています。

⑥ カロリーの適正度・⑦ 粒サイズの適正度

カロリーは愛犬の活動量に合った設計かを評価し、粒サイズは犬種の体重から食べやすさを評価します。

カロリーの適正度

活動量に応じた適正カロリー(エネルギー量)範囲を設定し、フードのカロリーと比較します。体重管理の悩みがある場合は許容範囲が狭くなり、低カロリーのフードがより有利になります。

愛犬の1日に必要なカロリーの計算は「犬のカロリー自動計算ツール」で簡単にチェックできます。活動量とたんぱく質の関係について詳しくは「愛犬の活動量で変わる!たんぱく質とカロリーの最適バランス」をご覧ください。

粒サイズの適正度

犬種の平均体重から理想的な粒サイズを推定し、フードの粒サイズと比較します。小型犬には小粒、大型犬には大粒が食べやすく、それぞれ高評価になります。小型犬のフード選びについて詳しくは「小型犬向けドッグフードガイド」をご覧ください。

診断システムのコアポイント

  • 最重視:愛犬のお悩みとの相性
  • 現実的:予算オーバーのフードは減点される仕組み
  • 公平性:200種類以上すべてに同一ロジックを適用、ASP報酬は影響なし

実例:同じフードでも犬によってスコアが変わる

7つの評価軸がどう機能するか、具体的な例で見てみましょう。同じフード(たんぱく質30%・魚メイン・350kcal/100g・月額約4,500円)を2頭の犬で診断した場合です。

条件トイプードル Aちゃん(3歳)柴犬 Bくん(8歳)
活動量レベル3(散歩30分)レベル2(散歩15分)
お悩み涙やけ関節ケア
月予算5,000円4,000円
①お悩み相性高(魚メインで涙やけ対策◎)中(関節成分の配合次第)
②予算高(予算内)やや低(ギリギリ)
④たんぱく質適正(レベル3に30%は許容範囲内)やや過多(レベル2に30%は高め)
総合評価上位推薦中位

このように、同じフードでも愛犬の条件によってスコアが大きく変わります。ランキングサイトでは「万人向け1位」としか表示されないフードが、WANPAKUの診断ではAちゃんには上位推薦、Bくんには別のフードがより高スコア、という結果になります。

ケース2:同じ犬でも予算設定でスコアが変わる

トイプードル Aちゃん(3歳)が同じフード X を評価した場合でも、予算設定を変えるとスコアが変動します。

条件予算設定 月3,000円予算設定 月5,000円
フードXの1日コスト約150円約150円
予算評価評価対象外(大幅超過)予算内
総合評価中程度高い
推薦レベル中位上位推薦

星評価(★1〜3)の意味

診断結果ページでは、各お悩みに対するフードの対応力を★1〜3の星評価で表示しています。これはお悩みスコアをわかりやすく3段階に変換したものです。

お悩み★★★★★★
関節ケア対策成分が複数+配合量が公表対策成分が複数配合対策成分が配合
アレルギー低アレルゲン設計+複数の配慮低アレルゲンへの配慮一定の配慮
皮膚ケア対策成分が複数+配合量が公表対策成分が複数配合対策成分が配合
涙やけ対策成分が複数+配合量が公表対策成分が複数配合対策成分が配合
体重管理低カロリー設計+複数の工夫カロリーへの配慮一定の配慮
消化サポート対策成分が複数+配合量が公表対策成分が複数配合対策成分が配合
食欲改善嗜好性の工夫が複数+情報が明確(口コミの食いつき実測も加味)嗜好性への工夫一定の配慮

★が付かない場合は、その悩みに対する特別な配慮がないフードです。

よくある質問

高い商品が上位に来るのでは?

いいえ。予算の評価は「予算内に収まるかどうか」です。高額なフードは予算をオーバーしやすく、むしろスコアが下がりやすい傾向があります。高額=高得点にはなりません。

診断結果は毎回同じ?

入力内容(犬種・年齢・活動量・悩み・予算)が同じなら、必ず同じ結果になります。ランダム要素はなく、すべてロジックに基づいた計算結果です。情報を変えれば結果も変わります。

ASPやアフィリエイトの影響は?

スコアリングのロジックは200種類以上すべてに同一です。特定の商品の報酬額や広告契約の有無がスコアに影響することは一切ありません。診断結果はあくまで愛犬の情報に基づいた計算結果です。

200種類以上しかないのですか?

現在200種類以上のドッグフードを登録しており、定期的に新商品の追加を行っています。国産・海外産を問わず、ドライフード・ウェットフード・フリーズドライフードなど幅広い商品を網羅しています。

星評価(★1〜3)は何を意味する?

星評価は、各お悩み(涙やけ・皮膚ケア・関節ケアなど)に対するフードの対応力を3段階で示しています。たとえば関節ケアなら、グルコサミン・コンドロイチン・緑イ貝などの対策成分が複数あり、かつ配合量が公表されているフードほど高く評価しています。

ランキングサイトとの違いは?

一般的なランキングサイトでは全ユーザーに同じ順位が表示されますが、WANPAKUでは愛犬の犬種・年齢・活動量・悩み・予算に基づいて結果がパーソナライズされます。また、スコアの根拠となる7つの評価軸を公開しており、なぜそのフードがおすすめされるのかを透明に説明しています。

WANPAKUの診断結果は信頼できる?

WANPAKUの診断は7つの客観的な評価軸で各フードを100点満点で採点しています。200種類以上すべてに同一のロジックが適用され、ASP報酬額やスポンサーの有無がスコアに影響することはありません。評価基準をこの記事で公開していること自体が、透明性への取り組みです。

まとめ

WANPAKUの診断は、お悩みとの相性を最も重視しながら、予算・年齢・たんぱく質・品質・カロリー・粒サイズを加えた7つの評価軸で各フードを採点しています。ロジックは200種類以上に等しく適用され、特定の商品を優遇する仕組みはありません。

ドッグフード診断の仕組み|7つの評価軸とおすすめ理由の本文を説明するイラスト
まとめ:本文の内容を絵で示しています。

診断結果の順位や★に「なぜ?」と感じたら、この記事の該当する評価軸に立ち返って確認してみてください。悩みの選択や予算設定を見直すだけでも推薦されるフードは変わるため、愛犬の状態が変わったタイミングで診断し直すのがおすすめです。

参考文献を表示(全1件)
  1. AAFCO (Association of American Feed Control Officials) - Dog Food Nutrient Profiles, 2024 Official Publication
WANPAKU編集部プロフィール

WANPAKU編集部

ミニチュアピンシャーと暮らす小型犬オーナー / 元ヘルスケアテック領域プロダクトマネージャー・マーケティング担当

愛犬ノア(ミニチュアピンシャー)と暮らす小型犬オーナーが運営しています。合うフードが見つからず20種類以上を試したフードジプシー経験から、WANPAKU を立ち上げました。ヘルスケアテック領域でプロダクトマネージャー・マーケティングを担当した経験を活かし、200種類以上をメーカー公式の栄養成分値(保証分析値)・価格などのデータで独自比較。ランキング順位ではなく、愛犬一頭一頭に合うフード選びを提案します。

うちの子に合うフードはどれ?

犬種・年齢・悩みから1分で診断。200種類以上の中から愛犬にぴったりのフードをご提案します。

無料で診断する(1分)→

こちらもおすすめ