「うちのスコッティ、皮膚が赤くなってかゆそう…」「硬めの被毛と活発な気質を、毎日のご飯でも支えてあげたい」——そんなお悩みを抱える飼い主さんは多いのではないでしょうか。
スコティッシュテリア(通称スコッティ)は、スコットランド原産の歴史あるテリア。8〜10kgのコンパクトな体に、硬めの黒い被毛と威厳ある独立心が同居する魅力的な犬種です。もともと狩猟犬として活躍してきた背景から、愛玩犬よりも活発な気質と、AKCでも指摘される皮膚アレルギー傾向が、フード選びでは意識したいポイントになります[2]。
「テリアらしい力強さを保つにはどんな栄養が必要?」「皮膚のかゆみはフードで配慮できる?」——毎日の食事を見直すことで、こうしたお悩みに変化が見られるケースは少なくありません。
この記事では、140種類以上の成分データをもとに、スコティッシュテリアの体質に合いやすいドッグフードの選び方と具体的な3選を整理しました。被毛・皮膚のケアを軸に、体重別の量の早見表まで、あなたの愛犬に当てはめて読み進めてください。
スコティッシュテリアに必要な栄養と体質の特徴
スコティッシュテリアは体重8〜10kgの小型テリアで、テリア気質の活発さ・硬めのダブルコート・皮膚アレルギー傾向の3つの体質特徴を持ちます。良質な動物性タンパク質とオメガ3、原材料を絞った無添加設計のフードが向きます[2]。
スコティッシュテリアはスコットランド原産の歴史あるテリアで、JKC・AKC基準では理想体重8.5〜10kg、肩高25〜28cm程度とされています[2]。フード選びの観点では、次の体質を押さえておくと判断がしやすくなります。
- テリア気質で活発:もともと狩猟犬として活躍してきた背景があり、愛玩犬より運動量が多めです。良質な動物性タンパク質を主原料にした設計が目安になります。
- 硬めのダブルコート被毛:被毛のターンオーバーには良質な動物性タンパク質(ケラチンの材料)とオメガ3脂肪酸が関わります。サーモン油・魚油配合のフードが選択肢です。
- 皮膚アレルギー傾向:AKC・PDSAの犬種情報でも、スコティッシュテリアはアトピー性皮膚炎などの皮膚トラブルが指摘される犬種です[2][5]。シングルプロテインやグレインフリーで原材料を絞り込むのが選択肢になります。
- 食欲があり太りやすい子も:活発な一方で食欲も旺盛で、おやつや家族のおすそ分けで体重が増えやすい個体も見られます。量の管理は欠かせません。
スコティッシュテリアの標準サイズ
JKC・AKCの基準では理想体重8.5〜10kg、肩高25〜28cm程度。硬めのダブルコートで体格がわかりにくいため、定期的な体重測定とBCS(ボディコンディションスコア)での体型確認が大切です。肋骨が触れて軽くくびれが見える状態(BCS 4-5/9)が理想です。
アニコム『家庭どうぶつ白書2025』では犬全体の平均寿命は14.1歳ですが、スコティッシュテリアは皮膚と体重の管理を意識して暮らせば長く付き合える犬種です。毎日の食事は、テリアらしい元気と被毛・皮膚のコンディションを長く支える土台になります[6]。
こうした体質から、スコティッシュテリアに多く寄せられる健康の悩みがあります。フードでできる対策とあわせて見ていきましょう。
スコティッシュテリアによくある健康の悩みと、食事でできること
スコティッシュテリアの飼い主さんから多く寄せられる悩みは、皮膚のかゆみ・被毛のコンディション・体重管理・食物アレルギーの4つです。AKC・PDSAでもアトピー性皮膚炎の傾向と被毛のお手入れの必要性が指摘されており[2][5]、いずれもフードでできる配慮があります。
スコティッシュテリアで多く相談される4つの悩みについて、食事面からの対策をまとめました。当サイトの診断データはスコティッシュテリアの利用者数がまだ少ないため、ここではAKC・PDSAなど一次情報と編集部の整理を主軸にしています。
1. 皮膚が赤くなる・かゆそう(アトピー性皮膚炎傾向)
