八ヶ岳・清里の犬連れ旅
八ヶ岳・清里を犬と旅する|リードのままゴンドラに乗れる山と、犬種で断られる村
八ヶ岳南麓は犬と泊まれる宿の密度が全国屈指ですが、行き先の条件は驚くほどばらばらです。富士見パノラマはリードのまま大型犬もゴンドラに乗れる一方、ハイジの村は入園できる犬を23犬種に限定して公表しています。県営のまきば公園はリードで歩け、5000㎡のドッグランはサイズのエリア分けをしない——公式原文を独立照合した宿6軒とスポット8か所で、条件から旅程を組みます。
八ヶ岳は「乗り物の条件」が施設ごとに違います
このエリアで最初に決めるべきは、山に上がるかどうかとどの山に上がるかです。同じ「ゴンドラ・リフト」でも、犬に求めるものがまったく違います。
| 乗り物 | 犬の条件(公式原文) | 料金 |
|---|---|---|
| 富士見パノラマリゾート | 「愛犬とリードを付けたままゴンドラに乗車可能!」「大型犬もケージ不要で乗れるから、ストレスフリー。」 | 片道/往復共 一頭800円 |
| サンメドウズ清里 | 「リフト乗車の際には頭まで入るバッグまたはケージをご利用いただきます。」「ケージの無料レンタルもございます。」 | 1頭500円(ケージに入らない場合は車イス専用リフト1,500円) |
| 富士見高原リゾート | 「天空カートは ペットも一緒にご乗車 いただけます。」(⚠条件の記載なし) | 公式に記載なし |
大型犬をケージに入れずに山へ上げられるのは富士見パノラマだけです。日本の山岳交通では例外的な条件なので、大型犬連れならここを軸に組み立てる価値があります。
サンメドウズ清里はケージを無料で貸してくれるので、小・中型犬なら手ぶらで乗れます。ただし**「ケージに入らないワンちゃんは車イス専用リフト(1,500円)をご利用いただきますが安全優先の為スタッフが判断させていただきます。」**——乗れると確約されていません。
⚠ハイジの村は「入れる犬種」を名指しで決めています
このエリアで最も注意が要る施設です。ハイジの村(山梨県立フラワーセンター)は**「※入園可能な犬は以下の犬種とその雑種とさせていただきます。」**として、小型犬11犬種・中型犬12犬種の計23犬種を公表しています。
リストにない犬種は入園できません。行く前に必ず当サイトの施設ページか公式で全リストを確認してください。
さらに公式ページ内に矛盾があります。入園可能犬種は小型・中型のみなのに、ドッグラン「ヨーゼフの庭」の料金には「大型:1,500円」がある。当サイトでは断定せず、大型犬連れは事前の問い合わせを勧めます。
歩く・走らせる:条件が明快な4か所
| 場所 | 条件 | 料金 |
|---|---|---|
| まきば公園 | 「リードのご使用により、ペットと一緒に園内を散策することができます。」(⚠動物のいる各広場は不可) | 無料 |
| 清泉寮 | 「テラス席では愛犬と一緒に食事ができます。」/散策路・牧草地はリード必須で歩ける | — |
| 八ヶ岳ドッグラン わんこのお庭 | 5000㎡をノーリード。⚠**「※広くお使いいただけるようサイズのエリア分けはしておりません。」** | ビジター1頭目1,300円 |
| 道の駅南きよさと | 「大型犬用、小型犬用で 分かれたドッグラン!」 | 無料・常時解放 |
小型犬連れなら道の駅南きよさと(サイズ別・無料)、思いきり走らせるならわんこのお庭(5000㎡だがサイズ混在)——この使い分けが実務的です。
⚠「可否が書かれていない」施設が多いエリアです
正直にお伝えします。当サイトが公式サイトを確認した範囲で、犬の同伴可否が明記されていなかった施設が複数ありました——萌木の村、八ヶ岳自然文化園の園内(ドッグラン以外)、北杜市オオムラサキセンター、平山郁夫シルクロード美術館、八ヶ岳農業大学校の直売所、アルソア女神の森、道の駅こぶちさわ/スパティオ小淵沢。
当サイトはこれらを「可」とも「不可」とも書きません。 まとめサイトには可否が書かれていることがありますが、一次情報で確認できない以上、当サイトは推測しません。行くなら電話で確かめてください。
泊まる:犬宿の密度は全国屈指
| 宿 | 受け入れ | 軸 |
|---|---|---|
| わんわんパラダイス八ヶ岳 | 犬種・大きさ・頭数すべて制限なし | 1,100坪のドッグラン+450坪の人工芝DOG PARK・預かり(8〜21時・1時間1,100円) |
| リゾナーレ八ヶ岳 | 1室2頭・大きさは問わず | 屋外はリードで自由に散歩可・レストラン2軒に同伴可・⚠混合ワクチンは「接種後3年未満」 |
| ペンション モーニングミスト | 1部屋3頭(貸切なら6頭) | 大型犬でも3,000円・外から直接入れる温水シャワールーム・誕生月は1頭無料 |
| ドッグ イン ペンション バーニーズ | 50kg以上の料金区分あり | 約60㎡の室内ドッグラン(雨天可・滑りにくい床材)・⚠傾斜地で階段が多い |
| 清里ペンション マッキントッシュ | 20kgまで | 「館内はすべてペット可」・食事は必ず犬と食堂へ・ケージ等は貸出 |
| 清里レストラン&コテージ 睦 | 超大型犬の区分あり | 敷地内ドッグラン・⚠条件が狂犬病ワクチンのみ(混合の要求は書かれていない) |
多頭・超大型犬ならわんわんパラダイス/バーニーズ/睦。館内を自由に動きたいならマッキントッシュ。雨でも走らせたいならバーニーズ。費用を抑えるならモーニングミスト(大型犬3,000円)。
⚠ワクチンの要件が宿ごとにまったく違います。 リゾナーレは**「5種類以上の混合ワクチン予防接種の接種後 3 年未満」(=緩い)だがコピーが無いと宿泊不可**、モーニングミストは1年以内(猶予証明書可)、睦は狂犬病のみ、マッキントッシュは公式に記載なし。証明書は狂犬病+混合の両方を持って行くのが確実です。
もしもの時——夜間の受け皿が実質ありません
八ヶ岳・清里エリア内で夜間・救急を公式に掲げる動物病院は確認できませんでした。 甲府市のきらら動物病院 千塚分院が夜間対応を掲げていますが、⚠公式に「きらら動物病院 千塚分院では、小型犬と猫のみの診療を行っています。」と明記されており、中型犬・大型犬は診療対象外です。
エリア内の病院も、みどり湖動物病院は**「※当院は予約診療となりますので、まずはお電話連絡をお願いいたします。」、小淵沢IKIGAIペットセンターは「※診療は予約優先です」——飛び込みが想定されていません。八ヶ岳動物病院は「午後6時以後および日曜は院長一人体制となりますので検査が必要な診察や初診の診察はおことわりしています」**と明記しています。
標高1,000mの高原で、夏でも朝晩は冷えます。持病のある犬・シニア犬と行くなら、この受け皿の薄さを織り込んで日程を組んでください。
受け入れ条件・料金・営業は変わることがあります。ここに書いたことはすべて執筆時点で各施設・各自治体の公式情報から確認し、別の担当が同じページを取り直して逐語照合したものですが、出発前にもう一度、公式サイトで確かめてください。
最終更新: 2026年8月30日