ヨークシャーテリアのご飯の量は1日何g?体重別早見表と小粒フードの選び方3選

ヨークシャーテリアのフード選びガイド

ヨークシャーテリアのご飯の量とフード選び|結論

ヨークシャーテリアの1日のご飯の量の目安は、標準体型・350kcal/100gのフードで体重2kgなら約35〜40g、2.5kgなら約42〜48gです。超小型犬は1回に食べられる量が少ないため1日2〜3回に分けて与えます。小粒で食べやすい総合栄養食を選び、体重に合わせて量を調整しましょう。体重別の給餌量早見表もご活用ください。

  • 小粒サイズ(5〜10mm) - 小さな口に合わせた設計
  • オメガ脂肪酸配合 - 絹のような被毛の栄養に配慮
  • 高カロリー密度 - 小さな体でも効率よくエネルギー補給
  • 良質なタンパク質 - 被毛の主成分ケラチンの材料に
  • 消化に優しい原材料 - デリケートなお腹に配慮

3選は金の旨味(国産・鶏肉主原料の無添加)/このこのごはん(国産・鶏ささみ主原料の低脂肪寄り)/ミシュワン 成犬用(鶏肉・馬肉・口コミ実績)。選び方の詳細は本文で。

「ヨーキーの被毛、最近ツヤがなくなってきた気がする…」「小さい体だから何を食べさせればいいか分からない」——そんな悩みを抱えていませんか?

ヨークシャーテリア(通称ヨーキー)は、絹のように美しい被毛が魅力の超小型犬。でも、その美しさを維持するには、毎日のブラッシングだけでなく、フード選びもとても大切です。

病気をフードで直接治すことはできませんが、毎日のごはんの栄養バランスは、被毛のコンディションや体調の土台になります。

この記事では、ヨークシャーテリアの体質に合ったフードの選び方と、おすすめのドッグフード3選をわかりやすく整理します。

ヨークシャーテリアに必要な栄養と体質の特徴

ヨーキーは体重2〜3kgの超小型犬で、シルクのようなシングルコート被毛が特徴。基礎代謝が非常に高く、被毛維持に良質なタンパク質とオメガ脂肪酸、高カロリー密度のフードが必要です。

ヨークシャーテリアは体重2〜3kg程度の超小型犬で、イギリス・ヨークシャー地方原産です[1]。もともとはネズミ捕りとして活躍していた犬種で、小さな体に似合わず活発で勇敢な性格を持っています。

アニコムの「家庭どうぶつ白書」でも、ヨークシャーテリアは皮膚の疾患や膝蓋骨脱臼、歯周病が好発疾患として知られています[3]。病気をフードで直接防ぐことはできませんが、被毛・関節・お腹に配慮した栄養は、毎日の食事で積み重ねられるケアです。

絹のような被毛

ヨーキー最大の特徴は、シルクのように美しい被毛です。人間の髪の毛に似た構造を持ち、成長とともに色が変化するのも魅力です。この美しい被毛を維持するには、良質なタンパク質とオメガ脂肪酸がカギを握ります。

基礎代謝が非常に高い

超小型犬であるヨーキーは、体重1kgあたりの基礎代謝が非常に高いです。小さな体で体温を維持するために多くのエネルギーを消費します。少ない量でもしっかりエネルギーが摂れる、カロリー密度の高いフードが向いています。

活発で遊び好き

見た目はエレガントですが、ヨーキーはとても活発な犬種です。テリア気質を持ち、遊ぶことが大好き。小さな体でも運動量は多いため、しっかりとエネルギーを補給できるフードが必要です。

💡 ヨーキーの被毛の秘密

ヨーキーの被毛は「シングルコート」で、アンダーコートがありません。抜け毛は少ないものの、毎日のブラッシングと定期的なトリミングは欠かせません。被毛の健康は栄養状態に大きく左右されます。

繊細な体と美しい被毛を持つヨーキーだからこそ、フード選びで気をつけたいポイントがあります。

ヨークシャーテリアの健康課題|フードでできる対策

診断データではヨークシャーテリアの飼い主の65.1%が食欲不振、42.3%が皮膚・被毛に悩んでいます。皮膚・被毛、食欲不振・低血糖、関節、歯周病が代表的な課題で、いずれもフード選びと日常ケアで配慮できます。

ヨークシャーテリアは犬種特有の体質から、いくつかの健康上の課題を抱えやすい傾向があります。実際に飼い主さんが何に悩んでいるのか、診断データから見ていきましょう。

📊 ヨーキーの飼い主さんが気になること

ヨーキーの149回の診断利用データ(2025年8月〜2026年8月

ヨーキーの飼い主さんが最も気にしているのは食欲不振(約5人に3人・65.1%)。皮膚・被毛(約2人に1人・42.3%)や関節も上位で、繊細な体質を守るフード選びが大切です。