AKC・PDSAでも、スコティッシュテリアはアトピー性皮膚炎などの皮膚トラブルが指摘される犬種です[2][5]。皮膚症状の原因は食物アレルギー・環境アレルギー・寄生虫など多岐にわたるため、フードだけで解決できるとは限りませんが、原材料を絞ることで関連を見極めやすくなります。
フードでできる対策:
- タンパク源が絞られたフードは、合わない食材の候補を狭めやすい(絞り込み方は「条件3」)
- 穀物を外して試す場合も、代わりに何が入っているかまで見ておく
- 症状が続く場合は獣医師に相談のうえ、除去食試験を検討する
食物アレルギーガイドもあわせてご覧ください。
2. 硬めのダブルコート被毛のコンディション
スコティッシュテリアの被毛は硬めのアウターコートと柔らかいアンダーコートで構成されるダブルコートで、被毛のターンオーバーが活発です[2]。被毛の主成分はタンパク質(ケラチン)で、皮膚バリア機能には脂質(特にオメガ3・オメガ6)が関わります。
フードでできる対策:
- 被毛の材料になるタンパク質も、皮膚バリアに関わる脂質も、毎日の主食から入ってくる(ラベルで見るポイントは「条件1」「条件2」)
- 亜鉛・ビオチンなど被毛に関わる微量栄養素は、総合栄養食であればひととおり満たされる
- ストリッピング等の日常ケアと併せて考える(フード単独で被毛が劇的に変わるわけではありません)
3. 体重管理
スコティッシュテリアは食欲があり、おやつや家族のおすそ分けで体重が増えやすい子もいます。硬めの被毛で体型がわかりにくいため、定期的なBCSチェックが特に大切です。
フードでできる対策:
- カロリー密度はおおむね280〜370kcal/100gの範囲から、体型と活動量で使い分ける
- すでに体重が気になる子は脂質5〜10%・280〜330kcal/100g、体型が標準〜活動量のある子は330〜370kcal/100gが目安
- 給餌量を正確に計量する(目分量は避ける)
- おやつは1日のカロリーの10%以内に抑える
- BCS(体型)を2週間ごとに確認し、量で微調整する
4. 食物アレルギーが気になる
皮膚のかゆみが続く場合、食物アレルギーが関わっている可能性もあります。原因の特定には獣医師の指導下で除去食試験が必要ですが、フード選びでは原材料を絞り込むことで、症状との関連を見極めやすくなります。
フードでできる対策:
スコティッシュテリアのドッグフードの選び方|3つの基準
良質な動物性タンパク質を主原料にした設計・オメガ3脂肪酸配合・添加物の少ない無添加/限定原材料設計の3つを軸に選びましょう。前提として、AAFCO(米国の栄養基準)を満たした総合栄養食であることを確認してください[1]。
スコティッシュテリアの体質を踏まえると、フード選びで重視したいポイントは大きく3つに絞られます。
条件1: 良質な動物性タンパク質を主原料にした設計
テリア気質で活発なスコティッシュテリアには、筋肉と被毛(ケラチン)の材料となる良質な動物性タンパク質を主原料にした設計が目安です。原材料は配合量の多い順に並ぶ決まりなので、まず先頭に何が来ているかを見ます。鶏肉・ターキー・サーモン・ラムのように動物種まで書かれていれば、毎日何を食べているのかを特定できます。
落とし穴は表記の粒度です。「肉類(鶏肉、馬肉)」のように括弧の中で内訳が示されていれば動物種は追えますが、「肉副産物」「ミートミール(詳細不明)」のように内訳のない表記だと、合わない食材が出てきたときに何を外せばよいか分かりません。同じブランドでもフレーバーごとに主原料が違うため、シリーズ名ではなく製品単位で確認してください。
棚で比べるときは、パッケージ表面の「チキン」「馬肉」といった大きな文字ではなく、裏面の原材料欄の1〜3番目を見るところから始めてください。表面の印象と裏面の並びが食い違う製品もあります。
条件2: オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)配合
硬めのダブルコートと皮膚アレルギー傾向のあるスコティッシュテリアでは、皮膚バリア機能のサポートを意識したオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)の配合がポイントです。サーモン・魚油由来のオメガ3は、犬の皮膚被毛のケアに関わる栄養素として注目されています。
原材料欄に魚油・サーモンオイル・亜麻仁のようにオイル名まで書かれていれば、供給源がはっきりして判断しやすくなります。ただしオイル名で書かれていない製品も多く、その場合は魚肉・魚粉・鰯粉・鰹節といった魚由来の原料が原材料欄のどのあたりにあるかで見当をつけます。「動物性油脂」「植物油」としか書かれていない場合は、何由来かまでは読み取れません。
成分表示にも落とし穴があります。オメガ3の含有量は必ず載っている項目ではなく、数値の記載がないこと自体は不配合を意味しません。表示がない製品どうしを比べるときは、原材料欄で魚由来の原料がどのあたりに並んでいるかを手がかりにしてください。
オメガ脂肪酸の主な供給源
- オメガ3(EPA・DHA):魚油・サーモンオイル・イワシ・サバ
- オメガ3(ALA):亜麻仁油・チアシード
- オメガ6(リノール酸):鶏脂・ひまわり油
犬はALAからEPA・DHAへの変換効率が低いため、魚油由来のEPA・DHAを直接摂取できるフードがよい選択肢です。
条件3: 添加物の少ない無添加・限定原材料設計
皮膚症状が気になる場面では、体に入るものを絞って様子を見たいところです。原材料欄で肉・魚が何種類並んでいるかを数えるところから始めると、シングルプロテイン(タンパク源1種類)や限定原材料(LID)にあたる製品かどうかを見分けられます。括弧の中に複数の肉が並んでいれば、その数だけタンパク源があると考えてください。
添加物は表示名で確かめます。合成の酸化防止剤は「酸化防止剤(BHA、BHT、エトキシキン)」のように用途名と物質名が併記されるのが一般的なので、括弧の中まで目を通してください。「無添加」には法的な定義がなく、対象とする添加物の範囲は商品ごとに異なります。「人工着色料・人工保存料・人工香料 不使用」のように、何を不使用としているかが明記されたフードを選ぶと、過剰な期待による誤解を避けられます。
グレインフリーの製品でも、穀物の代わりに豆類やいも類が主体になっていることがあります。手順としては、いま与えているフードの原材料の上位3つを控えてから、それと重ならない主原料の製品を選ぶと絞り込みやすくなります。
フード選びの基準がわかったところで、スコティッシュテリアの体質に合いやすい具体的な3選を見ていきましょう。
スコティッシュテリアにおすすめのドッグフード3選|比較表付き
「テリアらしい力強さを保ちつつ、皮膚や被毛もきれいに」——そんなスコティッシュテリアの飼い主さんの声から、脂質を抑えた低脂肪の1品・国産で無添加のバランスのよい1品・口コミで人気の定番1品の3つを役割を分けて整理しました。
140種類以上から、脂質5%以上の低脂肪型・国産で無添加のバランス型・口コミで選ばれている定番型の3つの役割でスコティッシュテリアに合いやすいものを選びました。いずれもAAFCO(米国の栄養基準)を満たした総合栄養食です[1]。本記事は健康な成犬向けの参考情報で、持病がある場合は必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。
栄養バランスとスコティッシュテリアの体質への適合をもとに選んでいます。実際の飼い主さんの評価は口コミもあわせてご覧ください。
バランスケアフード 低脂肪
低脂肪設計

スコティッシュテリアに合う理由
- 主原料は馬肉・魚肉・豚レバーの動物性中心で、脂質5%以上の低脂肪設計
- 魚肉を配合し、原材料は無添加(人工着色料・保存料・香料 不使用)
- 低カロリー290kcal/100gで、体型管理を意識したい子の選択肢