※ サンプル数が少ないため、参考値としてご覧ください

1. 皮膚・被毛トラブル

ヨーキーは皮膚や被毛のトラブルを抱えやすい犬種で、診断データでも約2人に1人の飼い主さんが悩んでいます。被毛のパサつき、皮膚の乾燥、フケ、脱毛などが見られることがあります。

フードと日常でできる対策:

  • 被毛の材料になるタンパク質の量と質で選ぶ(表示の見分け方は「選び方の基準4」)
  • 皮膚・被毛のコンディションに関わるオメガ脂肪酸で配慮する(目安の比率は「選び方の基準2」)
  • 毎日のブラッシングで被毛の通気を保ち、赤みや乾燥が続く場合は獣医師に相談する

2. 食欲不振・低血糖

診断データでヨーキーの飼い主さんが最も気にしているのが食欲不振です。ヨーキーは体が小さく1回に食べられる量が少ないうえ、偏食になりやすい一面もあります。お腹がデリケートで軟便や食べムラを起こしやすい子も少なくありません。食べない時間が長くなると、超小型犬は低血糖を起こすリスクもあります。

フードと日常でできる対策:

  • 1日2〜3回に分けて与え、食事の間隔を空けすぎないようにする
  • 香りの立ちやすいフードを選び、食いつきが落ちたらぬるま湯でふやかす・少量トッピングするなど工夫する
  • デリケートなお腹には、消化性と腸内環境への配慮で選ぶ(見分け方は「選び方の基準5」)

⚠️ 低血糖に注意

ヨーキーは体が小さいため、低血糖を起こしやすい犬種です。特に子犬期は要注意。ぐったりする、震える、ふらつくなどの症状が見られたら、すぐに動物病院を受診してください。

3. 関節(膝蓋骨脱臼)

ヨーキーは膝蓋骨脱臼(パテラ)のリスクが高い犬種です[3]。細い脚と小さな関節に負担がかかりやすく、診断データでも関節を気にする飼い主さんは少なくありません。フローリングでの滑りやソファの上り下りも関節への負担になります。

フードと日常でできる対策:

  • 適正体重を保ち、関節への負担を増やさない
  • グルコサミン・コンドロイチンなど、軟骨に関わる成分を含むフードを選ぶ
  • 滑りやすい床にマットを敷くなど、生活環境も整える

4. 歯周病

ヨーキーは口が小さく歯が密集しているため、歯周病になりやすい犬種です[2]。歯垢や歯石が溜まりやすく、放置すると歯が抜けたり、細菌が全身に回ったりするリスクがあります。

フードと日常でできる対策:

  • ウェットフードよりドライフードを主食にし、ある程度噛む粒サイズを選ぶ
  • 早食いを避け、よく噛んで食べられるよう工夫する
  • フードだけで歯垢は防ぎきれないため、毎日の歯みがきを習慣にする

課題が見えたところで、ヨークシャーテリアのフード選びで押さえたい5つの基準を整理しました。

ヨークシャーテリアの1日のご飯の量は?体重別早見表

体重2.5kgのヨークシャーテリアで1日約42〜48g(標準体型・350kcal/100gフードの場合)が目安です。少量頻回のため1日2〜3回に分け、食事の間隔を空けすぎないことが大切です。1食あたりのグラム数は給餌量自動計算ツールでも算出できます。

ヨークシャーテリアは超小型犬のため、給餌量の調整がとても重要です。体重に合わせて適切な給餌量を調整しましょう。

ヨーキー 1日の給餌量目安(350kcal/100gのフードの場合)
体重 成犬(標準) 成犬(活発) シニア犬
2kg 35〜40g 45〜50g 30〜35g
2.5kg 42〜48g 52〜58g 35〜42g
3kg 48〜55g 60〜68g 42〜48g
3.5kg 55〜62g 68〜75g 48〜55g

この表は体重と活動量をもとにした1日量の目安です。フードのカロリー表示(100gあたりのkcal)や、運動量・年齢・体型の個体差に応じて調整してください。

⚠️ ヨーキーの給餌で注意すること

  • 1日2〜3回に分けて給餌:食事の間隔を空けすぎないよう、少量ずつ回数を分ける
  • 朝食は早めに:夜間の絶食時間が長いため、朝食は早めに与える
  • 食べ残しは15分で片付ける:衛生面への配慮として
  • おやつは控えめに:小さな体なので、おやつのカロリーも影響大