わんちゃんライフの低脂肪フード。主原料は馬肉・魚肉・豚レバーで、脂質を5%まで抑えた設計が特徴です。タンパク質24%以上を確保しつつ、カロリーは290kcal/100gと控えめにまとめられています。魚肉を原材料に含み、人工着色料・保存料・香料を使わない無添加設計のため、原材料の透明性を重視したい飼い主さんに向きます。脂質と摂取カロリーを抑えながら体型を管理したい場面の1品です。
| 主原料 | 馬肉・魚肉・豚レバー |
|---|---|
| タンパク質/脂質 | 24%以上 / 5%以上 |
| カロリー | 290kcal/100g |
| 粒サイズ | 約5mm |
| 価格目安 | 約3,980円/kg |
ドッグフード工房 馬肉
国産

スコティッシュテリアに合う理由
- 馬肉を主原料にした単一動物性タンパク中心の設計
- 原材料リストが短く、人工着色料・保存料不使用の無添加設計
- 鶏・牛とは違うタンパク源を試したいスコッティの選択肢
ドッグフード工房の馬肉フード。馬肉を主原料に、うるち米・さつまいも・にんじんなど食材名がわかる短い原材料リストでまとめられています。人工着色料・保存料を使わない無添加設計で、鶏肉・牛肉とは異なるタンパク源を試したい飼い主さんの選択肢になります。脂質7%以上と控えめの構成は、タンパク源を絞った食事を試したいスコティッシュテリアの家庭にも合わせやすい設計です。
| 主原料 | 馬肉 |
|---|---|
| タンパク質/脂質 | 21%以上 / 7%以上 |
| カロリー | 365kcal/100g |
| 粒サイズ | 約6mm |
| 価格目安 | 約3,829円/kg |
ミシュワン 成犬用
関節成分配合

スコティッシュテリアに合う理由
- 国産鶏肉&馬肉を主原料にした小型犬向けの総合栄養食
- 口コミでも選ばれている人気フード(社会的証明枠)
- 原材料に緑イ貝・DHA含有精製魚油粉末を配合した無添加設計
ミシュワンの成犬用フード。国産の鶏肉・馬肉・鶏レバーを主原料に、大麦・玄米を組み合わせた総合栄養食です。原材料には緑イ貝やDHA含有精製魚油粉末、乳酸菌などが含まれ、人工添加物を使わない設計でまとめられています。タンパク質21.5%以上・脂質9.5%以上とバランスがとれた構成で、小型犬の毎日の食事に向きます。多くの飼い主さんの口コミで選ばれている社会的証明のある1品として、まず試しやすい選択肢です。
| 主原料 | 鶏肉・馬肉 |
|---|---|
| タンパク質/脂質 | 21.5%以上 / 9.5%以上 |
| カロリー | 352kcal/100g |
| 粒サイズ | 約6mm |
| 価格目安 | 約4,200円/kg |
おすすめフード比較表
| 商品名 | タンパク質 | カロリー | 主原料 | 特徴 | 価格/kg |
|---|---|---|---|---|---|
| バランスケアフード 低脂肪 | 24% | 290kcal | 馬肉・魚肉・豚レバー | 脂質5%以上・低カロリー・無添加 | 約3,980円 |
| ドッグフード工房 馬肉 | 21% | 365kcal | 馬肉 | 国産・単一動物性タンパク中心・無添加 | 約3,829円 |
| ミシュワン 成犬用 | 21.5% | 352kcal | 鶏肉・馬肉 | 国産・口コミで人気の小型犬向け | 約4,200円 |
うちの子にはどれ?タイプ別の選び方
- 脂質と摂取カロリーを抑えて体型を管理したい → 脂質5%以上・290kcalのバランスケアフード 低脂肪
- タンパク源を1種中心に絞って試したい → 馬肉主原料・無添加のドッグフード工房 馬肉
- 口コミで人気の定番から試したい → 国産鶏肉&馬肉・社会的証明のあるミシュワン 成犬用
気になるフードが見つかったら、実際にそのフードを選んだ飼い主さんの口コミも参考にしてみましょう。
ここからは、実際にスコティッシュテリアと暮らす飼い主さんから寄せられた口コミです。同じ犬種だからこそ参考になる、リアルな声をご覧ください。
スコティッシュテリアの飼い主さんの口コミ
スコティッシュテリアの1日の食事量は?