愛犬の体重から1日の必要カロリーを正確に知りたい場合は、カロリー自動計算ツールもご活用ください。

BCS(ボディコンディションスコア)で体型チェック

犬のBCS(ボディコンディションスコア)9段階の判定ポイント
BCS 9段階の体型目安。触って肋骨が分かり、上から見てくびれがあるBCS 5前後が理想です。

ヨーキーは長い被毛で体型が分かりにくいため、体重の数値だけでなく実際に触って確かめましょう。肋骨が薄い脂肪の上から触れ、上から見て腰に軽いくびれがあるBCS 5前後が理想です。

フードの切り替え方

新しいフードに切り替える際は、ヨーキーのデリケートな消化器系に配慮して、10〜14日かけてゆっくり移行するのがベターです。

  • 1〜3日目:新フード20% + 旧フード80%
  • 4〜6日目:新フード40% + 旧フード60%
  • 7〜10日目:新フード60% + 旧フード40%
  • 11〜14日目:新フード80% + 旧フード20%
  • 15日目以降:新フード100%

ヨークシャーテリアのドッグフードの選び方|5つの基準

小粒(5〜10mm)・オメガ脂肪酸と脂肪源の書かれ方・やや高めのカロリー密度(おおむね340〜360kcal/100g)・動物性タンパク源を特定できる原材料表示・消化と腸内環境への配慮——この5つの視点でパッケージと原材料欄を見ると、ヨーキーに合うフードを絞り込みやすくなります。

ヨークシャーテリアの特性を踏まえて、体質に合うドッグフードを選ぶ5つのポイントを整理しました。

ポイント1: 小粒サイズを選ぶ

口がとても小さいヨーキーには、5〜10mm程度の小粒が目安です。ただし「超小型犬用」と書かれていても粒の実寸はメーカーごとにばらつくため、いま与えているフードの粒を定規で測っておき、「今より小さいか、平たいか」で比べると表記に振り回されずに済みます。表記の数値が直径だけで厚みを含まない落とし穴は粒を実測して比べる手順で扱っています。半生・ソフトタイプでは直径よりも厚みと硬さが食べやすさを左右します。

一方で、小さければ小さいほど良いわけでもありません。健康課題でふれたとおり歯周病になりやすい犬種なので、ドライフードを主食に、口に入る範囲である程度噛む粒サイズを選ぶのがおすすめです。

ポイント2: オメガ脂肪酸と脂肪源の書かれ方

絹のような被毛を支える栄養として優先して見たいのが、皮膚のバリア機能維持や被毛のツヤに関わるオメガ3・オメガ6脂肪酸です。診断データでも、皮膚・被毛の悩みはヨーキーの飼い主さんの上位に挙がっています。目安の比率は次のとおりです。

💡 オメガ脂肪酸の目安

  • オメガ3(EPA・DHA):皮膚のケア、被毛のツヤに
  • オメガ6(リノール酸など):皮膚のバリア機能維持に
  • 理想的な比率:オメガ6:オメガ3 = 5〜10:1程度

ただし、オメガ3・オメガ6の含有量は成分表示の必須項目ではなく、「オメガ3配合」とだけ書かれて量が分からない製品もあります。原材料欄で脂肪源がサーモンオイル・亜麻仁油のように名称まで特定されているかもあわせて確認してください。「動物性油脂」としか書かれていない表記では、何由来の脂肪かが分かりません。

ポイント3: 少量でもエネルギーを確保できるカロリー密度

診断データで最も多い悩みが食欲不振のヨーキーは、1回に食べられる量が少なく、食べムラも出やすい犬種です。だからこそ、同じ量でどれだけエネルギーを確保できるか——やや高めのカロリー密度(おおむね340〜360kcal/100g)が比較の軸になります。

確認するのは成分表示の「代謝エネルギー」や「100gあたり◯kcal」の欄です。1kgあたりやカップあたりで書かれた製品は単位を100gにそろえてから比べ、カロリーが近い候補どうしは脂質の値も並べて見ると偏りに気づきやすくなります。

ポイント4: 動物性タンパク源を特定できるか

被毛の主成分であるケラチンはタンパク質からできています。タンパク質はパーセント表示だけでは動物由来か植物由来かまで分からないため、原材料欄とセットで見ていきます。原材料は配合量の多い順に並ぶ決まりなので、上位に動物性タンパク質(チキン、ラム、魚など)が名称まで特定できる形で来ているかをまず確認してください。「肉類」のような曖昧な表記や、同じ穀物を複数に分けて書くことで肉が上位に見える「分割表記」の見抜き方は、原材料表示の読み解き方ガイドに整理しています。

ポイント5: 消化と腸内環境への配慮

お腹がデリケートで軟便や食べムラが出やすいヨーキーには、消化吸収の良い原材料を使ったフードを選びましょう。腸内環境に関わる成分もあわせて見たいところですが、パッケージ表面の「腸内環境に配慮」という言葉だけでは、入っているのが乳酸菌などのプロバイオティクス(菌そのもの)なのか、オリゴ糖・イヌリンなどのプレバイオティクス(菌のエサにあたる成分)なのかは分かりません。裏面の原材料欄で「乳酸菌」といった菌の名前と、「オリゴ糖」「イヌリン」といった成分名の両方を探して確かめてください。

5つの基準を踏まえて、ヨークシャーテリアの体質に合うフードを3つに絞りました。

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ヨークシャーテリアの飼い主さんの口コミ

上のおすすめフードは栄養バランスと犬種適性で選んだ「プロ目線の3選」。こちらはヨークシャーテリアの飼い主さん25人が実際に使って評価した「リアルな声」です。どちらも参考に、愛犬に合う1品を見つけてください。

ヨークシャーテリアの25件の口コミ
3.6 / 5.0
★5
4件
★4
11件
★3
7件
★2
3件
★1
0件
食いつき平均 4 / 5.0(20件の回答)

ヨークシャーテリアのドッグフードに関するよくある質問

3選のうち、少食・食べムラのある子にはどれから試す?

1回に食べられる量が少ない子では、同じ量でもエネルギーを確保しやすいカロリー密度から見ていきます。3選のうち金の旨味(357kcal/100g・粒約7mm)とミシュワン 成犬用(352kcal/100g・粒約6mm)が350kcal/100gを超える帯にあり、口が小さくて粒を取りこぼしやすい子には後者の約6mmが扱いやすくなります。このこのごはん(343kcal/100g・脂質8%以上・粒約7〜8mm)は脂質を抑えた設計で、体重が気になる子向けの位置づけです。どれを試す場合も、まずぬるま湯で軽くふやかして香りを立たせ、食べ方の変化を1〜2週間見てから判断してください。

ヨークシャーテリアに与えてはいけない食べ物は?

玉ねぎ・ねぎ類、チョコレート、ぶどう・レーズン、キシリトール入りの食品は中毒を起こすため絶対に与えないでください。また、ヨークシャーテリアは体が小さく、人のおやつや脂っこい食べ物は消化の負担や肥満につながります。おやつは1日の給餌量の10%以内にとどめ、主食の総合栄養食を中心にしましょう。

ヨークシャーテリアの子犬には、どんなフードを選べばいい?

子犬期は成長のために十分な栄養とエネルギーが必要なため、子犬用または全年齢対応の総合栄養食を選びます。ヨークシャーテリアは体が小さく低血糖を起こしやすいため、食事の間隔を空けすぎないよう1日3〜4回に分け、小粒で消化のよいフードを選ぶと安心です。生後12ヶ月ごろまでは月齢に応じて必要量が変わるので、パッケージの表示と体型を見ながら調整しましょう。

早見表とパッケージ表示の量が違うときは、どちらに合わせる?

どちらが正しいかを決める前に、まずカロリーを揃えて比べます。本文の早見表は350kcal/100gのフードを基準にしているため、使用中のフードのkcalが違う場合は「350÷使用フードのkcal/100g」で表の値を補正してください。たとえば343kcal/100gのフードなら、表の値に約1.02を掛けた量が同じカロリーになります。そのうえでメーカー表示と差が残る場合は、少ないほうから始めて2週間ごとに体重とBCSを見ながら調整すると安全です。体重別の目安量は「ヨークシャーテリアの1日のご飯の量」にまとめています。

ヨークシャーテリアのシニア犬のフード選びで気をつけることは?

シニア期(7歳ごろから)は活動量が落ち、太りやすくなる一方で、食が細くなる子もいます。カロリーや量を体型に合わせて調整し、関節や被毛に配慮した成分を含むフードを選ぶとよいでしょう。歯やあごの力が弱くなってきたら、小粒のフードやぬるま湯でふやかす工夫も有効です。

まとめ

ヨークシャーテリアのフード選びは、被毛のケアに関わるオメガ脂肪酸と良質なタンパク質、超小型犬に合った小粒設計、食べやすさへの配慮が特に大切です。

「毛並みがパサついてきた」「食べムラが増えた」——そんなサインに気づいたら、まずは今のフードのタンパク源や粒サイズを見直してみてください。フードに向き合うことは、ヨークシャーテリアの体質を知る一歩になります。気になる状態が続くときは獣医師にも相談しましょう。

小さな体に大きな個性を持つヨーキーとの毎日を、無理のない食事管理で支えてあげてください。

参考文献を表示(全3件)
  1. American Kennel Club. "Yorkshire Terrier Dog Breed Information."
  2. VCA Animal Hospitals. "Dental Disease in Dogs."
  3. アニコム損害保険株式会社「アニコム家庭どうぶつ白書2025」(ヨークシャーテリアの好発疾患の傾向)
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