体重9kgのスコティッシュテリアで1日125〜140g(360kcal/100gフードの場合)が目安です。BCS(体型)で2週間ごとに見直してください。1食あたりのグラム数を自動算出したい方は給餌量自動計算ツールもご活用いただけます。
スコティッシュテリアは体重8〜10kgの個体が多く、年齢・活動量によって必要な栄養量が変わります。以下の表を目安に、愛犬の体型やBCSを確認しながら調整してください。
| 体重 | 成犬(標準) | 成犬(やや活発) | シニア犬 |
|---|---|---|---|
| 8kg | 115〜130g | 130〜150g | 100〜115g |
| 9kg | 125〜140g | 140〜160g | 110〜125g |
| 10kg | 135〜155g | 155〜180g | 120〜135g |
この表は体重と活動量をもとにした1日量の目安です(360kcal/100gのフードの場合)。フードのカロリー表示(100gあたりのkcal)や、運動量・年齢・体型の個体差に応じて調整してください。
スコティッシュテリアの給餌で気をつけること
- 1日2回が基本:朝晩の決まった時間に与えると消化のリズムが整いやすい
- 子犬期は1日3〜4回:成長期は少量頻回で栄養を十分に摂る
- おやつは1日のカロリーの10%以内:硬めの被毛で体型が見えにくいぶん管理を徹底
- 2週間ごとにBCSをチェック:被毛の下で体重変化を見逃さない
フードの切り替え方
新しいフードに切り替える際は、10〜14日かけてゆっくり移行することをおすすめします。皮膚アレルギーが気になる場合は、より長く時間をかけて反応を観察してください。
- 1〜3日目:新フード20% + 旧フード80%
- 4〜6日目:新フード40% + 旧フード60%
- 7〜10日目:新フード60% + 旧フード40%
- 11〜14日目:新フード80% + 旧フード20%
- 15日目以降:新フード100%
スコティッシュテリアのドッグフードに関するよくある質問
スコティッシュテリアの子犬・シニアでフードは変えたほうがいい?
年齢で銘柄を変えるかどうかより、BCS(体型)に合わせて量を調整することのほうが重要です。成長期の子犬には子犬用または全年齢対応フードを、活動量が落ちるシニア期は量を控えめにと、ライフステージに応じた調整を意識してください。
スコティッシュテリアに与えてはいけない食材は?
玉ねぎ・ネギ類・チョコレート・ぶどう(レーズン含む)・キシリトール入りの食品・アボカドは、犬にとって中毒の原因になるため絶対に与えないでください。鶏の骨は加熱後に裂けて喉に刺さるリスクがあります。市販の人間用おやつもカロリー・塩分が過剰になりやすく、原則として与えない方が安全です。
早見表の量とパッケージ表示の量が違うときは、どちらに合わせる?
どちらが正しいかを決める前に、まずカロリーを揃えて比べます。本文の早見表は360kcal/100gのフードを基準にしているため、使用中のフードのkcalが違う場合は「360÷使用フードのkcal/100g」で表の値を補正してください。たとえば290kcal/100gのフードなら、表の値に約1.24を掛けた量が同じカロリーになります。そのうえでメーカー表示と差が残る場合は、少ないほうから始めて2週間ごとに体重とBCS(体型)を見ながら調整すると安心です。体重別の目安量は「スコティッシュテリアの1日の食事量」にまとめています。
スコティッシュテリアに合うフードの粒サイズは?
目安は5〜10mm程度の小粒〜中粒です。テリア気質で噛む力があるため適度な硬さの粒も食べられますが、丸呑みが気になる場合は小さめで噛み砕きやすいものを選んでください。表記には落とし穴があり、パッケージに載る数値は直径だけで厚みが書かれていないことが多く、「小粒」の基準もメーカーごとに違います。いま与えている粒を数粒つまんで定規で測っておくと、次の候補を「今より小さいか、平たいか」で判断でき、表記のばらつきに振り回されずに済みます。
犬種別フードは本当に意味がある?
犬種別フードの意義は限定的です。獣医栄養学の観点では「犬種」よりも「体のサイズ」「年齢」「活動量」「健康状態」のほうが栄養要求量への影響が大きいとされます。ただしスコティッシュテリアのようにテリア気質の活発さや皮膚アレルギー傾向といった共通の悩みがある犬種では、悩み軸での選び方(良質な動物性タンパク質・シングルプロテイン・オメガ3豊富 等)は意味があります。
まとめ
スコティッシュテリアのフード選びで押さえたいのは、「良質な動物性タンパク質を主原料にした設計」「オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)配合」「添加物の少ない無添加・限定原材料設計」の3つです。テリア気質で皮膚もデリケートな犬種だからこそ、毎日の食事の積み重ねが活発さと被毛・皮膚のコンディションに直結します。
今回の3選は、バランスケアフード 低脂肪(脂質5%以上・290kcalの低脂肪型)、ドッグフード工房 馬肉(国産・馬肉主原料・単一動物性タンパク中心の無添加設計)、ミシュワン 成犬用(国産鶏肉&馬肉・口コミで人気の定番型)です。それぞれ役割が異なるので、愛犬の状態と気になるポイントに合わせて、長く続けられる1品を見つけてください。